ディズニープラスで配信中の<捜査班長 1958>視聴終わりました。
2024年製作ドラマ。こんなに新しいドラマも見られるようになったのですから
配信サービスは有り難いです。
タイトルに有るように、時代設定は1958年~1960年にかけての物語。
階級も署長・班長・平刑事しかない時代。
犯罪捜査の方法も極めてアナログ…。そんな時代の中で起こった当時の韓国の犯罪史に残る
事件を織り込みながら刑事たちの活躍を描くストーリー。
◎あらすじ
1958年を舞台に、ソウルに赴任してきた破天荒な若手刑事パク・ヨンハンが、個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くために奮闘する物語。
↑あらすじはフィルマークス様より引用。
※主なキャスト
イ・ジェフン パク・ヨンハン役 鐘南(チョンナム)署の刑事
イ・ジェフン君が出るドラマは間違いないからね。
演技はワンパターンで<シグナル>の頃から変わって無いんだけれど💦
彼の出ているドラマはやっぱり見たくなる。ヒットメーカーだからストーリーも外さない。
今回も爽やかな刑事役が似合っておりました。
イ・ドンフィ キム・サンスン役 鐘南署の狂犬
少し前に観た映画<エクストリームジョブ>でとてもいい味出してて
今回も凄く強面なのに何処か憎めなくて優しさがかすかに滲み出てる感じがとても良かった。
ファンになりました!
※追記・マブリーと共演した<ブラザー>にも出てた!全然わからなかった。
ブラザーも良い映画でした。
チェ・ウソン チョ・ギョンファン役 鐘南署のヒグマの腕
巨体を活かして、体力勝負の刑事を演じていました。
あまりお見掛けした事無い役者さん。でももう忘れない😊
ユン・ヒョンス ソ・ホジョン役 鐘南署の諸葛亮
親に反対されながらも刑事志望が捨てきれず刑事に。
頭脳を活かして、難事件の分析に当たりました。
ソ・ウンス イ・ヘジュ役 書店の女主人
よく出るよね~~。女優としての色の無さが強み?な感じ。
で、結構相手役が素敵な俳優さんばかり…。ウヌとも共演してるしね!
今回は前のめり気味なジフン君の演技とおっとりしているソ・ウンスの
バランスが良くてちょっと評価しました💦
※その他にもキャストはたくさんいましたが省略です💦
◎いつの世も権力者が名もなき市民達をいたぶり、そこから略奪する構図は変わらず…
権力を持った者勝ち。
傷つけられた市井の人々を救うべく立ち上がった刑事達。
時に足元をすくわれながらも知恵と体力で大きな力に立ち向かい犯罪の無い世界を
目指し、日々活躍する姿に、毎回胸のすく思いでした。
スマホも、分析するPCも、防犯カメラも、DNA鑑定も無い、有るのは強要された自白のみ…
そんな乱暴な捜査方法がまかり通っていた時代。
今のように何もかもあっと言う間に追跡されて、分析されたら隠しおおせない事も、
当時は杜撰な捜査方法で罪なき人が服役するような事も有ったのだろうなと思うと、
複雑な気持ちにもなりました。
第1話は退任した老刑事が、刑事になった孫に餅を届けるため鐘南署を
訪れるシーンから始まります。その老いた刑事こそ現在の姿のパク・ヨンハン。
勢いよく現場に飛び出していく孫役はイ・ジュフン君です。
(イ・ジュフン君は過去のパク・ヨンハンと孫の二役を演じます)
捜査現場に向かった孫を見送った後、鐘南署の廊下に飾られた写真をしみじみ眺める
老刑事。彼が若き頃、仲間達と活躍した輝かしい記念。
ここからドラマはスタートし、数々の難事件を片付けながら、権力者の悪へと
切り込んで行くのは予定調和。
そして最終話…1話に登場した老刑事がまた登場、白い菊の花を持って
訪れた先は…。 ネタバレになりますので書きません。
誰でも皆若い頃が有り、活躍した時代が有り、体が傷つく事も心が傷つく事が有り
様々な事を経験しそれを乗り越え…やがてこの世界からお別れする時が来る…。
みんなみんな頑張った。生きているってほんと大変なんだ。
それでも、老いた自分に<輝いた日があったね、頑張ったね>そう言ってあげたい。
そんなノスタルジーに浸らせてくれるドラマでした。
年を取るとこういうドラマの落ちに弱い…😭😭レビュー書いていても泣けて来ました。
ディズニープラス契約している人は是非!