ローマ人前世の愛人アネーロ(2) | 私の前世療法

私の前世療法

前世療法は、潜在意識の中への旅です。
「自分自身で過去世を見る」ことは誰にでもできます。

私自身が「セルフ前世療法」というノウハウで見た
たくさんの過去世をつづって行きます。

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属領ギリシャを治める支配階級のローマ人役人の私は、
仕事もロクにせず、宴会三昧、権力に飽かせて賄賂、付け届け当たり前、
要するに「腐敗」してます。

$私の前世療法-行儀悪いローマ式パーティー半ば裸のような格好で、
寝そべったまま食べ、
寝そべったまま飲み、
女といちゃいちゃして、
エンドレス…。

だらしない極みですね(-_-;

陽気ないい人で、悪気はないのですが、
仕事人生として、人間として、情けないですね(T▽T)

ギリシャ系愛人アネーロとは、このような楽しい日々を共有するわけですが、
所詮「日陰」の存在です。
性格の悪い奥さん(苦笑)とは別れて、かわいい愛人と暮らしたいのですが、
それが許される状況でもないし、そうする度胸もなかったようです。

愛人アネーロは、町外れの小屋のような所でひっそり独り暮らしをしています。
私はお金を出してもやり、足しげく訪れて、精一杯愛情を示してはいるのですが、
やっぱり寂しい思いをさせているのは分かっていて、ずっと申し訳なく思っています。
自分は白髪になり、アネーロが「お婆さん」になっても通い続けて、
最後は病気で亡くなるのを看取るところまで分かっています。

アネーロに対して一言…
「ごめんね」
ずっと罪悪感を持っているのです。

セラピストLalaさんに「この恋愛を経験した意味は何だったのですか?」と聞かれ、
「愛し合っているのに一緒になれない悲しみを経験することです」と答え、
「あー、そうだったのかあー」と胸の痛みとともに納得(;_;)

本気で仕事をする充実感を味わっていない。
本当に愛した人とは一緒になれない。
一見、恵まれて楽しそうに見えながら、公私ともに満たされない不完全燃焼人生。

現世の課題をガンガンつきつけてくる、前世療法恐るべし、です。

(つづく)

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