第9話『彼女の存在』
お昼になり、大からメールが・・・
大「お昼やで!彩香 何食べるんや?」
私は、朝から時折くる、胸のムカつきの為、一口でお弁当のフタを閉め…
彩香「うん、今日もみんなとパスタよ!」
と…送信。
すると、大から
大「彩香は、パスタ好きやなぁ~」
と…返信。
(そうです!彩香は、いつも元気で、パスタ好きな女の子なんです!)
そう、1人言を呟き
(パタン!)
私は、携帯を閉じました。
夜になり、夕食の支度をしていると…
朝からの、胸のムカつきが吐き気に変わり…
「うっ!!」
私は、慌てて 洗面所に駆け込みました。
「うっ ぐぅっ!!」
本当に、つわりの様な吐き気…
でも、朝からろくに食べていない私には、吐く物など、何も有りません。
タオルで口を拭いながら、洗面所から出て
ダイニングテーブルの上の携帯を開くと…
大から、メールが届いて居ました。
大「仕事終わったでぇ~ 彩香、何しとん?」
いつもの彼の言葉…
「うっ!!」
また、襲ってきた…胸のムカつきと、吐き気に
私は、携帯をテーブルの上に置くと… 再び、洗面所に駆け込んだ!
大「お昼やで!彩香 何食べるんや?」
私は、朝から時折くる、胸のムカつきの為、一口でお弁当のフタを閉め…
彩香「うん、今日もみんなとパスタよ!」
と…送信。
すると、大から
大「彩香は、パスタ好きやなぁ~」
と…返信。
(そうです!彩香は、いつも元気で、パスタ好きな女の子なんです!)
そう、1人言を呟き
(パタン!)
私は、携帯を閉じました。
夜になり、夕食の支度をしていると…
朝からの、胸のムカつきが吐き気に変わり…
「うっ!!」
私は、慌てて 洗面所に駆け込みました。
「うっ ぐぅっ!!」
本当に、つわりの様な吐き気…
でも、朝からろくに食べていない私には、吐く物など、何も有りません。
タオルで口を拭いながら、洗面所から出て
ダイニングテーブルの上の携帯を開くと…
大から、メールが届いて居ました。
大「仕事終わったでぇ~ 彩香、何しとん?」
いつもの彼の言葉…
「うっ!!」
また、襲ってきた…胸のムカつきと、吐き気に
私は、携帯をテーブルの上に置くと… 再び、洗面所に駆け込んだ!
8話『疑惑』
11月10日(月曜日)
午前5時10分
<ピピピ…>
やっと 大からメールが、届きました。
大「おはよう!彩香 今日も、1日がんばろなぁ!」
私は涙を拭い、彼に送信をしました。
彩香「どうして、メールくれなかったの?」
すると…直ぐに大から返信が…
大「悪い…連れと遊び過ぎてもうて… ほんま ごめんやで…彩香」
彩香「本当? それ本当なの!? 女居るんじゃないの?」
暫く…大から返信は 有りません。
(多分…お風呂に入っているのでしょう…)
私の作りあげた、こんな可愛い『彩香』を泣かせて 呑気にお風呂だなんて… 信じられません!!
それから、30分程して
<ピピピ…>
大から返信が…
大「女やて? 女何て居る訳無いやろ!彩香 1人だけやで!!」
「嘘つき!!」の「う」まで打った時…
何故か… 私の指は 止まりました。
(これ以上…彼を責めては いけない!)
私の中の 防御本能が 働いたのです。
『彩香』… 若い貴方なら彼を責めたてるでしょうけど…
今は… 大との この時間を無くしたくない…
これは…紛れも無く
40才になる私の弱さ…
でした。
(ハァ~)
1つ ため息をついた後
「分かったわ…大を信じる…」
そう書き…送信ボタンを押すと…
壁の時計を見上げ、私は
急いで、朝食の準備に取り掛かりました。
(又…少し 胸がムカムカする)
この間から どうしたのでしょうか?
何か…変です!?
<ピピピ…>
間もなくして、大からメールが…
大「ほな!会社行ってきますぅ~」
(ハァ~)
私は 再び深いため息をつき… 天井を見上げると
「行ってらっしゃい… 気をつけてね」
と、送信。
いつもの朝の始まりです。
・・・・けれど
『疑惑』の朝の、 始まりでもありました。
午前5時10分
<ピピピ…>
やっと 大からメールが、届きました。
大「おはよう!彩香 今日も、1日がんばろなぁ!」
私は涙を拭い、彼に送信をしました。
彩香「どうして、メールくれなかったの?」
すると…直ぐに大から返信が…
大「悪い…連れと遊び過ぎてもうて… ほんま ごめんやで…彩香」
彩香「本当? それ本当なの!? 女居るんじゃないの?」
暫く…大から返信は 有りません。
(多分…お風呂に入っているのでしょう…)
私の作りあげた、こんな可愛い『彩香』を泣かせて 呑気にお風呂だなんて… 信じられません!!
それから、30分程して
<ピピピ…>
大から返信が…
大「女やて? 女何て居る訳無いやろ!彩香 1人だけやで!!」
「嘘つき!!」の「う」まで打った時…
何故か… 私の指は 止まりました。
(これ以上…彼を責めては いけない!)
私の中の 防御本能が 働いたのです。
『彩香』… 若い貴方なら彼を責めたてるでしょうけど…
今は… 大との この時間を無くしたくない…
これは…紛れも無く
40才になる私の弱さ…
でした。
(ハァ~)
1つ ため息をついた後
「分かったわ…大を信じる…」
そう書き…送信ボタンを押すと…
壁の時計を見上げ、私は
急いで、朝食の準備に取り掛かりました。
(又…少し 胸がムカムカする)
この間から どうしたのでしょうか?
何か…変です!?
<ピピピ…>
間もなくして、大からメールが…
大「ほな!会社行ってきますぅ~」
(ハァ~)
私は 再び深いため息をつき… 天井を見上げると
「行ってらっしゃい… 気をつけてね」
と、送信。
いつもの朝の始まりです。
・・・・けれど
『疑惑』の朝の、 始まりでもありました。
8話『疑惑』
11月9日(日曜日)
昨日から続く吐き気と
大から、メールの来ない
不安からか…
私は 一睡も出来ず…
朝を向かえる事になった。
毛布にくるまり、携帯を手に持ち、私は ずっと 大からのメールを待ちました。
しかし…
今だに… 何のメールも無く・・・
(何かあったのだろうか?それとも…)
・・・・そう
今、私の考えを支配しているのは・・・
彼の女の存在でした…
ただの友達と出掛けたのなら…
メール位 何時でも出来る筈です。
女が常に横にいるから出来ないのでは無いか?
これは お互い様なのかも知れないけれど…
もう 携帯番号位聞いてもいい頃なのに…
考えて見れば…そんな素振りもなく…
全てが、彼の彼女の存在に繋がってゆく…
そんな、気がしてならないのです。
それは いわゆる…『彩香』と 私の直感でした。
結局…この日も 大からのメールは無く…
私は つわりの様な吐き気と 闘いながら…
眠れぬ2日目の夜を、 過ごす事になるのです。
昨日から続く吐き気と
大から、メールの来ない
不安からか…
私は 一睡も出来ず…
朝を向かえる事になった。
毛布にくるまり、携帯を手に持ち、私は ずっと 大からのメールを待ちました。
しかし…
今だに… 何のメールも無く・・・
(何かあったのだろうか?それとも…)
・・・・そう
今、私の考えを支配しているのは・・・
彼の女の存在でした…
ただの友達と出掛けたのなら…
メール位 何時でも出来る筈です。
女が常に横にいるから出来ないのでは無いか?
これは お互い様なのかも知れないけれど…
もう 携帯番号位聞いてもいい頃なのに…
考えて見れば…そんな素振りもなく…
全てが、彼の彼女の存在に繋がってゆく…
そんな、気がしてならないのです。
それは いわゆる…『彩香』と 私の直感でした。
結局…この日も 大からのメールは無く…
私は つわりの様な吐き気と 闘いながら…
眠れぬ2日目の夜を、 過ごす事になるのです。