続いて見えてきたのは、薄明るい室内…
おそらくゲル（モンゴルのテント式住居）の中だろうと思われます。
若い女性の私は、
膝にギターのような楽器を
爪弾いています。
マンドリンのような、
琵琶のような、丸いシェイプで
抱きかかえてる感じ。
感情を感じてみると、
「満ち足りて幸せ」が伝わってきました。
“ゴキゲン”で鼻歌など
口ずさんでる感じです。
広くない室内は、夫と２人だけのよう。
おそらく夫はまだ眠っていて、その枕元で弾いているみたい。
朝早いのかな？
そこで、はっと気づきました、これは「初夜」なんじゃないか、と。
愛する人とやっと結ばれて、身も心も満たされた、そんなシーンのような気がしました。
ここで、弾いている
奇妙な楽器が気になりました。
ギターのようだけれども、
胴が真ん丸な。
まるでフライパンのような。
知っている楽器の中で
一番似ているのはバンジョーです。
最初、「モンゴルの弦楽器として有名な馬頭琴（ばとうきん）
かな？」と思いました。
でも、ネットで検索してみたら、すぐに全然違うことに気付きました。
馬頭琴は、四角いです。
どちらかというと、日本の、
三味線に似ている。
丸いシェイプではありません。
それに馬頭琴は、
バイオリンと同じように、
弓で弾くみたいだ。
爪弾くタイプとは違います。
そして、馬頭琴は首が長い。
私が前世ビジョンの中で見た楽器は、
もっと寸詰まりの短い首だった。
そんなヘンテコな楽器、記憶の中にありません。
気になって仕方ないので、「モンゴル 民族楽器」などという
キーワードであれこれ探してみたら、分かりましたよ！！！
それは「月琴（げっきん）」 だったのです。
（つづく）
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