4話『忍びよる影』
「もう…大丈夫よ」
と 怖がる、まなと、りんを 寝かしつけ…
壁の時計を見上げると!?
・・もう…12時を、回っていました。
携帯を開くと…
大から、3通もメールが、入っています。
8時03分
「今、飯 食い終わった!彩香は?」
9時05分
「おい!寝てんかぁ?」
9時36分
「どないした? 何かあったんか?」
・・「だ…い…」
そんな、3通のメールに
私は、先程までの【恐怖】
を、吐き出す様に…
携帯を握りしめ…
嗚咽し…
・・・泣きました。
どの位…泣いたでしょうか?
(ヒックッ ヒックッ)
と、子供の様に… しゃくりながら…
私は、又 携帯を開き…
おそらく…もう、夢の中であろう!? 大に…
今日 最後のメールを、打ちます。
「ごめんね…大 お休みなさい…」
そう書き… 送信を押そうとした…
その時!?
・・・ふと
・・『彩香』が、頭の中をよぎりました。
(彩香…貴方なら、どうするの?)
「………」
私は、自分の文字を 全てクリアし…
『彩香』の言葉に 変えました。
彩香「大…怖い!! 彩香
ストーカーに狙われてる!!」
・・送信を押す指先が、かすかに…震えましたが…
私は・・・
大の前では…
心配させる、可愛い…
『彩香』なのです。
と 怖がる、まなと、りんを 寝かしつけ…
壁の時計を見上げると!?
・・もう…12時を、回っていました。
携帯を開くと…
大から、3通もメールが、入っています。
8時03分
「今、飯 食い終わった!彩香は?」
9時05分
「おい!寝てんかぁ?」
9時36分
「どないした? 何かあったんか?」
・・「だ…い…」
そんな、3通のメールに
私は、先程までの【恐怖】
を、吐き出す様に…
携帯を握りしめ…
嗚咽し…
・・・泣きました。
どの位…泣いたでしょうか?
(ヒックッ ヒックッ)
と、子供の様に… しゃくりながら…
私は、又 携帯を開き…
おそらく…もう、夢の中であろう!? 大に…
今日 最後のメールを、打ちます。
「ごめんね…大 お休みなさい…」
そう書き… 送信を押そうとした…
その時!?
・・・ふと
・・『彩香』が、頭の中をよぎりました。
(彩香…貴方なら、どうするの?)
「………」
私は、自分の文字を 全てクリアし…
『彩香』の言葉に 変えました。
彩香「大…怖い!! 彩香
ストーカーに狙われてる!!」
・・送信を押す指先が、かすかに…震えましたが…
私は・・・
大の前では…
心配させる、可愛い…
『彩香』なのです。
4話『忍びよる影』
10分程で、警察官3人が
私のアパートに来てくれたので…
私は、1人の警察官を、部屋の中にあげ 窓際から、
まだ、不気味に立たずむ
灰色のスエットの男を 指差し、 今までの事を、全て 説明し…
「あの男に、違いない!」
と、言った。
警察官は、窓越しに その男を【確認】してから
私に、部屋の中で 待つ様に言うと、 残る 2人の警察官と 共に 、 男に近づいて行った。
私は、その様子を、まなと、りんを抱き締め、2階の窓から、震えながら、見下ろしていました。
何やら…揉めているのでしょうか?
少し、抵抗する男を、両脇から、2人の警察官が 確保し… 1人の警察官が、何やら 男に語りかけると、男は… 抵抗を止め…
アスファルトの上に、ガクッと、膝を落とすと
下を、向きました。
1人の警察官が 私を見上げ手招きをしたので…
私は、両側から、しがみつく、まなと、りんに
「ちょっとだけ、待っててね」
と 言い残し、部屋を出ると、おそる おそる 男に 近づいて行きました。
男は、私が 近づくと、頭を上げ…
深く、かぶった フードの中から、白い歯を、除かせると、再び (ニヤッ)っと
笑いました。
「!!!!!! 」
ぞっと、します。
そんな、男の顔に 両脇の警察官の1人が、持っていた、懐中電灯を当て
「全て、認めましたが、 この男に、見覚えは 有りますか?」
と、聞いたので
私は、眩しさで、目を細める 男の顔を、マジマジと 覗き込みました。
すると!?
「あ!!」
確かに、見覚えのある 顔です!!
彼は、私が、何時も 通っていた、ジムのトレーナーでした。
3ヶ月程前から、私の後を付け…ゴミを、あさっていたと、その男は、呟くと、 再び 頭を ガクッと下げ…
今度は、泣き崩れました。
そんな男を、ボーセンと 見下ろす私…
そんな中、男の 余りの声の大きさに、近所の、野次馬達が 集まった為、男は そのまま、警察署に、連行され…
私は、次の日に 警察署に出向く事を、約束すると、
回りを取り囲む、野次馬達に、深々と頭を下げ…
まなと、りんの待つ 部屋に戻りました。
私のアパートに来てくれたので…
私は、1人の警察官を、部屋の中にあげ 窓際から、
まだ、不気味に立たずむ
灰色のスエットの男を 指差し、 今までの事を、全て 説明し…
「あの男に、違いない!」
と、言った。
警察官は、窓越しに その男を【確認】してから
私に、部屋の中で 待つ様に言うと、 残る 2人の警察官と 共に 、 男に近づいて行った。
私は、その様子を、まなと、りんを抱き締め、2階の窓から、震えながら、見下ろしていました。
何やら…揉めているのでしょうか?
少し、抵抗する男を、両脇から、2人の警察官が 確保し… 1人の警察官が、何やら 男に語りかけると、男は… 抵抗を止め…
アスファルトの上に、ガクッと、膝を落とすと
下を、向きました。
1人の警察官が 私を見上げ手招きをしたので…
私は、両側から、しがみつく、まなと、りんに
「ちょっとだけ、待っててね」
と 言い残し、部屋を出ると、おそる おそる 男に 近づいて行きました。
男は、私が 近づくと、頭を上げ…
深く、かぶった フードの中から、白い歯を、除かせると、再び (ニヤッ)っと
笑いました。
「!!!!!! 」
ぞっと、します。
そんな、男の顔に 両脇の警察官の1人が、持っていた、懐中電灯を当て
「全て、認めましたが、 この男に、見覚えは 有りますか?」
と、聞いたので
私は、眩しさで、目を細める 男の顔を、マジマジと 覗き込みました。
すると!?
「あ!!」
確かに、見覚えのある 顔です!!
彼は、私が、何時も 通っていた、ジムのトレーナーでした。
3ヶ月程前から、私の後を付け…ゴミを、あさっていたと、その男は、呟くと、 再び 頭を ガクッと下げ…
今度は、泣き崩れました。
そんな男を、ボーセンと 見下ろす私…
そんな中、男の 余りの声の大きさに、近所の、野次馬達が 集まった為、男は そのまま、警察署に、連行され…
私は、次の日に 警察署に出向く事を、約束すると、
回りを取り囲む、野次馬達に、深々と頭を下げ…
まなと、りんの待つ 部屋に戻りました。
4話『忍びよる影』
家に帰ると、「おかえりぃ~」
と、飛び付いてくる、りんを 抱き上げ…
まなと、すりすりしながら
私は、携帯で、先程の曲を
検索し、ダウンロードしました。
♪ 蜃気楼の様な 人だから
幻影の様に消えてゆく…
最初から、分かっていた
この恋は、終わる『運命』
だと・・・♪
(やっぱり…)
最初の フレーズから
涙が、溢れだします。
夕食も、食べ終わる頃…
<ピピピ…>
大から、メールが 有りました。
大「お疲れ!彩香 何しとん?」
彩香「今、テレビ見てたよお疲れ様!」
大「そうなんやぁ~ ってか 飯 食ってくるわ~」
(クスッ)
何時もの、彼のセリフです。
ついつい、顔が ニヤけてしまう。
「ん?」
ふと、私は レースのカーテンが、風に かすかに 揺れるのを感じ…
少しだけ、開いていた窓を閉めようとした…
その時!?
窓の直ぐ下… 電信柱の
薄っすらと 照らされた
街灯の影に かすかに 動く物を、感じました。
「何だろう!?」
目を凝らして、私は もう一度 見ました。
「あ!? 」
今度は、はっきりと、見えます。
暗闇の中 街灯の明かりの下に 灰色のスエットの上下が、 動いていました。
その スエットの誰かは、窓から、見下ろしている 私に、気が付いたのか!?
顔を、こちらに向け
直ぐ 窓の下まで、ゆっくりと、歩いて来ます。
男の顔が、かすかな 街灯の光の中に、浮かびあがります!
男は、かすかに 笑っていました!
「いやぁ!!!! 」
私は とっさに そう叫び
窓を、(ピシャッ!!)と閉めると、鍵をかけ、カーテンを慌てて 閉めました。
いい知れない 恐怖が、全身に、駆け巡ります!!
「あっ!!」
そして、私は 思い出した様に、玄関のドアの 鍵の確認に、走りました。
その様子を、ただ事ではない!と感じた、子供達は
「ままぁ~」
と、 言う か細い 声と共に震えだし…
抱き合いました。
次に私は、携帯を手に持ち警察に、連絡を入れました。
番号を押す、指先が 震えます。
(間違いない!あの男が、ストーカーだ!!!! )
私は そう確信していました。
と、飛び付いてくる、りんを 抱き上げ…
まなと、すりすりしながら
私は、携帯で、先程の曲を
検索し、ダウンロードしました。
♪ 蜃気楼の様な 人だから
幻影の様に消えてゆく…
最初から、分かっていた
この恋は、終わる『運命』
だと・・・♪
(やっぱり…)
最初の フレーズから
涙が、溢れだします。
夕食も、食べ終わる頃…
<ピピピ…>
大から、メールが 有りました。
大「お疲れ!彩香 何しとん?」
彩香「今、テレビ見てたよお疲れ様!」
大「そうなんやぁ~ ってか 飯 食ってくるわ~」
(クスッ)
何時もの、彼のセリフです。
ついつい、顔が ニヤけてしまう。
「ん?」
ふと、私は レースのカーテンが、風に かすかに 揺れるのを感じ…
少しだけ、開いていた窓を閉めようとした…
その時!?
窓の直ぐ下… 電信柱の
薄っすらと 照らされた
街灯の影に かすかに 動く物を、感じました。
「何だろう!?」
目を凝らして、私は もう一度 見ました。
「あ!? 」
今度は、はっきりと、見えます。
暗闇の中 街灯の明かりの下に 灰色のスエットの上下が、 動いていました。
その スエットの誰かは、窓から、見下ろしている 私に、気が付いたのか!?
顔を、こちらに向け
直ぐ 窓の下まで、ゆっくりと、歩いて来ます。
男の顔が、かすかな 街灯の光の中に、浮かびあがります!
男は、かすかに 笑っていました!
「いやぁ!!!! 」
私は とっさに そう叫び
窓を、(ピシャッ!!)と閉めると、鍵をかけ、カーテンを慌てて 閉めました。
いい知れない 恐怖が、全身に、駆け巡ります!!
「あっ!!」
そして、私は 思い出した様に、玄関のドアの 鍵の確認に、走りました。
その様子を、ただ事ではない!と感じた、子供達は
「ままぁ~」
と、 言う か細い 声と共に震えだし…
抱き合いました。
次に私は、携帯を手に持ち警察に、連絡を入れました。
番号を押す、指先が 震えます。
(間違いない!あの男が、ストーカーだ!!!! )
私は そう確信していました。