送別品を見に行くことが多いけど、一番よく行く雑貨屋兼ギャラリーカフェDia.lo.que
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240211/18/eriko-spis-mix/65/b2/j/o0906108015400204745.jpg?caw=800)
【会期延長されました】
同じお店のことはブログに書かないけど、ここだけは別。
たまに面白いイベントやってるから何度もブログに登場してます。
2/3~始まった展示会
【Cerita Kaca】
(太字はキャプションを要約したもの)
ちょっと前、とあるバティックや骨董などの収集家のお宅(博物館よりすごい)で、所蔵品を見せてもらう会があり、そこで見たガラス絵。
それで興味をもった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240206/08/eriko-spis-mix/81/09/j/o1080081015398104243.jpg?caw=800)
ガラス絵は 14 世紀にヨーロッパで初めて登場し、17 ~ 18 世紀頃に中国、インド、中東に広がりました。
1800年代、ヨーロッパの君主が中国清朝の乾隆帝に鏡画(ガラス絵)を贈りました。
これらのガラス絵は皇帝に献上される前に、広東の職人によって鳥、花、木、岩などの典型的な装飾モチーフを加えて再度仕上げ(絵付け)され、この贈り物に感銘を受けた乾隆帝は皇帝の絵師に同じような物を注文し中国でも作られるようになりました。
インドネシアへは19世紀に東南アジアから貿易ルートを通じて広がります。
VOCはバタビアの中国人に中国本土の人々と貿易する許可を与え、その取り扱いの品物の一つがガラス絵でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240206/09/eriko-spis-mix/94/5d/j/o1080078115398111558.jpg?caw=800)
この展覧会はいくつかテーマがあって、1 つ目は叙事詩『ラーマーヤナ』と『マハーバラタ』の人形がテーマです。ワヤンに出てくるやつ
2 つ目は、中東からのイスラム文化の影響とインドネシアの文化とのつながりを示す宗教的なテーマです。
忘れちゃった
ガラス絵はインドネシアではイスラム教の表現の手段でもありました。
アラビア半島やペルシャからの貿易商が、ジャワ島の北部沿岸都市を通じて中東かモスクの描写やイスラム文明がテーマのガラス絵を販売しました。
当初、モスクや自宅の装飾品として、中東やインドネシアのモスクやアラビア文字を描いたガラス絵を注文していましたが、そのうちインドネシアでも描くようになりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240206/09/eriko-spis-mix/c3/56/j/o1080098415398119987.jpg?caw=800)
こちらは、民俗芸術としてのガラス絵に焦点を当てた民間伝承がテーマで、民間伝承は世代から世代へ口頭で伝わるため、物語的な要素を追加して、教育ツールや人々が災害や社会を生き抜く方法、権力に対する社会の社会批判など、
その時代の風刺画みたいな要素も入ってるのかな?
物語の多くはパンジ物語(クディリ王国)とジェンガラ王国を由来にしています。
パンジの物語はマジャパヒト王国時代まで人気があり、その後王国の領土の拡大とともに物語も広がりました。
ここのが面白そうな内容っぽく見えるけど...
ちょっと現代アート風でよくわかんないけど....
カフェの個室潰してまでの展示で、今回の展覧会は力入ってる感じだし、内容もおもしろかった。
ちょうど最近骨董通りを攻めてて、ガラス絵もチェックしていたとこだったし
これは期間限定の展覧会なので、会期中しか買えないと思うけど、大体のお値段は把握した。
これをもとに、また骨董通り攻めるときに交渉の参考にする。