占い結果をお伝えするときの「言い過ぎ・言わなさ過ぎ」問題 | 伊藤 恵利子/あなたの財の運気を回す【大阪・オンライン】

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気学教室の先生がある有名占い師のお名前を挙げて

「この占い師の占いは言い過ぎや」と話されたことがあります。

 

 

先生はご自身が気学の鑑定歴50年

医師という別の職業も持つ方で

お母様が四柱推命の鑑定をされている方です。

 

 

 

 

占いにより何かを決めること、物事を判断することを占断と言います。
なので占い師がお客様に対してお渡しするアドバイスは占断となります。
 
 
占いにおいて客観性は大事な要素です。
客観視できないのであれば
第三者の手を借りる必要ありません。
 
 
ですので占いの結果をお伝えするときも
私の思考や偏見が入っていないかについて
かなり気を遣ってお話ししています。
 
 
よく言われる
「(私の言う通りにしないと)〇〇になる」
という占い師の発言は
私からしても言い過ぎだと思います。
気学の先生が問題視されていたのもこの点です。
 
 
では、占いのアドバイスはどこまでが占断で
どこからが言い過ぎなのでしょうか?
 
 
 
 
たとえば結婚に関係する要素を命式にお持ちでないとします。
それを「結婚できない」と読み解くのも1つの占断でしょう。
 
 
けれども「結婚に関係する要素が命式にない=結婚できない」というのは
占い師側の偏りである可能性も否定できません。
実際、結婚に関する要素がなくても結婚していらっしゃる方は多くおられます。
 
 
なので、占い師側の意見をまったく入れずにお伝えすると
「結婚に関係する要素が命式にない」
だけになってしまいます。
 
 
占いを受けてただ占いの結果を伝えられただけだったというお嘆きもよく聞きますが
占いで出たものを占い師の解釈を一切加えずにお伝えしようとすると
究極的な話、どうしてもそうしかできない、そうなってしまうところもあります。
 
 
 
 
とはいえ占い、特にお金をいただいての占いが
ただ占いで出たことをお伝えするだけというのはいかがなものでしょう。
今は占いの本もたくさん出ていますし
ネットで無料で占うこともできます。
占い師なんて必要ないという意見も出てくるでしょう。
 
 
ご自身が何らかの手段で占いを伝える立場になりたいのであれば
占断を歪めないための対策を講じながら占いをお伝えするという
一歩踏み込んだ姿勢が必要なときもあるかと思います。
 
 
そのさじ加減はやはり
たくさん経験していく中で身についていくものです。
 
 
「結婚に関する要素が命式にない」を
「結婚できる」と伝えるのはおかしいですし
「結婚に関する要素が命式にない」を
「絶対に結婚できない」と伝えるのもおかしな話です。
 
 
どのように伝えてくれる占い師なのか
お客様側の意見をどれだけ聞いてくれる占い師なのか
そこを見て占い師を選ぶと
占いを生かしやすくなるのではないかと思います。
 
 
そんな私の個人セッションは
四柱推命をベースとしていますが
吉凶にあまりこだわらず
その方がより幸せで開運できる方法を見つけられるように読み解きしています。
時々、霊視?というか感覚的な部分からも読み解いています。
 
 
 
 
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