映画とネコと、私の好きなもの。 -388ページ目

思い出の映画(1) 日本映画のこととか。。。

私の記憶の中にある最初の映画というのは、多分、「楊貴妃」だろうか。これは大映作品で、京マチ子が主演だったはず。母と叔母もそこにいたような気がするけど、何せ1955年の作品なのだから、ぼんやりと夢の中のようにしか覚えていない。

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それと、これはアメリカ映画のはずだが、女の人が寝そべってストッキングを履いている、その足を高く掲げているシーンだけが思い出の中にある映画。それっぽいタイトルで「絹の靴下」(1957)というフレッド・アステア主演のミュージカルがあるのだが、それなのかしら。

こういうぼ~っとした思い出とは違い、はっきりと覚えているのは、「日本誕生」(1959年10月公開)。監督は稲垣浩。三船敏郎が日本武尊を演じ、天照大神を原節子が演じた。当時の役者たちがキラ星のごとく出演している。しかし、当時9つの少女だった私にとっては、三船敏郎と、天岩戸を開ける役を演じた初代・朝潮ぐらいしか知らなかった。
これを見たのは、確か、渋谷東映だったと記憶しているが、今ネットで調べたら、これは東宝映画だったのね。では、映画館は私の記憶違いか?

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当時、映画好きだった母と一緒に、渋谷や新宿の映画館によく通った。アメリカ映画だけでなく、日本映画もよく行ったなあ。美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人娘が主演している「ジャンケン娘(1955)」とか「ロマンス娘」(1956)とか、

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大川橋蔵の時代劇と「月光仮面」(1958~)シリーズの2本立てとか、あとは、森繁久彌の社長シリーズみたいのとか、植木等の「スーダラ節」(1962)とか、ちゃんと映画館に行ったもんねえ。
あの、映画館独特の空気がその頃から大好きで、私を捉えて離さなくなっていた。。。



花のれん

山崎豊子の「花のれん」、読み終わった。

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「華麗なる一族」「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「二つの祖国」「大地の子」「不毛地帯」。。。今まで彼女の作品から感じてきたのは、圧倒的なスケール感と大胆なまでの筆力と構成力。Ⅰ度読み始めたら、なかなか止められない。まさに日本を代表する最高のストーリーテラーだと、私は思っている。

その彼女の初期の作品のひとつ、「花のれん」、これがまた素晴らしかった。
全然、予備知識なく、これで直木賞を受賞したぐらいしか知らなかったのだが、読み始めて間もなく、どことなく懐かしい雰囲気、どこかで見た気がするといったデジャブ感が襲ってきた。
ヒロイン、多加と番頭のガマ口、この名前と彼らの大阪弁のやりとり、、、そうか、ネットで調べて合点がいった。

これは、その昔、私が毎週楽しみにしていたNHKの「横堀川」(1966~1967)の原作だったんだわ!

「横堀川」は、この「花のれん」と山崎氏の処女作「暖簾」と、もう1作「ぼんち」を合わせて作ったドラマだったのか、と今さら発見。と、知ったら、もう、多加は南田洋子、ガマ口は藤岡琢也しかなく、私の頭の中では、彼らが自然に動き出して、しゃべっている。

この作品は、吉本興行を起こした吉本せいという人がモデルになっている。

ダメ亭主を支えながら、借金地獄から逃れるために寄席の経営に乗り出した女性の細腕サクセスストーリー。商売の場での大阪弁のやわらかい口調が何とも気持ちよい。
それは江戸弁の粋でさっぱりとした気持ちよさとは全く違うけど、キツいこと言っても、それと聞こえない大阪弁独特の妙味と心地よさを、作者は最大限に表現している。
皆さんも、ぜひ1度読んでみなはれ。

この後は是非とも「暖簾」を買って、読むとしようか。


ちょいとダウン。。。

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ウチのママ、今日は体調が悪くって、ボクと一緒にベッドで寝てますニャア。

思えば、今年の猛暑、ボクはずっと家で寝っぱなしだったのに、ママは1度も身体を休めてない。
会社を休んだ日というのは、全部、孫の世話!

よく体が持ったもんよニャア。

今日はボクが看病してますニャア。。。

蛇口から直接。。。

ウチのくっちゃんは、よくキッチンの蛇口から直接、お水を飲む。
私が台所仕事で水道の水を出していると、すぐに上まで上ってきて、「ボクもちょうだい」のおねだり!

で、しばらく、好きに飲ませて、その後は、私が蛇口に手の平をくっつけて、指伝いに流れる水を飲んでいる。これが何ともカワイイ!

決定的瞬間がなかなか撮れない。ネコ写真は難しいっす。。。。

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またまた始まっちゃった。。。

ようやく少し涼しくなってきて、読書に、DVD鑑賞に、あとはず~っとさぼっている英語のお勉強に、なんて考えていた矢先、「アメリカンアイドル」昨シーズンの再々放送が始まってしまった。。。。
これは、アダム・ランバートと、我が最愛のクリス・アレン、他にもと~てもレベル高かったシーズンで、アダムの来日にあわせて、オンエアが決まったみたい。

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ウィークデイ毎日!6時から8時まで。

で、このアメアイクレイジーおばちゃんは、昨シーズンを何度も見てるっていうのに、こうして再々放送が始まってしまうと、憑かれたようにまたビデオ録画しちゃってる。。。で、仕事から帰ってくると、見ずにおれないので、他のこと、な~んにもできませなんだ!

かなりの「アメアイ馬鹿」だということが、いやでも判明の今日この頃。。。。