ディズニープラスで配信中の＜最愛の敵～王たる宿命～＞見終わりました。
レビューの中には高評価も見えましたが、私的には＜王＞の意図がただの怨嗟からの
権力への欲望に思えて、イマイチ。
あらすじ
架空の李氏朝鮮時代。生き残るために愛する女性を排除しなくてはならない王イ・テと、
生き残るために王妃にならなければならないユ・ジョンが、お互いの首に刀を
突きつけながら繰り広げる政治ロマンスドラマ。
↑ウキペディアより引用。
※タイトル画像からして、主役は王と王妃（内君・王妃候補）ではなく
左議政（チャイジョン）役のチャン・ヒョクだね～～
※キャスト
イ・テ役 ：イ・ジュン
絶対君主を夢見、目的のためなら手段を選ばない王。
全体的に王の風格が無くて、心の揺れがすぐ顔に現れた。
仕草も荒く、王に見えなかったな～。
ユ・ジョン役 カン・ハンナ
竹林（チュクリム）県の首長。
KPOPの少女時代の方だったのね…。若干地味目…。
役柄として聡明さを訴えたかったのかもしれないけれど…。
左議政（チャイジョン）パク・ゲウォン役 チャン・ヒョク 宮廷内の絶対的な権力者。
はい。もうね…彼が出てると、どんな役であろうと彼が＜主役＞になります
惹きつける力が半端ない彼の全てに今回も魅了されました
兵曹判書（ピョンジョパンソ）チョ・ウォンピョ役 ホ・ソンテ
＜イカゲーム＞のや～～らしいおじさん役の印象が強すぎて💦現代劇だと
敬遠してしまうのですが、今回は貫禄が有って良かったです。
中々チャン・ヒョクと対峙できる俳優さん少ないと思いますが、健闘してました。
大妃（デビ）。ソンジョンの継室。チェ・ガヨン役 パク・チヨン
美しく愛らしくもありながら、憎悪に燃え権力を振りかざす表情には迫力も有り
どんな衣装も堂々と着こなした大妃（デビ）でした。
＜賢い医師生活＞に出ていた時はそれほど存在感なかったのに
今回はとても素敵
※反正（正しい状態にかえすこと。）によって廃位された先王の恨みを果たすべく
功臣達に牛耳られてしまった王朝を様々な策を弄して自分の手に取り戻そうと画策する王と
竹林（チュクリム）県の首長、ユ・ジョンの恋物語？なのでしょうが…
そこに行くまでの脚本がまとまらない事ったらありゃしない。傍系の人物多過ぎて…。
1話1話はよく出来ているのに、全体の流れを見ると、蛇行が多くて最終話に特段の
カタストロフ無し。
わかりにくいシーンも多く、登場人物達の抱えた背景もあまり深掘りされないまま。
人がむざむざ死んで行くシーンも多く、私的には残念なドラマでした。
ただ、衣装が今までの史劇の衣装を一新って感じで、殿下や臣下の衣装も
キルティングのような少し厚手の光沢のある衣装だったし（防寒対策も兼ねてかな？）
大妃の衣装もとても華やかで、朝廷シーンは見応えがあり、そこは満足。
こう言う愉しみは史劇ならではでした。
◎余談・・大妃はしょっちゅうお着換えしていましたが全然嫌味にならず…
＜ホテル・デルーナ＞で頻繁にお着換えしていたIUちゃんがとっても鬱陶しかったことを
思い出し、この差は何だろうな～なんって思いました💦
主役はチャン・ヒョクかなってぐらいカッコ良かったです
イケメンでもない（ファンの方ごめんなさい）高身長でもなく、声はガラガラ💦
なのに全身から放つオーラが眩い。
馬に乗るシーンなんって躍動感あふれていて溜息出ますよ。
チャン・ヒョクの出るシーンが終わった段階でドラマは終わったようなもので💦
後は彼と二人で最終話を待ちわびました💦
ここでチャ・ンヒョクの魅力にまた目覚めて、午後からの一人韓流タイムで
チャン・ヒョクのドラマ視聴中。レビューをお楽しみに