8話『疑惑』 | 真実のノート

8話『疑惑』

11月9日(日曜日)


昨日から続く吐き気と

大から、メールの来ない
不安からか…

私は 一睡も出来ず…

朝を向かえる事になった。


毛布にくるまり、携帯を手に持ち、私は ずっと 大からのメールを待ちました。
しかし…

今だに… 何のメールも無く・・・


(何かあったのだろうか?それとも…)







・・・・そう


今、私の考えを支配しているのは・・・



彼の女の存在でした…



ただの友達と出掛けたのなら…

メール位 何時でも出来る筈です。



女が常に横にいるから出来ないのでは無いか?


これは お互い様なのかも知れないけれど…

もう 携帯番号位聞いてもいい頃なのに…

考えて見れば…そんな素振りもなく…


全てが、彼の彼女の存在に繋がってゆく…

そんな、気がしてならないのです。


それは いわゆる…『彩香』と 私の直感でした。



結局…この日も 大からのメールは無く…


私は つわりの様な吐き気と 闘いながら…


眠れぬ2日目の夜を、 過ごす事になるのです。