sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

この前日本からの友人を観光に

ファタヒラ広場の歴史博物館に案内した時に、改装後初で

『こんなに見るものがなくなってるとは.. .ガーン

下見しとくべきだったと反省


これはアップデートしておかねば!!

同じ時期に改装している絵画陶磁器博物館へ

過去に2回くらい来たことがあるけど、『観るものないし、わからないな』と思ってブログにも書いてなかった
前はファタヒラ広場の方に鉄柵があって、ここだけ隔離された感じでしたが、今は鉄柵がなくなってファタヒラ広場を取り囲む建物の一つって感じになってます。

博物館の横の通りも、今は車が入ってこれないようになり広い歩道になりました。
赤い点線のところまでが歩道でその向こうは大渋滞の道だった。

物売りと馬車とまわりは大渋滞で、排気ガスが充満するスポットだったけど、今はキレイ。


なんせ『書くことない』と感じるくらい前は絵画と陶磁器が点在してるって感じだったように思う。

見ても何かわからないってのもあった。

1870年1月にできた建物で、オランダ東インド政府の司法評議会の事務所でした。

1967〜1973年には西ジャカルタ市長室として使われていましたが、アダム•マリクの発案で[ジャカルタ美術館]を作ることにし、

1976年にスハルト大統領によって落成式がありました。


Raden Salehの『Cianjurの摂政』
この絵画は、1976 年 8 月 20 日にスハルト大統領によって発足したジャカルタ美術館展示会の初期コレクションの一つ

以前いったときは、螺旋階段の上には上がれなかったように思う。

絵画の方の二階の展示室にはRaden Salehの紹介の展示になってます。
調べた人の絵画しかわからないけど、この美術館にはAfandiの絵のコレクションもあります。
Afandi 『パイプを持つ自画像』 1907 年チレボン生まれのインドネシアで有名な画家の一人。

ここに何枚かあるAfandiのコレクションを寄贈したのも、美術館のキュレーションをしたのも☝のえみこさんのお父さんだったということがわかり、Afandi見に行かなきゃなーと思ってた。

そもそも美術館発足させたアダム•マリクとえみこさんのお父さんが友達...びっくりびっくり


ちょうどこの絵を見てるとき、女子学生が指で油絵の具のかたまってるとこをポリポリ触ってたびっくりおーっ!おーっ!
『触ったらだめって書いてあるよ』

と思わず注意してしまったけど...


レプリカなのもあると思いますが、一応🚫禁止のマークがついてる。

Afandi[バリダンスの仮面をかぶった自画像] 

アファンディは特にバリ島の仮面を使って自画像を描くことが多く、その中でも面白いキャラクターのBondresを使った物が多い。 

あとは日本占領時代と独立後とか時代にわけたテーマの展示になってます。
ここらへんは以前と同じ
エアコンが効いてないから暑い中早足でみる。

ガラス絵はインドネシア美術として古くからあり、歴史的には16世紀から発展し、ヨーロッパではクリスマスプレゼントに人気の民俗絵画と考えられています。 
1910 年から 1960 年代にかけて急速な発展を遂げました。 
インドネシアの伝統的なガラス絵には、ワヤンの物語、モスク、教会、書道、伝説などのモチーフが含まれており、ジャワ文化の影響をうけています。

美術館が所蔵するチルボン様式のガラス絵のコレクションで、その中にはアラビア書道やワヤンの物語をテーマにした中部ジャワのものもあります。



陶磁器はその頃あんまりわかってなかったから記憶にないけど、地域ごとに分かれていて、説明も細かいし、今見るとかなりちゃんとしてる

最近探してる日本で作られて、バタビアに運ばれたKendi
日本で輸出向けに作られたので、日本にはほとんど残っていない
東インド会社を介して日本とインドネシア、東南アジアを結ぶ証のようなものだと思うので探してるんです。

江戸時代の有田焼
 VOCが中国の代わりに日本に注文して作らせたもの
オレンジやざくろ、十字架などヨーロッパ風のモチーフ

東インド会社が日本からヨーロッパへ輸出してた伊万里焼

今、国立博物館あいてないから勉強になる。

改装後の目玉は
陶芸体験スペース
売店の中に体験の受付カウンターがあり、
一人Rp50000で結構土の量がもらえる
月曜日は休館日なので、
火〜日の
9時〜15時で予約なし
(予約は団体だけ)
20〜30人作業できる広いスペースで、手捻りとろくろでできます。
結構大きな作品作ることができる土の量

一応屋根はありますが、屋外なんで暑いのは覚悟して、
エプロンはありますがボトムは汚れてもいいような服をオススメします

個人的に....
今、ファタヒラ広場の博物館3つの中では1番見応えあると思う。

絵画・陶磁器博物館 
Museum Seni Rupa dan Keramik 
Jl. Pos Kota No.2 9, RT.9/RW.7, Pinangsia, Kec. Taman Sari, Kota Jakarta Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 
州立博物館は月曜日と祝日が休館日です

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