数年前のきっかけ&子供時代のことを書いて止まってましたA(^^;
ちょい人生棚卸し、続きです。(4ヶ月ぶりだよ!)
・きっかけは江原さん
・催眠療法を行う医師、萩原優先生との出会い
・最初になりたかった職業は「お話を書く人」
・心理学者になろうと決めた
・学者になるために東大を目指す
「心のことを解き明かしたい!」
「心の”法則”を”研究”したい!」
という熱烈な情熱の下、一浪の末東京大学文科三類へ入学します。
変則コースもありますが、大雑把には文科一類が法学系、文科二類が経済系、
そして三類が文学・社会学系です。
しかしながら、入学した私は堕落してしまいます。
するはずだった勉強をしないまま、大学時代が終わってしまいました。
3年進学時に成績による学部学科の振り分けがあるのですが、
私は成績が足りず、進みたかった社会心理学科へは進めませんでした。
「社会」の付かない心理学科は、主に「記憶」や「学習」を研究していました。
その頃花盛りになっていた人工知能の研究などとも繋がる、
それ自体は価値ある学問なのですが、私の目論見からは外れてしまいます。
![実験用ネズミ](https://stat.ameba.jp/user_images/20150122/16/eribow711/5d/66/j/t02200330_0300045013196424184.jpg?caw=800)
ネズミの世話は可愛かったですけど(笑)、
何しろスタートが恋愛と星占いへの興味でしたから、
心の中で「これは違う!これは私のやりたかった心理学じゃない!
私が知りたいのは、人間関係、人生の生き方の法則。
人間関係を扱わない心理なんて心理じゃない!」と叫ぶも、
成績が足りなかったのは自業自得なのです。
自由選択で、社会心理学科の授業もいろいろ取りましたが、
正直、「実験」中心の手法や発想に、最後まで馴染めませんでした。
確かに、今でもTV番組や一般向けの啓蒙書にも登場する、
説得力のある、人間についての洞察を含んだ、有名な実験もたくさんあります。
でも、どうしても、そういう実験が「子供だまし」みたいに思えてなりませんでした。
人間社会の中で現実に起こっている人間関係を、
再現できる「実験」がどうしても自分には思いつかないように思えました。
私が研究したい「心の綾」は、「設定」が難しいように思えたのです。
社会心理実験の多くの「○○だとすれば、××であるとする」という前提条件が
「それってホント?」と思えて、やる気が起きないのです。
そして、いくつかの有名な「証明」は、
「証明なんかされなくても、経験で分かるよ!」ということもあり。
今思えば、精神世界系、スピリチュアル系のお勉強すればよかったんですよね(笑)。
しかし、当時の「科学主義」の家庭環境、社会環境、教育環境の中にどっぷりいた私は、
「オカルト」を真面目に考えるなんて、知性の敗北だと強く信じて疑わなかったので、
そもそも「星占いはインチキくさい」からそれに代わるものを探していた私にとって、
思考から排除して近づきもしなかったのです。
宗教や哲学も、「結論の出ない主観論」「精神的阿片」だという
思い込みがあって距離を置いていました。
私にとっては、「数値化できる」「再現性のある」「客観的な」
実証科学こそすべてでした。
でも、自分自身は、実証科学の方法を使いこなすことができませんでした。
次第に混乱していき、かといって、新しい概念を生み出すこともなく、
切磋琢磨する仲間とも、ついていきたいと思える師とも出会うことなく
(そういう人がいっぱいいる場だと信じたから東大を選んだのに!)、
成績も振るわず、学科の中の厄介者になっていたように思います。
正直、先生方には「とりあえず形だけ卒論を出してくれれば卒業させる」
いつまでもダラダラと居座って退学なんかされるよりも早く追い出したい、
と思われるような学生になっていた気がします。
「心理学者になりたい」という思いだけは形骸化して残り、
東京大学の社会心理学科の大学院を2回受験しますが落ちます。
当然ですよね。
私は「何をしたいか分からない」学生になっていたのです。
浪人、留年、就職浪人を重ねて、私は24歳になっていました。
完全な「東大の落ちこぼれ」になっていました。
(つづく)
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