SAM前世療法受けた体験談、続きです。
「前世の人格を呼び出す」
というメインのプロセスに入ります。
稲垣先生のHPでは、「(私が基礎としている)
とおっしゃっていますが、
私の行っているセラピーには
「前世人格を呼び出す」に非常に近い
プロセスが入っています。
私の手法はかなり(半分以上?)オリジナルで、
チャネリングやカウンセリングなど、
催眠以外の手法を学んで参考にしたものと、
実際のセッションの試行錯誤の中で
私が独自に編み出したものが混ざっています。
SAM前世療法の手法では、
セラピストと前世人格が対話し、
現世の本人は傍観者、という
三者関係であるようですが、
私の手法では、前世人格と現世の本人が
対話し、セラピストが立ち会う、
という三者関係になっています。
共通する部分と、相違する部分がありますね。
当初は「前世をイメージ想起する」という
ワイス式の手法が中心的でしたが、現在は
「前世人格と対話する」というプロセスが
半分くらいを占めています。
私自身が自然に至った手法が、
稲垣先生が編み出した手法と共通する
「前世人格と対話する」という現象は、
セラピーを始めた当初は
とても奇妙に感じられました。
だって自分でしょう?
他人みたいに話すっって??
でも後になって理解したことでは、
退行催眠という「幼児期の自分と対話する」
という手法と原理的には同じです。
イメージの中で子供の自分と話したり、
子供の自分を抱きしめたりすることと
同じ現象だと解釈すれば
別に奇妙なことでも何でもないですね?
前世人格とは、自分自身でありつつ、
自分を超えた存在であり、
今の自分を見守り、導き、サポートする
守護する存在の一つである、という
位置付けもほぼ同一なのが興味深い。
自分だけど他者。
他者だけど自分。
「前世の人格」という概念、手法は
体験してみないとどうしても理解できない、
けれど体験してみると素直に納得する、
「見えない世界」の基本原理の一つ
という気がします。
その気づきだけでも受けてよかったと
(また)思ったのですが、
さて出てきた前世人格は、
ネイティブ・アメリカンの族長でした。
(つづく)