先日、前世療法を受けられない方(3)－未成年の方をUPしましたので、
その続きです。
精神疾患、心療内科で治療中の方は
原則お受けできません。
私は医師ではないので医療行為は行いません。
精神疾患で治療中の方のメンタルケアは、
主治医の管轄になります。
特に、妄想がある疾患、てんかん、多重人格など、
重篤な顕在意識のコントロール障害のある方は
悪化させる懸念がありますので、催眠療法は行わない方がよいです。
ただし。多くのクライアントさんをお受けして、
精神疾患の一部には、前世療法が有効なものがあると感じています。
神経症、恐怖症、不安、不眠、うつなどの症状の中には、
「心の解放」が必要であり、有効である方が多くいらっしゃるように思えます。
薬などで症状緩和が必要な段階の方もいらっしゃいますが、
軽度の、前駆症状といった段階の方や、
治療が一段落して緩解期にある方などは、
催眠療法が向いている方もいると感じています。
今までも、「過去に心療内科で治療を受けていましたが、
今は治っており、薬も服用していません」という方をお受けしてきました。
また、精神科にかかったことはないが、
ほとんど病気と紙一重の方もいらっしゃいました。
ストレスを作り出している、繰り返してしまう自分の心の癖、
消せない思い込み、痛み、悲しみなどを、
蓋を開けて確認し、解放することがお役に立つ方もいるのです。
催眠に入る際、究極の体のリラックスと、「考えない」心のリラックスを経由します。
ずーっと緊張を抱え、「思い」にがんじがらめになっている方にとって、
体と心を緩めることを、補ってあげるだけで、非常に効果的なこともあります。
このようなご感想をいただいたことがあります。
A子さんはご家族に心の病を経験された方がおり、
ご自分も不安感、緊張、体調不良などの症状でのお悩みがありました。
「施術を受けて気がついたことがあります。
潜在意識が強く働いているときには、
不安や恐れの感情がなくなり、あるいは、
ただ、在る。という感覚でした。
これを、意識的に毎日取り入れると
精神状態の改善にもつながるかもしれないですね。」（A子さん・30代・主婦）
催眠療法の「瞑想効果」とでもいうのでしょうか。
前世療法には「過去生を知る」を超えたさまざまな効果を感じていますが、
その重要な一つであり、病気でない方にもよい効果があることは間違いありません。
というわけで、治療中の方は原則お受けしませんが、
主治医と相談の上、許可が下りましたらお受けすることもあります。
既往症のある方はご相談ください。
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