「結婚してください。」


「わ、私、子供は産まないよ…?」


「それでもいい、結婚したいです。」




そんな会話を繰り広げてから、


もうすぐ6年が経つんだなぁ。






今まで、このアメブロで


「子供を産まない理由」について


グダグダと(?)、たくさん書いた。




これらを書いてから少しブランクがあって、


いろんな気持ちの変化を体験したので


素直に書いてみようと思う。






ちょうど1年前。


私は、幼馴染みの子たちと5人で集まった。




そのうち1人は新婚さん、


3人は立派にママをしていた!




子供のころから知っている友達が


もうママだなんて…


感慨深い。




半日、ぺちゃくちゃお喋りして、


思い出話もしたけど、


話のほとんどが、子育ての話だった。




新婚のお友達は、子供がほしいから


すごく興味深く聞いたり、質問してた。


私は子供を産まないので、


ただただ、微笑ましく話を聞いていた。


聞いてて楽しいけど、


あんまり話題に入れない。



「そうなんだ、大変だね…」


くらいしか相槌の打てない自分。


ひたすらニコニコしてる時間。笑




そんな私を気にしてくれて、


「えりちゃんの決断はカッコいいよ!」


「うん、本当にそう思う!」


とたまに話振ってくれるのも申し訳なかった。笑


友達たち、優しすぎる泣き笑い




友達①「私ね、子供を育て始めたとき『あぁ、これでもう、私は私のために生きる人生は終わったんだな』と思ったの。だから、えりちゃんの決断はカッコいいし、少し羨ましいなって思う反面もある。」


友達②「わかるぅぅぅぅぅ!!!!!」





帰りぎわに、


1人の友達が


「ごめん、旦那さんが娘と近くで待っててくれてるんだけど、今から呼んでもいい?💦」


と言ったので、


みんな「大歓迎!!!!!!」


ってことで、


娘ちゃんと初対面した。





その友達と、娘ちゃんが再会したとき


その時の友達の表情が


美し過ぎて、忘れられない。




母の顔。


愛してるの顔。


この世の全ての幸せを詰め込んだような表情だった。




なんだかんだ「大変」でも、


子供の可愛さは全てを吹っ飛ばすほどの


幸せをくれる。




…んだろうな!


って、その表情ひとつ見ただけで


感じとれた。






ちょうどその頃、


私は仕事に悩んでいた。


どっちに行っても八方塞がりで、


もう辞めたいって思ってた。


だからと言って、何もしない訳にいかない。


何もしない自分が許せない。




友達はほとんどママ。


グループLINEでも子育ての話が飛び交う。




そこで思い出す、


友達の、あの表情。




・・・




私にも子供がいたら、


どんな感じなんだろう。





こんな風に思うのは初めてだった。


焦りのようなものだった。




「子供を産まない」と決めたときは


子供がいた場合の人生シュミレーションを


何度も何度もくりかえし考えた。


その上で


「やっぱり私は子供がいない人生を選びたい」


って決断した。


決断したはずなのに。





もう36歳。(現37歳)


同級生からも、


最近子供が産まれたと報告をもらうことが


立て続けにあった。




最後のチャンス、なのでは。





私は夫に


「ちょっと話したいことがあるの」


と、持ちかけた。





・・・つづく!


(思った以上に話が長くなってしまったので、続きはまた明日書きますね物申す)