不思議なことに目を向け始めると
自分に起きたことすべてに意味を持たせたくなることがあります。
これは危険な発想だなと思います。
不思議なことが不思議なタイミングで起こって
その結果として自分に何らかの変化が起きる、のはずが
すべてが自分に良いようにお膳立てされていると勘違いしてしまう。
要するにそれは自分に都合よく解釈しているのと同じです。
不思議なことが起きるときは
その時点での自分にとっての最高とは限りません。
たとえば沖縄のユタなどシャーマンに選ばれる方は
巫病と呼ばれる状態を経験されると言います。
まあまあ不思議なことが起こる私ですが
その出来事の意味をすぐに意味を求めることはしないようにしています。
これを友人は「宇宙に投げる」と表現していますがとても良い表現だなと思います。
いったん自分のコントロール外とするほうが不思議なことは上手くいきやすいと思います。
それを実感することがつい先日ありまして。
気学教室のあと先生や他の生徒さんたちと
ごはんを食べに行ったときのことです。
ふとしたことでご一緒した方のお仕事についておうかがいする流れになりましたが
そのお仕事というのが
いろいろな方から「そのうちそういうお仕事をするよ」と言われていたもの。
なんで他の教室もあったのに今の気学教室に通ったのか
何となく答えが出たような気がしました。
もともと気学教室に通い始めたきっかけは
「家相とか向いてると思う」と複数の方から言われたことです。
家相を大阪で学べる教室で調べていて出てきたのが
講座で生徒さんにお渡ししている暦を買う本屋さんともご縁がある今の教室でした。
（この記事のあたりで探しました▶︎自分のことは第三者の力を借りて答え合わせをします）
そのお仕事が何かってのはここで書きませんが
私にとっては言わば地雷原のようなものです。
無理無理無理、ないないないとずっと言ってるのですが
なんか逃げられなさそうな気配がぷんぷんと漂っています。
そんなふうに私が今思っていることも
正解なのか不正解なのかはわかりません。
自分的には正解だと思っていても
見えない世界的には不正解となるかもしれません。
不思議なことは人がコントロールできないものが多くあります。
その意味を最初から決めつけてしまうのは
人知を超えた何かをコントロールしようとしているのです。
人が変えられるのは自分自身だけと言われますが
不思議なことについても同じことが言えます。
ただ起きたことをふんわりと受け止めて
「そのうちわかるかもね〜」くらいのスタンスでいたほうが
良い結果を招きやすいんじゃないかなと思います。
