の著者、日本の催眠療法のトップのお一人
「稲垣勝巳メンタルヘルス研究室」へは
新幹線で名古屋まで行き、
1時間に2、3本のローカル線で1時間、
そこから徒歩という延々と遠い地。
はるばる旅してきました。
稲垣先生のHPは硬い。
申し込みのメールやりとりも硬い。
見かけも硬く、
セラピストというより柔道家
と言った方が似合いそうな
内外共に硬派なテイストに、
超軟派なおちゃらけキャラの私は
合うんだろうか、不安いっぱいになる。
稲垣先生のセッションを受け、
師事もしている蒲田乃セイウチさんが
「会ってみると気さくな方だよ」と
励ましてくれなかったら、いつまでも
セッションに申し込めなかったに違いない。
懐かしい昭和な感じの
「応接間」がセッションルーム。
ずらりと並んだ書籍が一段と昭和、
かつ専門性の高さを感じさせます。
3人で1時間ほどお話しして、
いよいよセッションが始まります。
SAM前世療法の特徴は、催眠に入れるのに
けっこう時間をかけること、だそう。
立ったまま体を揺らしたり、
質問したり、動作をさせたり、
いろいろなテストをしながら進める。
一昨年けっこういろいろ受けた催眠術と
共通するところが多々あって面白い。
私の手法とかなり違うのは、
体に触れて行うこと。
SAMでは横に並んでずっと手を触れたり、
面白いのは頭に触れている。
これが不思議なことに、普通なら、
手であっても異性に触れられると
緊張しそうな気がするのに、
全く緊張しないどころか、
ものすごい安心感がある。
特に、頭に触れてる効果なのかなあ？
まるで子供の頃に戻ったような。
途中で、手をつねるチェックが入る。
つまんでいるのは分かるけど痛くない。
「つねってるフリをしてるだけじゃ
ないか？」と疑うくらい全然痛くない。
これも催眠術で経験したことがある。
「あなたはとてもよく催眠に入って、
感性がいいですねー」と褒められる？
セラピストなのにニブかったらどうしよう、
と心配していたので、ひとまずここはクリア。
一般の方（9割くらいの方）は、
催眠に入っている体感は普通ない。
が、私自身は催眠に慣れているし、
ヘミシンクもやっているので、
体感はかなり明確に分かる。
その私の感覚で、ぐいぐいどんどん
深く催眠に入っていくのがわかり、
これは驚き！＼(＠o＠)／
ヘミシンクでもここまで深く
入ったことはたぶんまだない。
私のブログを引用してくれました。
ほぼ眠っている時の感覚。
頭の芯が痺れるよう。
音が遠くから聞こえてくるよう。
これがθ波か！
夢を見ている時の脳波であり、
体外離脱や念力などの超常現象の際に
現れるとも言われている。
解説を読むと、トイレにも立てないし、
会話もできなくなる深度に至らしめる。
運動能力がほぼなくなる状態。
私の誘導で目指している状態はα波。
会話もできるし、トイレにも行ける。
もちろん身動きもできるし、していい。
「起きている時と区別がつきませんよ」
と解説している。
私が普段使っている手法と明らかに違う。
もうこの違いを体験できただけで
受けにきた甲斐があったと思いましたが、
いよいよここから前世誘導が始まります。
（つづく）
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