ネットフリックスで配信中の＜椿の花咲く頃＞見終わりました。
韓国ドラマの最大賞＜ペクサン・アワード＞で「愛の不時着」や「梨泰院ウラス」に
圧勝した作品。本当にその通り。脚本、役者、比較にならない。名作です！
あらすじ
田舎町オンサンに、「カメリア」という居酒屋を始めたトンべク(コン・ヒョジン)は、
まだ小さな赤ちゃんを抱えたシングルマザー。
一方、幼い頃から正義感が強く、今まで数々の事件を解決し、特別枠としてソウルで
警察官となったオンサン出身のファン・ヨンシク(カン・ハヌル)。
６年後、テレビカメラの前で犯人に暴力をふるってしまい、結局オンサンの交番に
左遷されてしまったヨンシクは、小学生となったピルグ(キム・ガンフン)を育てながら
「カメリア」を切り盛りしているトンべクに偶然出会い、一目ぼれから猛アタックを始める。
しかしある日オンサンに、トンべクの元恋人でピルグの父親であるカン・ジョンリョル(キム・ジソク
)が訪れ…。
↑コネストより引用
キャスト
ドンベク （コン・ヒョジン）
安定のコン・ヒョジン。大好きです。
辛い思いをいっぱい抱えて生きて来たドンベクの固い心が少しずつ、愛情によって
ほぐされて行く過程を、時に柔らかく、時に強く演じ、恋心と母親としての心の間で
揺れる女性を愛らしく演じていました💛
ヨンシク（カン・ハヌル）
訛りの強い、正義感溢れすぎた警察官を熱演。除隊後初のドラマで
素晴らしい仕事してくれたな～と思いました。
最初はストレートにドンベクに向かう姿が暑苦しく感じたけれど、
じわじわとその全力ぶりに胸を打たれ、こんなに愛されたら一生幸せだろうな～と思うまでに💛
しかしカン・ハヌル君と言えば私の中では＜ミセン＞のチャン・ベッキ君なのです。
この堅物な姿とは真逆な今回の演技！！楽しみな俳優さん。今後注目して行こう！
ピルグ（キム・ガンフン ）
可愛かった～～。でもってすごく上手で、7歳～8歳ぐらいの少年の幼いながらも
父親のいない環境で育った複雑さもよくにじませて、彼の演技に何度も泣いた！！
カン・ジョンニョル（キム・ジソク）
ドンベクの元恋人、野球選手 チュノの時は情けない女好きのイメージでしたが
今回はとても重要な役回り。凄く良い感じでエンディングに向かいました。
ホン・チャヨン（ヨム・ヘラン）ギュテの元妻、離婚専門弁護士
トッケビの時のあの血も涙もない叔母。サンガプ屋台の時の閻魔大王と来て
今回は弁護士！立て続けに彼女の演技を見て、唸りました。ここの所よく見ているせいか
凄く好きになってる！！
駄目夫を責めるクールで知的な弁護士役。でも、最後は純情乙女！！？？
見ようによっては綺麗に見えてくる不思議(￣∇￣*)ゞ 何処に居ても目が離せなくなりそう。
（トッケビのウンタクのおばさん役の時）
クァク・ドクスン（コ・ドゥシム ）ヨンシクの母
大ベテランさんです。
韓流ドラマ見たことある方なら、どなたでも見覚えがあるお顔だと思うはず。
今回も良い役だった。複雑な母親の胸中を演じさせたら、最高ですね。
例によってキャストは自分の好みで選んでおりますので主役級の方達が欠けておりますが
悪しからず。
後、忘れてはならないのがオンサンのアジュマ（おばさん）軍団。こう言うの大好き。
後半、素晴らしい連係プレーで涙を誘います。最終話ではもう泣きじゃくりました！
（どこか＜愛の不時着＞の北朝鮮のアジュマ達を思い起こさせる）
※小さな田舎の街で起こった連続殺人事件。それを軸にして、恋物語、家族の絆、悲しい生い立ち
などが丁寧に織り込まれ綴られていき最後に奇跡を起こす物語。
最初はヨンシクのドンベクへの思いがうっとおしかったけれど、それがどんどん
惹きつけられ、応援したくなり、最近では見ないほどピュアなラブストーリーとして完成。
ゆったりとしたドラマの展開。ひきつけるための大掛かりな仕掛けも特になく、
淡々と進んでいく物語が次第に厚みを帯びて、重層的な音楽のように迫って来る。
こう言うドラマを見る醍醐味が韓国のエンターテイメントの中にある。
これだから韓流ドラマウオッチはやめられない。見終わって寂しい。
時を置いてまた見る価値があるドラマ。
★受賞歴
2019年
KBS演技大賞（2019年12月31日）[2]
大賞 - コン・ヒョジン
最優秀賞 - カン・ハヌル
ベストカップル賞 - コン・ヒョジン＆カン・ハヌル
ベストカップル賞 - オ・ジョンセ＆ヨム・ヘラン
ネットユーザー賞 - カン・ハヌル
優秀賞 中編ドラマ部門 - キム・ジソク
優秀賞 中編ドラマ部門 - イ・ジョンウン
助演賞 中編ドラマ部門 - オ・ジョンセ
助演賞 中編ドラマ部門 - ヨム・ヘラン
新人賞 - ソン・ダムビ
青少年演技賞 - キム・ガンフン
脚本家賞 - イム・サンチュン
2020年
第32回韓国PD大賞（2020年4月）[3]
テレビドラマ部門 作品賞
第56回百想芸術大賞（2020年6月5日）[4]
ドラマ部門大賞
テレビ部門 男子最優秀演技賞 - カン・ハヌル
テレビ部門 男子助演男優賞 - オ・ジョンセ
テレビ部門 脚本賞 - イム・サンチュン
第47回韓国放送大賞（2020年9月10日）[5][6]
作品賞 ドラマ部門
演技者賞 - カン・ハヌル
作家賞 - イム・サンチュン
第15回ソウルドラマアワード（2020年9月15日）[7]
韓流ドラマ最優秀作品賞
韓流ドラマ男性俳優賞 - カン・ハヌル
女性演技者賞 - コン・ヒョジン
脚本賞 - イム・サンチュン
韓流ドラマ主題歌賞 - Punch
OST
↑Wikiより引用