スナヤンの都会の森、環境林業博物館 | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

前々から行ってみようと思ってた林業博物館
環境林業省の中であったローカルバザー。
バザー自体はそんなに期待してないけど、この省庁の中に入れるチャンス、そしてついでに林業博物館にも行ってみるチャンス?きっかけ?
バザーの規模は大きかったけども、完全に度ローカルすぎた。
唯一、たまに見かけるバンドンのクリエイターがでてた。
ここくらいかな、足を止めて見たところは...

環境林業省の建物は細長く、くっつけてくっつけて作ったみたいで、敷地の奥に進んではいったのに出てきたら、駐車場入り口の方だった
建物の中心にある、木のモニュメント

同じ敷地内の環境林業省のとなりに
林業博物館
Museum kementerian lingkungan hidup dan kehutanan
この建物の造りは、タマンミニのプサカ博物館と全く同じ造り

昔は新設の博物館はこの造りが定番だったのかしら?

これは1847年にバリのtangnan村で制定されたもので、村人が守らなければならないことや、違反した場合に村人が従わなければならない罰などがバリ語で書かれています。
インドネシアでは文字による書物で記された古いものがあまり残っていないのですが、それはこのようにロンタール椰子の葉に書かれていたからです。

これは40枚の葉に書かれた 61章で、そのうち5つには自然と環境を守ることについて書かれているそうで、ジャックフルーツの木でできたバリ彫刻の箱に入っています

それでこの博物館にあるんですねー
昔つかわれてたAll 木製のバドミントンのラケット。四角い枠のもありました。

切り出した木材を運ぶ牛車。
ワヤンの飾りがついてるところがお茶目

他にもいろいろありますが、説明がたくさん書かれてるのは国立博物館よりすごい。

ただし、サクサク読めるわけではないので、Google翻訳使いながらです。

インドネシアに生えてる樹木の木の種いろいろのコーナーでは、一つ一つQRコードがついていて、説明文がスマホで読めます。
QRコードを読まなければ全くわからないコーナーでもある...ガーン

木の根や、果実や種、皮から何がとれるかの展示とか
この太い木の年輪から300年の間に起こったインドネシアのいろいろな歴史の説明

結構地味だけどおもしろい

二階には図書館があります。
ここはエアコンがすごい効いてる。
環境や農業、林業に関する本や雑誌、インドネシアの環境レポートなど
専門すぎておもしろそうでもないんだけど、長机一台に一冊くらいの大きさの地図。インドネシアの地図ですが、かなり細かい地域の詳細な地図で、この辺は興味深い

ここまでの地図は本屋さんには売ってないし、借りることもないだろうから...
各都市の風土記。これはおもしろそうでした。
もちろんさらさらーとは読めないけど、ジャカルタのは地域の特性からジャカルタの港からの輸出入されるものの量とか、借りてかえって全コピーしたい。
いつか読める日が来たときのために

こちらはインドネシアの松の森に生息する動物。
この他にも山里だったらへびとか、マングローブ樹林なら亀とわにとか、森にすむ動物にも特徴があるという展示

ほとんどの動物の口が""カッーっ"と開いていて、迫力ありました

インドネシアの絶滅しそうな動物の展示。

林業とか環境の博物館なんて、なんとなく楽しくなさそう...な気がしますが、意外とちゃんと展示されてて面白かった。

子供に分かりやすいと思います。
スマトラサイの化石なんかもあったりするので

ちなみにこの施設内は森になってるのですが、以前行ったArborea Caféも同じ敷地内にあります


Museum Kehutanan Manggala Wanabakti
RT.1/RW.3, Gelora, Tanahabang, Central Jakarta City

月曜日は"館"のつく施設はお休み

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でもいつか情報を探す人もいるだろうと、まだ続く