最終話『真実のノート』
休み時間 ふと見ると
佐奈が 誰かに 話しかけられていた。
あれは 確か 前に 俺に告白してきたクラスメイトの女子だ
突然話しかけられて、緊張したのか?
佐奈が 不安気に 俺を見た(何やってんだ あいつ せっかく 友達作れるチャンスじゃねーか!)
俺は ノートに 『その娘の名前 聞いてみな』そう書いて 佐奈に見せた。
佐奈は 「あっ!!」と 口を丸く開いた後 その娘に 名前を聞いている
その後 その娘と 握手をする姿が 見えた。
「よし」俺は軽く机の下でガッツポーズを決めると、机の上に両手を組み顔を伏せた。 佐奈 このクラスにもきっと 不器用なお前の事わかってくれる友達は いるはず…
佐奈 友達を作るんだ
そして、普通の高校生見たいに
はしゃいで 帰りに パフェとか 食べて
それでさ
いっぱい 笑ってくれよ
例えば 俺が お前の側から
居なくなっても
帰り道
今日友達になったばかりの美紀の話しをする佐奈
楽しそうに
嬉しそうに
俺は そんな佐奈の横顔を
ずっと 見詰めてた。
佐奈が 誰かに 話しかけられていた。
あれは 確か 前に 俺に告白してきたクラスメイトの女子だ
突然話しかけられて、緊張したのか?
佐奈が 不安気に 俺を見た(何やってんだ あいつ せっかく 友達作れるチャンスじゃねーか!)
俺は ノートに 『その娘の名前 聞いてみな』そう書いて 佐奈に見せた。
佐奈は 「あっ!!」と 口を丸く開いた後 その娘に 名前を聞いている
その後 その娘と 握手をする姿が 見えた。
「よし」俺は軽く机の下でガッツポーズを決めると、机の上に両手を組み顔を伏せた。 佐奈 このクラスにもきっと 不器用なお前の事わかってくれる友達は いるはず…
佐奈 友達を作るんだ
そして、普通の高校生見たいに
はしゃいで 帰りに パフェとか 食べて
それでさ
いっぱい 笑ってくれよ
例えば 俺が お前の側から
居なくなっても
帰り道
今日友達になったばかりの美紀の話しをする佐奈
楽しそうに
嬉しそうに
俺は そんな佐奈の横顔を
ずっと 見詰めてた。
最終話『真実のノート』
俺は 「行ってらっしゃい」と 気を使いながら 手を振る母に 軽く微笑みを返すと 朝イチの電車に乗りいつもの掲示板の前で 佐奈を待った。
見上げると 昨日と同じ 鮮明に澄んだ 青空が 広がっていた。
佐奈は この青空を 見ると空が 幸せそうで ムカつくと 前に言っていた。
俺も 今は 何となく その気持ちが わかるよ。
確かに、幸せそうで ムカついてくる
その時
「何 空なんて見上げてんの?」
すぐ 後ろで 佐奈の声がした
慌てて 振り返った俺の 目の前で お前は
「おはよ」そう言って 微笑んでいた。
いつもの朝が 始まる。
「でさぁ~ 水谷の奴ってばさあ~」
2人で並んで歩く商店街
佐奈は くるくると表情を変えながら 俺に話しかけてくる…
「うん」 「ああ」
俺は 佐奈の横で そんな空返事ばかりを 繰り返していた。
「誠ってば 聞いてる!?」気が付くと
佐奈が むくれながら 俺の顔を覗き込んでいた。
「ああ 聞いてるよ」
「んもぅ ここからが 重要な話しなんだからね ちゃんと 聞いてよね!」
慌てて 返事を返した俺に 佐奈は そう言って再び、可愛い笑顔を向ける
俺は そんな 佐奈の横で
自分が これから どうするべきなのか?
どうしたら、この恋に 決着が つけられるのかを
ひたすら 模索していた。
全て 佐奈に話して 何事も無かったように これからを 過ごしていけるだろうか?
そんな考えが ふと 頭の隅を かすめていく
(バカだな…俺…)
そんな事 出来るはずが無いんだろ
だって
俺は
佐奈 お前を
心から 愛してる
見上げると 昨日と同じ 鮮明に澄んだ 青空が 広がっていた。
佐奈は この青空を 見ると空が 幸せそうで ムカつくと 前に言っていた。
俺も 今は 何となく その気持ちが わかるよ。
確かに、幸せそうで ムカついてくる
その時
「何 空なんて見上げてんの?」
すぐ 後ろで 佐奈の声がした
慌てて 振り返った俺の 目の前で お前は
「おはよ」そう言って 微笑んでいた。
いつもの朝が 始まる。
「でさぁ~ 水谷の奴ってばさあ~」
2人で並んで歩く商店街
佐奈は くるくると表情を変えながら 俺に話しかけてくる…
「うん」 「ああ」
俺は 佐奈の横で そんな空返事ばかりを 繰り返していた。
「誠ってば 聞いてる!?」気が付くと
佐奈が むくれながら 俺の顔を覗き込んでいた。
「ああ 聞いてるよ」
「んもぅ ここからが 重要な話しなんだからね ちゃんと 聞いてよね!」
慌てて 返事を返した俺に 佐奈は そう言って再び、可愛い笑顔を向ける
俺は そんな 佐奈の横で
自分が これから どうするべきなのか?
どうしたら、この恋に 決着が つけられるのかを
ひたすら 模索していた。
全て 佐奈に話して 何事も無かったように これからを 過ごしていけるだろうか?
そんな考えが ふと 頭の隅を かすめていく
(バカだな…俺…)
そんな事 出来るはずが無いんだろ
だって
俺は
佐奈 お前を
心から 愛してる
最終話『真実のノート』
耳に流れ込む ERiの曲が やけに 切なくて
テーブルに 肘を付き 頭を抱えた。
考えれば 考える程
信じられなくて 母を憎みたくなる
何故 今迄 叔父さんが 父親じゃないなんて 嘘をついてたんだ!
最初から 知っていれば
知ってさえいれば
自分の 佐奈に対する 気持ちにも ブレーキが かけられたんだ!
頭の中に 最初に見た 佐奈の笑顔が 浮かんでくる
確か、付き合い初めて何日か後の放課後 初めて 教室のドアにもたれかかりながら お前は 俺を待っててくれたんだ
俺は 嬉しくて 「お前 もしかして 俺を待ってた!?」って ニヤケながら聞いたら お前は 照れて 俺のケツを ひっぱたいた
そして 「ばぁぁぁぁか」ってアッカンベーした後、 笑ってくれたんだ
あんな 可愛い顔して 笑う女の子を 今まで 見た事が無かった
「ラーメンでも 食っていこうか?」と 誘った時なんか 家が遠いから、いつも 時間を気にしてる俺に 他に女がいるんじゃないか!?って あいつとんでもない勘違いしやがって 初めて やきもちを やいてくれた。
そんなお前が 可愛くて 俺は 抱き締めて キスしたんだ
もし 俺達の関係をあの瞬間に知っていたら、俺は
俺は?
本当に 佐奈に恋愛感情をいだかなかったのか?
この気持ちにブレーキを
かける事が 出来たのだろうか?
「お待たせしました」
マスターが テーブルに コーヒーを カチャリと置いた。
「大丈夫ですか?」
俺の顔を 覗き込みながら問いかけてくるマスター
「すいません あの お金は後日 ちゃんと 払いますから」
俺は 一旦顔を上げそう言うと、 マスターに深く 頭を下げた。
「先程も言ったでしょう…お金なんか いいですよ それより 元気を出して下さい さっき 店に来た時の貴方の表情は ただ事では 有りませんでしたよ」
そう言うと マスターは 再び、優しい笑みを 浮かべ 俺に背を向けると、カウンターの方へと歩いて行った。
俺は マスターの背中を じっと 見詰めていた
見詰めながら さっき自分に問いかけた 質問の答えを 見つけ出そうと していた。
だけど いくら考えても 答えは 見付けられない
ただ 今 この瞬間に 言える事は
あいつが 世界中の誰よりも 愛しいと 言う事と
世界中の誰よりも 愛しては いけない存在だと 言う事実
それだけだった。
その後
喫茶店から 出た俺は
ERiのCDを 購入し 家に戻った。
家に 戻ると 母が キッチンの床に 座り込み 泣いている姿が見えた。
俺は そっと 母の肩に手を置き
「ごめん」と 呟いた
今更、母を責めてもどうにもならない
そう 思ったんだ…
そして、部屋に閉じこもり
1人 ERiの歌 ♪この空の下にいて を 何回も 何回も繰り返し 聴いた。
俺は これから どうしたらいいのだろう?
俺の存在は あいつを 救うどころか 最初から 佐奈お前を苦しめる為にしか 存在出来ない。
これから どうしたらいい
ずっと そんな質問が 空回りを繰り返し
頭の中を ぐるぐる 回り続ける
ベッドの上 膝を 抱えながら
俺は 一睡も 出来ず 朝を迎えた。
テーブルに 肘を付き 頭を抱えた。
考えれば 考える程
信じられなくて 母を憎みたくなる
何故 今迄 叔父さんが 父親じゃないなんて 嘘をついてたんだ!
最初から 知っていれば
知ってさえいれば
自分の 佐奈に対する 気持ちにも ブレーキが かけられたんだ!
頭の中に 最初に見た 佐奈の笑顔が 浮かんでくる
確か、付き合い初めて何日か後の放課後 初めて 教室のドアにもたれかかりながら お前は 俺を待っててくれたんだ
俺は 嬉しくて 「お前 もしかして 俺を待ってた!?」って ニヤケながら聞いたら お前は 照れて 俺のケツを ひっぱたいた
そして 「ばぁぁぁぁか」ってアッカンベーした後、 笑ってくれたんだ
あんな 可愛い顔して 笑う女の子を 今まで 見た事が無かった
「ラーメンでも 食っていこうか?」と 誘った時なんか 家が遠いから、いつも 時間を気にしてる俺に 他に女がいるんじゃないか!?って あいつとんでもない勘違いしやがって 初めて やきもちを やいてくれた。
そんなお前が 可愛くて 俺は 抱き締めて キスしたんだ
もし 俺達の関係をあの瞬間に知っていたら、俺は
俺は?
本当に 佐奈に恋愛感情をいだかなかったのか?
この気持ちにブレーキを
かける事が 出来たのだろうか?
「お待たせしました」
マスターが テーブルに コーヒーを カチャリと置いた。
「大丈夫ですか?」
俺の顔を 覗き込みながら問いかけてくるマスター
「すいません あの お金は後日 ちゃんと 払いますから」
俺は 一旦顔を上げそう言うと、 マスターに深く 頭を下げた。
「先程も言ったでしょう…お金なんか いいですよ それより 元気を出して下さい さっき 店に来た時の貴方の表情は ただ事では 有りませんでしたよ」
そう言うと マスターは 再び、優しい笑みを 浮かべ 俺に背を向けると、カウンターの方へと歩いて行った。
俺は マスターの背中を じっと 見詰めていた
見詰めながら さっき自分に問いかけた 質問の答えを 見つけ出そうと していた。
だけど いくら考えても 答えは 見付けられない
ただ 今 この瞬間に 言える事は
あいつが 世界中の誰よりも 愛しいと 言う事と
世界中の誰よりも 愛しては いけない存在だと 言う事実
それだけだった。
その後
喫茶店から 出た俺は
ERiのCDを 購入し 家に戻った。
家に 戻ると 母が キッチンの床に 座り込み 泣いている姿が見えた。
俺は そっと 母の肩に手を置き
「ごめん」と 呟いた
今更、母を責めてもどうにもならない
そう 思ったんだ…
そして、部屋に閉じこもり
1人 ERiの歌 ♪この空の下にいて を 何回も 何回も繰り返し 聴いた。
俺は これから どうしたらいいのだろう?
俺の存在は あいつを 救うどころか 最初から 佐奈お前を苦しめる為にしか 存在出来ない。
これから どうしたらいい
ずっと そんな質問が 空回りを繰り返し
頭の中を ぐるぐる 回り続ける
ベッドの上 膝を 抱えながら
俺は 一睡も 出来ず 朝を迎えた。