ラマダンの日程は本当にこうやって決めてるのかー。 スマラン(7) | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

年末年始四日間、いや五日間外出しなかったのに、「今日から学校ーー!」って思ったら、昨夜から子供の調子が悪くなり出した...ガーンショボーンガーンショボーン
そんなもんです......

スマランネタ続きます。
まだあるの?
あまりに見所多いので....

スマラン興味ない方のために、間にちょいちょいジャカルタも挟みながら

スマランの有名な観光スポットに
MAJTと呼ばれるモスク
Masjid Agung Jawa Tenggahがあります

中部ジャワ最大のモスクです
上手にとれなかったけど、水に写ってるみたいに見える入り口のタイル。
紫のラインと文字で、全景は"紫のモスク"のように見えます。

中に入ったら男性はサロン貸してくれますが、イスティクラルのように観光客向けのロッカーとかないので、やっぱり物見遊山と言うよりはもう少し厳かな感じ。

となりに展望台があって、ぐるっとスマラン市内を一望できます。
下の階はイスラム教とこのモスクについての博物館になっているのですが...

🌑   🌓   🌗   🌖   🌕    🌒
断食明け大祭のレバランとか、その前の一ヶ月のラマダンに入る日程が毎年11日ずつずれますよね?

だいたいこの日ってのは前もって政府の発表でわかってるのに、インドネシアはイスラム団体によっては間際まで正式には断食の始まりは決まらない。
っていうか、断食始まりが人によって違う

月の満ち欠けなんて計算上わかるのに何で?
と思ってました。

博物館にある説明だと、満ち欠けじゃなく見え方が重要のよう。
これ天体望遠鏡で月を観測してる写真なんですが、この望遠鏡が上の展望台のエレベーター前にVIP roomのような部屋があり、椅子も並べられていて
「なんの部屋だろう?」と思ったけど、
ちょうど望遠鏡で景色を見た後だったので、写真も撮らずスルーしてしまった。

中部ジャワ最大のモスクということもあって、ここで観測して発表された断食入りの日をここらの人始まりの日にしてるんだろう。

っていうか、ほんまに観測してたんや!びっくりびっくりびっくり
おぉう、さっきの天体望遠鏡の場所写真撮影しとけばよかったーショボーン

Semarang walking tour でもMAJT のコースがあります。
モスク内の案内してほしいときなどは、ツアーガイドと一緒だと入りやすいと思います
              🌖  🌕  🌗  🌓

Masjid Agung Jawa Tenggah (MAJT)
Jl. Gajah Raya, Sambirejo, Kec. Gayamsari, Kota Semarang, Jawa Tengah 
☆金曜日のお昼は展望台も入れないことがあります


もし時間あったらちょっとのぞいていただきたいのが、
Ronggowarsito Museum
州立博物館ですが、正直、ちょっと基礎知識ないとおもしろくない。
それは間違いない。

ただ、ジャカルタの国立博物館よりも、キャプションがちゃんとついてたり、意外と広かったり、わりとおもしろい展示もあります。
ステゴドンの牙と体の化石がとなりに展示されてますが、その復元模型。

ここまでは、インドネシアの土地と島々の成り立ちや初期の人類の説明コーナー
この船。
空港にも同じ船のオブジェがありましたが、スマランでは有名なもので、
13~16世紀に活躍した古代船の復元なのですが、文字による記述が少ないインドネシアの歴史。

この船のもとはボロブドゥールの壁画にも掘られている。
ということは、大航海時代が始まる前のインドネシアでここまでの船の技術があったってこと!

復元のもとになったボロブドゥールのレリーフも展示されてて、形が同じということがわかります。

これジャカルタ国立博物館にあるラーマヤーナ四花型鉢のレプリカ。

かなりてきとうに置かれてるし、ちゃんと(レプリカ)って書いてあるんですが、いつも見てるものなので、ちょっと親近感も沸いてチューチューチューチュー

1945年10/20~12/15のAmbarawaの闘いのジオラマ

鉄道博物館Ambrawaでちょっと触れましたが独立戦争時の戦場になった場所です。
もちろん日本占領時の五日間戦争のジオラマもありました。

スマラン周辺の民族衣装、これはKedus人の結婚式の衣装。
タバコ農家が多いkedus人のバティックは植物の柄で、一般庶民の柄。
ヘッドカバーは昔のKedus人のものとあります。

他にも地域の伝統芸能のコーナーや、スマラン沖の沈没船から引き揚げた、昔の中国との貿易の品物などなど、かなり広い建物にちゃんとカテゴリーごとに陳列されてます。

バハサだけの説明もあるからGoogle翻訳いりますが、インドネシアのことを予備知識としてちょこっと知ってると、かなり興味深いものが多いです。

Ronggowarsito Museum
Jl. Abdul Rahman Saleh No.1, Kalibanteng Kidul, Semarang Barat, Kalibanteng Kidul, Kec. Semarang Bar., Kota Semarang, Jawa Tengah 
空港から15分なので、帰りに寄るのか便利です。


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