自己愛とタトゥー。 | ERINA MUKAIJO official blog

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Art & Body & Soul=Lifeな日々を!

ERINAです。

自彫りがFirst tattooだったので、

とりあえず、人から彫られる体験をしたくて、近所のタトゥースタジオにいきました。

素晴らしく嫌な女のセリフを吐くとするなら、

腐っても東京藝大油画科っていかついくらいに絵に関しては、デッサン死ぬほどやらないとならなかった科出身なんで、

絵がうまくて既に有名なタトゥーアーティストじゃなくてまだ始めたてくらいな力量の
最低限のラインを知りたかった。だから絵では選んでない。

あと単純にお客さんの気持ちが知りたかった。

というわけでアーティストも指定せずほとんど飛び込みで行きました。

(1番やっちゃいけないし、失礼なやり方だけど、目的が違うし急いでたから。)



驚いたのは、
予約時間に行くと、準備ばんたん、、ではなくて、私の顔を見て、"あっ"って感じで準備しだした。。

私、今まで何人かエステティシャンの方と仕事したり、話したりしてきた経験があるから、

なんというか、、基準がそこで。

お客さんがきてからセッティングとかあまり経験がなくて。
そもそも、お客さんが入ってきた時点で、満点の笑顔や対応してる姿を見てきたから、
店に入っても、なんかしらっ〜としているとか(これは他のスタジオさんではまた違うけど。)
ありえなかった。

タトゥースタジオ、だからそれでいいのかもしれないけど。。

私は、タトゥーじゃなくてもやっぱり新しい場所行くのは怖いからさ、

ドアを開けたらwelcome!ってされたら嬉しいのよ。


エステとタトゥーじゃ目的が違うから、
そりゃ比べるもんじゃないけど、

絵や技術が1番大切だけど、


私は、身体さわられるから、やっぱり男性だと怖いなって思っちゃうし(これは信頼云々よりは、本能的な反応として。整体や産婦人科は仕方ないけど、やっぱ女性の方が。。ってのは少なからずある。)

彫り師の方から、"お客さんに合わせて絵が彫りづらいってのは本末転倒だから、お客さんの快適さよりは、彫り師主軸で。"って言われてそれはかなり納得した。

でもその前後は人として、接客業としておもてなしがあると思う。


結局カウンセリングとデザイン決定もあまりコミュニケーションはなくて。

システム的にそうなのかもしれないけど。

これはいろんな人やスタジオに行くべきだなって思った。


私は、もう少しカウンセリングやデザイン制作をもっと1人一人にやりたいなと思った。
お任せ!ってパターンに対してもやっぱりデザインはちゃんと見せたい。

デザインをきちんとその場であげる努力や時間がいるかもしれない。

やりやすく、決めやすく、受けやすく、、

難しいけど、考えなきゃ。


あと、タトゥーの心理的影響って絶対あるよ。

私は確実に"自己愛"が強まった。
ファッション感覚でいれても、これはやっぱりお守りやアイデンティティだと思う。


アラスカのドキュメンタリーを見ていたらその家族のパパが、ママに、"洞窟にこの絵があった、不思議と懐かしく感じたから刻んでおきたい。"って言ってなんだか不思議な模様を彫ってもらってた。

動機は結構簡単な、そんな思いつきでいいんだなあと思った😅

でも絶対その人にとっては意味があるし、段々とその意味が自分に大切なものになると思う。


だから私はなんか呪われそうな絵は描かないかな。。
女性の頭に剣が刺さってるとか。。💦

それは身体にはいれないほうが良いだろうって私が判断するのは

個人名(結婚してても)
汚い言葉

が一番。

魔除けに鬼瓦的なイメージなら民族学な感じでわかるから、怖い絵もいいかもだけどあくまで"魔除け"として欲しい。間違っても他人を威嚇するためとかは動機としてなら私はやらないかな。

他人がどう見えるかは置いておいて。
自分の意思としてね。


決して見せびらかすものでなく

パーソナルなものであって欲しい。


私の作ってるE.JXOGAジュエリーにしてもそこは変わらない部分だ。


さあ鍛錬。


ERINA