二週間ぶりの買い物へ、買ったもの買わなかったもの
外出自粛から三週間、外出禁止から二週間たったロサンゼルス。現在我が家では、買い物の回数を通常の週一から週二に減らしています。
先日、二週間ぶりに買い物へ行ってきました。店頭にだいぶ品物が戻っていたので、ほとんどのものは買うことができました。
農家の方、スーパーマーケットの方、流通に関わる方たちへの感謝をひしひしと感じたお買い物。ありがたい。
日本在住の方へ
この記事が、緊急事態宣言が視野に入った今のタイミングになってしまったので、最初にお伝えしたいこと。
この記事は、買い占めを勧める記事ではありません。
日本の状況がアメリカと同じであれば、緊急事態宣言後数日は、店頭から多くの品物が消えます。人々も、パニックな雰囲気を纏っているかもしれません。
けれど流通は止まりません。
生鮮食品の供給も止まりません。
農家の方もかわらず出荷してくださいます。
食品はすぐにお店に戻ってきます!
私は、今皆さんの中にある不安を煽りたくありません。この記事を読んで不安が増すのを感じたら、読むのをやめてください!
自分を大切にしてください。
でもできたら、落ち着いた時にでも、このブログをまた読んでくださったら嬉しいです
どうぞよろしくお願いいたします。
LAの食品在庫の変化
アメリカでは、3/13(金)に非常事態宣言、LAでは外出自粛が出されました。
それを知らずたまたま寄ったいつものお店は、みたこともないぐらい混雑していて、押し殺したパニックが漂っていました。
パニックに影響されたくなかったのと、人混みこそ感染リスクが増すので、いつもする週末の買い物はせず、翌火・水曜日まで待ちました。
この時は品薄で個数制限はあったものの、乾物や缶詰を除いて、食品はきちんとありました。食材は戻ってきます。
時間帯を選んだのもありますが、人混みもすこし落ち着いていました。
翌週に外出禁止令が出たときに、再度品薄になったようですが、外出自粛から3週間。外出禁止から二週間の今。
入店制限はあるものの、大体のものは買えるようになりました。
混雑は感染リスクを高めます。
日本にお住まいのみなさま。
冷蔵庫の中に食材があるのなら、今は慌てず、少し時間を置いてから買い物へ出かけるのも一つの方法です。
加工品(輸入物)の供給は減るかもしれませんが、製造元が営業停止しない限り、生鮮食材は品薄になってもなくなりません。
パニックに巻き込まれないこと。
距離を取るのも大切です。
二週間に一度の買い物方法
二週間に一度の買い物にするための、家ごもり前提のお買い物、基本の買い方はいつもと同じです。
いつも買うもの。欲しいもの。好きなもの。
お値段と品質のバランスで、手が伸びるもの。
新たに加わったのは、
① 二週間持つ野菜と持たない野菜を混ぜて買う
もちが一週間の野菜だけにならないように、気をつけました。
(参考→1度の買い物で2週間すごすためのに。もつ野菜、もたない野菜リスト)
② 食材を買い足さなかったとしても、使いやすい野菜を一つ余分に買う
買い物に行く前の家ごもり二週間、この野菜使えるね!と思った野菜は一つ余計に買いました。
野菜は基本、冷蔵保存
お肉やお魚は冷凍できるのでそのまま冷凍していますが、冷凍できるか、冷蔵でどれぐらい持つのか気になるのが野菜です。
環境の変化、ストレスを浴びている中で、健康でいるためにも、お野菜はしっかり取りたい。
ここで冷凍を活用という手もありますが、野菜を冷凍すると食感が変わるものが多く、ネットで調べて大丈夫とあってもイマイチなことも少なくない。
やり慣れていない私は、一部を除いてしていません。
今回冷凍保存した食材は、パプリカとインゲン(→いつもの料理をちょっと楽にする、2種類のパプリカの冷凍保存)
そんな私が、ひとつ余計に買った野菜はこちら。
ひとつ余計に買った野菜
・キャベツ
・ごぼう
・大根
・たまねぎ
・にんじん
===
・パプリカ(ミニパプリカが安かったのでミニパプリカ。冷凍しています)
・ホクトのエリンギのパック(自分が好きなだけ)
どれも定番だと思います。
が、それぞれ理由があって購入。やっぱり使えます。
そして二週間で使いきれなくても、そのまま持ち越せる野菜が中心です。
キャベツはとりあえず買っとこう!
二週間ぶりの買い出し直前、おぬしやりおるな!と特に再認識したのが、キャベツとごぼうでした。
キャベツは冷蔵保存で日持ちするし、二週間以上冷蔵庫にあっても大丈夫。二週間で使いきれなくてもいいやという気持ちで、今回多めに購入しています。
キャベツの実力に膝を打ったのは、2週間ぶりのお買い物へ行く前日のお弁当を作っている時。
いつもお弁当には、和物のようなサラダのような一品を、1つ入れるようにしています。
その日は食材を前にして、そんなふうに使えると思えたものがありませんでした。
結局キャベツに行きついて、キャベツとにんじんを軽く塩もみして、ナムル風にしました。
→からっからの冷蔵庫!二週間ぶりの買い出し朝の6総菜弁当 & 一週間のお弁当
それから買い物へ行くまで毎食、キャベツを使っていた気がします。ちょっとした付け合わせを作るのに、とて便利だったから。
白米、お味噌汁、主菜、でもいいんですが、そこにちょっと添えれる和え物があったら、食事のバランスがよくなります。
けれどそういう料理に使う野菜(ほうれん草など)は、一週間で食べるのが美味しい野菜が多い。
二週目間際でも、生で食べれて、扱いが優しいキャベツはやっぱり便利でした。
キャベツの使い方
生で和え物や、サラダ
コールスロー、鰹節をふって、雑魚とあえて。ご飯との相性も抜群。生で食べる時は、軽く塩揉みするとしんなりして食べやすくなります。
煮る
ポトフやお味噌汁の具に。コンソメやトマトや肉団子と煮てもおいしい。
炒める
回鍋肉などお肉と一緒に。家ごもりでは麺類やワンプレートご飯に手が伸びがち。だって簡単だから・・・。そんな具にいれると美味しいのはもちろん、栄養バランスも良くなります。
お値段もお手頃なので、ひとつ多く買っておくといい。食材の終わりかけに生でも食べれる野菜があるのはとても便利です。
しっかりかさがあるので、食べた感もあるしね!
日本なら春キャベツの時期ですね。
食べたいなぁ・・・。
ごぼうもひとつ買っておこう!
ほっとする味が、今はしみます。
ゴボウは一気に和風の味になるので、この二週間よく使いました。冷蔵保存で二週間以上もつのも、大事な魅力。
在宅時間が増えて運動量が減ると、お腹の減り具合もそれなりに。特に慣れるまでは「あれ?」と思うこともあります。
私は食べることが好きなので食べるのはやめられないけれど笑、夜ご飯の量で加減しています。
そんな時にいいのが、豚汁。
ほっとできるし、美味しいし。キッチリ食べたい人も、そうでない人も満足できる。最強です。
他のお肉でも、なんならお肉なしでも豚汁は美味しいですが、ゴボウはないとね!
多めに買いたい食品と合わせれば、筑前煮っぽくおかずになる。
やっぱり日本の味に引っ張るゴボウはひとつ多くが正解です。
今回ごぼうを2パック買ってきました!
その他の野菜をひとつ多く買った理由
・大根
日持ちする上に、使い勝手のいい野菜。焼くだけで美味しいので(大根ステーキ)、一品足りない時に便利。生で、焼いて、煮て食べれるところが好きです。
・たまねぎ
和洋中、何かの料理を作る時に材料の一つになることが多いので、臨機応変に対応できるために、かなり笑 多めに購入。
・にんじん
定番料理の材料なのはもちろん、彩りになるところが便利。少しの量で色がはえるところも好き。鮮やかなオレンジ色、今は元気をもらえます。
その他、買っておくといいもの
お米
家にないようであれあれば。一度なくなっても戻ってくるはず。
パンや麺類や小麦粉
あるとメニューの幅が広がるし、ラクしたい時に使える食材なので、購入できたらしたいところ。
今アメリカではパスタは品薄です。
乾物でも、生でも、冷凍でもいい。乾物に拘らず、あるもの購入して楽しむ。
小麦粉はアメリカは品切れのままですが、日本はどうでしょう。あるとお菓子作りもできるからと、しろのお勧めです。
我が家の場合
・中華麺
・ジャスミンライス
・冷凍ワッフル
調味料
いつも使っている調味料や材料で切れそうなものがあれば、買っておく。
我が家はいつも終わってから購入しますが、今回は早めの購入しました。そうすると躊躇なく使えるし、結果、食を楽しめるので。
我が家の場合
・ごま油
・パルメザンチーズ
・マスタード
薬味・ハーブ・食材
しょうが、にんにく、ねぎ、ハーブなどは、あったほうがいい。わざわざ買いに行くことに躊躇する時。とりあえず買っておきましょう。
我が家の場合
・パクチー
・アボカド
・バジル
異国情緒ある調味料や作りたいものの材料
家ごもりの料理、楽しむつもりがないとマンネリ化します!
自分が作るのが楽しくなるように、作りたいものをいくつか考えて、材料を書き出してその材料を買っておく。
グリーンカレーペースト、ナンプラー。きっと残っているはず笑
我が家の場合
・パエリアの材料
・レッドカレーペースト
・春巻きの皮
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ちなみにアメリカでは人気だった冷凍食品ですが、冷凍ものよりも乾物や生物の方が安全だそうです。
冷凍するならパッケージを除菌後冷凍すること。
新型コロナウィルスではありませんが、コロナウィルスは熱に弱く寒さには強いそう。-20度で最長2年ウィルスが生き延びたというデータもあるそうです。
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買い物に行く前にしたいこと
前回の買い物から今回の買い物までの間に、いつもは作らない買い物リストを携帯に書き出していました。
作りたい料理のための材料。
足りないもの。
もうなくなりそうなもの。
あると便利なもの。
先日のブログ記事→「1度の買い物で2週間すごすためのに。もつ野菜、もたない野菜リスト」にいただいたコメントの中に「効率的に」と言葉がありました。
そうだそうだ。今一番大事にしたいのは何よりも効率だ!と、そのリストを整理して、店ごとに精査してから出かけました。
今、買い物は緊張感が伴います。
ここにあるものを忘れなければ、とりあえずOKリストはお守りがわり。あってよかったです。
それぞれ書き方はあると思いますが、私はこんな感じで書き出しました。
・一番上にどこで買ってもいいもの
・どこで買うか決まっているものは、店舗ごとに
チェックボックスにして、買ったものはリストから消えていくようにしたので、買ったものと混じらず○でした。
忘れないで!自分を癒す、あま〜いやつ
そして忘れてはいけません。
自分が好きなお菓子を!
チョコレート大好きな私は、もちろん購入。
買っておこう。
そして家族の好きなものも買っておきましょう。そうしないと・・・我が家みたく、ず〜〜〜っと文句言われます笑
地元や小さいお店をサポートする
ネットのお買い物は本当に便利です。こんな時は活用もしたい。けれどできるなら、ぜひ地元のお店でも、お買い物をしましょう。
アメリカでは、地元のお店や小さなお店を支援するために、あえて地元のお店でお買い物する動きがあります。(Instagramでも、人気ハッシュタグになっています)
我が家も今回の食材の買い出しで、Gardena(ガーデナ)にあるお豆腐屋さんMeiji Tofu (明治豆腐)によって、お豆腐を買ってきました。
できる範囲でできたらいいですね。
アメリカはすでに非常事態宣言から三週間経ったので、一部の商品を除いて状態は落ち着います。アメリカ人の買い物の仕方を思えば、今二週間分の野菜を買っても迷惑にならないと思います。
対して日本はここで緊急事態宣言が出ているので、混乱している。買い方によっては、買い占めと取られることもあるでしょう。
私は、二週間の買い物を、最初はこんなふうに始めました。
前述の通り、私は非常事態宣言から4日後の夜に買い物へ行きました。
最初は、閉店時間が近くなったスーパーマーケットへ。
人気があるものや品切れが続いているものは手に入りませんでしたが、野菜類は残っていました。アメリカも、ニュースで見る他国の状況も同じ状態だったので、日持ちしない野菜は不人気なんだと思います。
そのスーパーマーケットでは、普通の買い物の量(残っていた魚と野菜中心) + 多めに残っている野菜を少し多めに購入しました。
需要がないものを多めに購入してもいいのでは、と思ったので。
そして翌日の朝、前日に買えなかった欲しいもの(お肉や卵など)を中心に、再度買い出しへ。前夜とは違うお店へ出かけました。
人気のものは限定数がでていたので、その分だけ購入。そしてそのお店でいつも買うお野菜などを買いました。
実際は、我が家の人数では制限のあったものは途中で足りなくなり、追加購入する必要がありました。けれどその頃には状態が落ち着いていたので、混雑も軽減されていて、遭遇する不安も軽かったです。
買い占めをしないために、この方法を取りました。正直、これが正解だったかはわかりません。
あくまで、私の場合です。
ご参考までに。
おうち時間、せっかくだから楽しもう!
せっかくの家時間。同じく過ごすなら、楽しみたい。食は家ごもりの大きな彩りになります。
作りたいものや、チャレンジ料理をいくつか用意する。
一つの料理を極めてみる。
やりようで、充実した家ごもりになります。
不便も楽しみながら、家ごもりも楽しんでいきたいと思っています。
まずは健康。そして美味しいものも食べるよ!
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関連記事
→安全第一、今買い物で気をつけるべきこと。家族と自分と他者へのために。
→1度の買い物で2週間すごすためのに。もつ野菜、もたない野菜リスト
→野菜をもたせる買い物後ルーティーン。洗う・保存をひと工夫、見える化。
今買えるもの、買えないもの@LA
LAは外出自粛から三週間、禁止から二週間経ち、品物がかなり寂しかった店頭の状況も当初とは変わっていました。
サニタイザー・マスク
サニタイザー(アルコール除菌ジェル)やマスクは、引き続きありません。こちらは医療現場が優先されると思うので、当分店頭へは出てこないのではと個人的には思っています。
トイレットペーパー・紙製品
サニターザーやマスク以外は、大体の商品が戻ってきたように感じました。
お友達情報ですが、Costoc(コスコ・コストコ)では、タイミングが合えば、トイレットペーパーも買えるようになったとのこと。
最初から店頭に並べる個数を一日ごとにきめていたTarget(ターゲット)では、トイレットペーパーもワイプも商品は選べませんが、朝一でいけば買えます。
ターゲットのサイトで「In Stock at ○○(店舗名)」となっているものは、その店舗に在庫があるので、あらかじめ確認するのもおすすめ。
食材
食材は、一部を除いてだいたい在庫が戻っていました。個数制限もほぼなし。
きっとLA周辺の日系人が多く利用するTokyo Central (トウキョウ セントラル)では、クリスタルガイザーのお水は一人2つですが在庫が戻っていました。お米、お魚、お肉、お豆腐、納豆、卵もありました。
品薄感はありますが、商品を選ばなければ欲しい食材は買えます。
ただ乳製品の棚かな?一箇所だけすっからかんの棚がありました。(トレジョさんでは牛乳もヨーグルトもいつも通りありました。)
買えなかったもの
今回のお買い物で買えなかったものは、こんな感じ。
・パスタ (ほぼない)
・パスタソース(かなり品薄)
・すぐ食べれる缶詰 (食材の缶詰は在庫あったとお友達情報)
・小麦粉 at トレジョ (売り切れなうえ、その場に制限個数も書いてあったので、品薄が続いていそうです)
・黒いこんにゃく at トウキョウセントラル (白はあり)
・量り売りやお惣菜のものは詰められて売っているか、置いてない
こんにゃくは近いうちに戻ってきそうだけれど、どうでしょう。
中国からの輸入品は、中国の工場再開の検査が厳しく輸出が止まっているものがあると、輸入のお仕事に関わっているお友達に聞いたのは少し前のこと。もう解消していればいいけれど、そういう商品は、一時的な品薄はあるかも。
同じようにイタリア・スペインなど欧米からの輸入品も、品薄になるのかな・・・?