先日の講座で実際の鑑定の場での話をご質問いただいたのでいくつかお答えしたのですが
占い、特にお相手がいらっしゃる占いをしているときの私は
ちょっと変な表現ですが個人の私とは別物だなと感じます。
個人の私だったら否定的な意見を持つものであっても
占い師の私は否定も肯定もせずにフラットに判断します。
たとえばインボイスについて、個人の私は反対の立場ですが
占い師の私は流れを鑑みると致し方ない面があるだろうと考えます。
これは占いをするときに意図的にスイッチを入れるとかではなく
勝手にそうなります。
昔は意識していた部分もあったと思うのですが
今はまったくありません。
おもしろいことに講座をしているときの私は
個人の私に近い存在になります。
特に命式の要素（十干、通変星、十二運星）については
個人的な意見をあえて語ることがあります。
なぜそうするかというと、私の命式もサンプルだからです。
私の命式にある要素（十干、通変星、十二運星）が見る世界はこういうものだということを
私の口から実際に語ってもらってるという感じです。
生徒さんからいただいたお土産。ありがとうございます！！！
中学３年生のとき、仲の良かった同級生が
恋に悩んで占いの館に行くというのでついて行ったことがあります。
そのとき占い師の方が
「受験生が何しに来てる」とおっしゃったんですね。
それはとても真っ当な意見だと思います。
けれども占い師の持つ考えの押し付けでもあると感じます。
これは一例ですが
こんな感じの対応をされて占いが嫌いになった方も多いんだろうなと思います。
もちろん私もどんな内容でも占うわけではありません。
セッションの告知内にも書いていますが
寿命、病気などは占いの禁忌とされますが
私もこれらの内容については占いません。
占い師は占いに来られたお客様を裁いたり決めつける立場ではありません。
あくまでも判断するのはお客様ご自身で
お客様が最大の利益を得られるようにすることが
占い師の役割だと思っています。
フラットな目を保つことはなかなか難しいこともあります。
個人の自分が否定したい内容だと
そのご相談自体に占い師の感情が乗りやすくなります。
けれどもそれでは正確な占断はできません。
占い師を目指される方は
こういったことも気にされると良いかと思います。
こちらも生徒さんからいただいたチョコケーキ。ありがとうございます！！！
