ブライアン・ワイス博士の生のお声をお聞きして、
いろいろ気づいたこと、分かったこともあります。
それは、催眠療法というのは深い癒しだ、という彼の観点です。
私はどうも「前世が知りたい」という好奇心が先に立ってしまって(笑)、
頭では分かっているんだけれども、どうも「癒し」の視点から
前世療法を考えたり見たりしない邪道な(笑)傾向がありました。
多くの友人やクライアントさんの声を聞いても
そのようなスタンスは私だけではない、というのが本当の所です。
とあるクライアントさんがはじめての前世療法にお申込みになり、
「前世が知りたいです。知れないなら不参加です。」
とのメッセージを送って来られてびっくりしました。
「前世は分からなかったけれど、深い気付きや癒しを得てとてもよかった」
という方も多いからです。
また、前世療法という一つのメソッドを通して、
スピリチュアルな世界、見えない世界全般に
非常に深い理解ができて感動される方も多いです。
一体前世を知ってどうしようというのか?
知る「だけ」なら、サイキック(霊能者)に見てもらった方が確実で早いです。
前世療法は「何か」に気づきます。
それは多く心の深い部分にある傷(トラウマ)や繰り返す傷(カルマ)です。
「ああ、私はそうだったんだ」ということに気づいて、深く癒される。
それを今回のWSでたくさん見ました。
その中には、前世が出てこないケースもたくさんあったのです。
前世療法は幼児期退行と紙一重なので、
時に現世の子供時代が、自然に出て来ることもあり、
意図的に誘導することもあります。
ですから、前世を見たいと思っても、現世が出ることは少なくないし、
ワイス先生は「それでいい」と思っていらっしゃるスタンスでした。
前世前世、見る見ると盛り上がってる(笑)私は、
これは独自スタンスなのでまあずっとこのまま行くつもりは変わらないですが、
なんだか原点に戻されたようで、とても考えさせられました。
前世療法を受けたい人は、いったい
好奇心で前世を知りたいんでしょうか?
それとも自分の深い部分に気づいて癒されたいんでしょうか?
どちらか優先順位をつけてもらわないと、がっかりすることになりますね。
もし気づきや癒しが必要でしたら、「前世は出て来なくてもいい」
と納得して割り切って始めた方がいいような気がしました。
もし「視るという体験」に主眼があるのでしたら、
「時間や手間がかかって大変かもしれない」ということを理解した上で、
お手軽でライトな一回だけの体験に過剰な期待をせず
長期戦で一緒に頑張りましょう(笑)。
(つづく)
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