11月30日、久しぶりに国立民族学博物館(略して民博)へ行きました。
関西で育ったので
社会科見学や遠足で行った場所でしたが
大人になってから行くのは初めてだったかもしれません(うろ覚え)
ヒンドゥー神像について特別展が開催されていて
めちゃくちゃインド神話好きというわけではありませんが
神様の概念について考えることがあったので
今回は行きたいなと思っていました。
最初行こうと思ってた日は仕事でいっぱいいっぱいだったので
滑り込みで見てきました。
東京行く前に行けて良かった
もともと大学で宗教学を学んでいたので
なぜ人は神を信じるのかについて考えることがあります。
神の本質は畏怖の念だと思っていて
未知のものに対する恐れが
神や信仰や占いを生み出す原動力となったと考えています。
(サピエンス全史にはもうちょっと違う話があったような)
そういう意味ではインドの神様は抜群に怖いです。
神話の内容もそうですし、お姿も怖い。
民博の常設展示も久しぶりに見たらめちゃくちゃ怖い。
なんで見に行ったんだって考えるくらいにはびびっていました。
そんな恐怖や不安を和らげるために
古代においては信仰や占いがあったのだと思います。
未来を知ることで備えることができ
備えることができるから恐怖や不安が少し減る。
信仰や占いの性格上
脅す、不安に思わせるというのは正しいっちゃあ正しいのです。
そうやって人を従わせることもあったでしょうから。
けれども科学や技術が発展した今それをするのはよろしいこととは思えません。
変化の大きい時代は今までとは違った恐れが生まれやすいときだと思います。
そんなときに心に火を灯すような
心が少しでも晴れて、前に進めるような
そんな占いを提供したいと思っています。
悪いことを伝えずに誉めるばかりの鑑定を提供するのではなく
その方ご自身の力を使って人生を切り拓いていけるように
ほんのりであっても明かりを灯すことができればと思っています。
太陽の塔が光るの知らなくてちょっとびびってました。
まだ明るい時間だったから良かったけど
暗いところで太陽の塔が光ってるのを見たら
びびり散らかすと思います😂