テーさんのスミレカフェー -38ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

本日19時から行われた説明会。


IWJの中継を視聴しました。


http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1

テーさんのスミレカフェー


以下、橋本市長の基本スタンス


●内部被曝のリスクは取るに足らない

●なぜなら国の基準で問題無いから

●よって健康被害は生じない。よって決定責任も生じない。発ガン等あってもそれは放射線が原因ではない。

●我々は普段から放射線を浴びて生活している。


この前提の上で橋本さんは、受け入れ反対の意見を「科学的根拠が無い」と言います。


最後の方ではもう感情論だけ。

「イヤだと言うのは一番簡単。楽ですよ。でもそれで日本全体として良いんですか?」


ちなみにこの発言の続き

「受け入れを決定すれば色んな責任も生じます」


だけど敢えて困難な道を自分は選ぶんだ、と言いたいのだと思いますが。


でも、その前にハッキリと「責任は取らない(正確には「責任自体生じない」)」と言ってますしね。


僕は必ずしも橋本市長を全否定する訳ではありませんけど、被曝リスクについては全然ダメだと思ってます。

今回の説明会を見ても、やっぱり同じでした。


判らない。


何故、事故前から普通に存在した自然放射線と、プラス上乗せされた今回の放射性物質を混同出来るのか。


何故、あれだけ批判精神に溢れた橋本さんが、ICRPのリスク評価に対しては全く無批判を貫けるのか。


これを理解しようとすると、かなり大阪市民はガッカリする事になりやしませんかね。



ところで、今日はお昼の13時からの大阪市議会でもガレキ問題が議題に上がってまして。

時間の都合で全部は視聴出来ませんでしたが、そこでもひどいものでした。


唯一、公明党の議員が広域処理に疑問を投げかけ食い下がってましたが、基本追認ムード。


名前は聞き取れませんでしたが、ある議員は「反対する扇動家には何を言っても仕方が無い」

「市長には石原都知事のようにガツンと言う姿勢を期待したい」等と発言してました。


またこの議員は「原発が事故を起こすリスクより、節電のリスクの方が大きい」とも。


信じられないかも知れませんけど、この人一応脱原発の立場から発言してたんですよ。

やっぱり僕も信じられません。



橋本さん、周りに恵まれなくなってきましたね。


単に「権力持たない相手には強気」なだけの人物なら、もう見限る時なのかなあ。





★追記


ICRPの線量評価は「科学的基準」ではなく「政治的・社会的基準」である事に、

橋本さんはもっと留意すべきだと思います。

(「合理的に達成できる限り低く」=as low as reasonably achievable : ALARAの原則)


ICRPの考え方の基礎となったのは、ABCCによる広島・長崎の放射線影響調査ですが、

加害者側による調査である以上、政治的利害と無縁では有り得ないのは当然です。


以前引用した中川保雄『放射線被曝の歴史』では、ABCC調査の数々の問題点が指摘されています。


1.調査対象時期が1950年以後の為、1950年以前の死亡者が全て除外されている

2.爆心地近くで被曝し、その後市外に移った被爆者(多くは若年層)が除外されている

3.調査対象は1950年時点で把握されていた直接被曝者28万3500人の、およそ4分の1でしかなかった。

 しかも2キロメートル以内とされ、遠距離・低線量被曝者の大半が除外された

4.高線量被曝者と比較対照したのが低線量被曝した集団である為、相対的に高線量被曝が過少評価され、

 低線量被曝者は切り捨てられる

5.2.の理由から調査対象に若年層が欠けており、年齢的に偏った集団になっている


この為、被曝リスクの評価はその出発点から問題を孕み、

後のチェルノブイリ事故の評価にも大きく影響する事になります。


橋本さんには是非「チェルノブイリ事故による死者数」をどう考えているのか聞きたい所ですね。


福島とチェルノブイリは違う、なんて言い訳は通用しません。

問うているのは事故の違いではなく、リスク評価の方法ですから。

両者は同一の方法。


ハッキリ答えられる質問です。






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大飯原発3号機の再稼動。


昨日は日曜日で各社とも夕刊は休み。

なんとも都合の良い話ですが、なら一夜明けた今朝の社説では?


当然各社とも、気合の入った社説で採り上げている筈。

という訳で見てみました。



①読売

再生エネ発電 買い取り制は見直しが必要だ (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120701-OYT1T00999.htm
インサイダー 証券業界は情報管理の徹底を (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120701-OYT1T00984.htm



②産経

核燃サイクル 有用性を示す責務がある (産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/plc12070203510005-n1.htm
元駐タイ大使・岡崎久彦 野田氏よ、今後も「大事」をなせ (産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/plc12070203430003-n1.htm



③朝日

身を切る改革―増税の前提を忘れるな (朝日)
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201207010435.html?id1=2&id2=cabcahac
日航再上場へ―競争の観点から検証を (朝日)
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201207010436.html?id1=2&id2=cabcahac



④毎日

社説:一体改革の意味と課題 子や孫に借金回さない (毎日)
http://mainichi.jp/opinion/news/20120702k0000m070104000c.html



⑤日経

内需型産業は再編加速を (日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43269950S2A700C1PE8000/
企業年金の減額基準緩和に二の足踏むな (日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43269920S2A700C1PE8000/



⑥東京新聞

EU首脳会議 危機収束に一歩だが (東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012070202000119.html
討論型世論調査 民意が軽視されぬよう (東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012070202000118.html




主要紙、皆無でした(`・ω・´)ゞ。



読売は底の浅い再エネ買い取り批判。

産経は核燃サイクルと野田首相をヨイショする提灯社説。それは良いんだけど再稼動は?

ノリノリで書きたい所じゃないんだろうか。


朝日と東京新聞は、いつも原発批判してる割に沈黙?

今日一番で書かなきゃいけない所じゃないんだろうか。


なんか気持ち悪い。


再稼動問題をメインにオピニオン書いてる新聞を探して、やっと一紙だけ見つけました。

地元の福井新聞。当然っちゃ当然ですが。



⑦福井新聞

大飯3号起動 原発の国民理解ほど遠く (福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/35528.html



読んでいて気が滅入ってくる文章です。


国の姿勢が定まらない中、「大飯原発起動は孤軍状況を呈している」と。

最早、原発の存在は前提中の前提。




各社とも記事では色々書いてます。

ただ社説は新聞社の方向性を示す大事な部分なので、今回はざっくり社説だけに絞って見てみました。


その結果が以上の通りという事で。






牧野副大臣 “避けて通れない” (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120701/k10013250541000.html

(要約)

大飯原発3号機が起動したことを受けて、牧野経済産業副大臣はテレビ会議を通じて、「賛否両論があるなかだったので、緊張感を持って原子炉の起動を受け止めた。ただ、日本の現実や将来を考えたとき、大飯原発の再稼働は避けて通ることができない。その一歩が踏み出せたと思う」と述べた。

また、反対する声が依然根強いことについては、「中長期的には脱原発依存をという思いを感じている国民は多いと思う。ただ、すぐにやめるというのは現実的ではなく、脱原発依存を進めるスピードについての見解の相違ではないか」と述べ、一定の理解を示した。
その一方で、原発に通じる道路で行われた抗議行動のため、原発へ移動する際に船を利用せざるをえなくなったことについては、「反対の気持ちも分かるが運動をするにもルールを考えてほしい」と述べ、抗議行動に参加した人たちに冷静な対応を求めた。


「反対するにもルールを考えてほしい(`・ω・´)キリッ」


ルール無視はどっちだ (゚皿゚#)


勝手に決めた暫定基準で、勝手に再稼動。どこにルールがあるんだ。


原子力安全委員会は「一次評価だけでは不十分」と言っている。


安全委は法的にも「勧告や提言を行う事が出来る」組織。これはルールじゃないのか。


単なるムラの掟を、ルールとかカッコ良く言うな。

中部電、原子力の研究拠点目指す 浜岡原発で開所式 (共同通信)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012070201000737.html

(要約)

中部電力は2日、原発の安全性向上や新型原子炉の研究に取り組む「原子力安全技術研究所」の開所式を、浜岡原発(静岡県御前崎市)で開いた。現場と一体で研究を進め、原子力研究の拠点を目指す。


テーさんのスミレカフェー

はははは


開所式といえば神主。どの辺が科学やねん。


以上小ネタでした。


福島の事故に学んで、より安全な原発を。これを技術信仰と言います。


やめる気はサラサラ無いようです

偉そうなことは言いません。


今日は役所に電話する事もなく、デモに参加する事もなく、

ネットに書き込みもせずに一日過ごしました。


朝からオンラインゲーム。


こんなにゲーム浸りになったのは久しぶりです。

おかげで僕の三頭身のガンタンクも、ずいぶんレベルが上がりました。


外は雨ふり。


湿気のせいですね。不愉快なのは。



寝る前に、ふと思ったことだけ。

少々くどくなりますので別に読まなくて良いです。


大飯再稼働決定:おおい町民、思い複雑 (毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20120617k0000m040065000c4.html


以前の記事ですが、見出しの通り立地自治体に住む人にとって、原発の稼動は死活問題。

社会の仕組みそのものを過去に遡って問おうとは、新聞はしません。


そしてそのまま、何食わぬ顔で再稼動が進められる。歪んだ構造はそのままで。

「お前らはこれからも原発引き受けろよ」と言うのと同じ。


立地自治体に住む人の多くは、それを受け入れる。

嫌々ながらの人も、誇りを感じながらの人も。


僕ら都市部の人間は「電気が足りないと困るから」と、それを容認する。


株主総会見たでしょ、あの欲ボケ共の姿を。

そして彼らの姿は、そのまま僕ら自身の姿でもある。同じ論理で廻ってる社会に適応してるんだから。


これって、嫌な話ですよね。

社会構造の問題をさておいても、単純に不愉快を感じませんか。


上記の事は結局、「利益が有るならリスクは容認されるべき」とする「リスク受忍論」が根底にあります。

世界にゼロリスクは無いから、と言う人はよくいますよね。


この論理に感じる不快さが何処から来るのか、たまたま読んでた中川保雄『放射線被曝の歴史』の中に

非常に納得できる説明がありました。


一部を引用します。


『(前略)原発などの放射能の危険性は、放射能自体が危険であることについては何も触れられず、他の危険性と比較して相対的な大きさの違いに矮小化されている。その結果、放射能から引き起こされる危険を受忍させようとする。線量当量限度被曝させられた一般人のリスクは、鉄道やバスなどの公共輸送機関を利用したときのリスクと同程度だから、後者のリスクと同じように容認されるべきである、とICRPは厚かましく主張する。誰も好んで放射線を浴びようとは思わない。ICRPは、勝手に人々をヒバクさせておいて、それは容認されるべきレベルであると言って抗議した人を逆に攻撃する。

 これは、強権をほしいままにすることができる権力者の論理である。原子力発電に反対する人びとは、それによる放射線被曝をなくすとともに、可能であるなら原発以外の危険もすべてなくしてほしいと求めている。その願いからは、より安全な社会が生み出される。しかし、ICRPのこのリスク受忍論からは、安全な社会など夢想だにできない。原発よりも危険なものがあると問題をすり替えた上で、その危険と過小評価した原発の危険とを比べさせ、結局のところは両方の危険を容認させようとする。原発推進派は、危険の加え算しかしない。現実に存在する諸々の危険は、放置されるどころかむしろ拡大される。その方が原子力産業は相対的に安全な産業となるのだから。政府や原子力産業は、絶大な政治的・経済的な力によってリスクの受忍を強制してきたが、ICRPのリスク論はその強権支配をいっそう正当化する。』

(中川保雄 『放射線被曝の歴史』 1991・技術と人間社 P141~142)



「原発推進派は、危険の加え算しかしない」



そしてまた利益とリスクの関係にしても、

利益は一部の人間に集中し、リスクは社会的弱者に押し付けられるのが現実。


吐き気がする考え方です。


でもゲロを吐く資格って、少なくとも僕にはなさそうです。


皆さんはどうですか?