いつもさまざまな場面でお世話になっている
宮崎真由子さんのこちらの記事。
今回はアンサーソング(?)的に
四柱推命の側から考察してみます。
結論として「食神=牡牛座」とは限らないと思います。
牡牛座的な側面が強いと感じることはありますが
食神に牡牛座っぽさを感じるのは
あくまでもネイタルホロスコープに牡牛座がある私の実感です。
今回は私のネイタルホロスコープと命式で比較してみると
・ネイタルでは月が牡牛座(12室)
・命式では食神は日柱の裏星
なので、特に食神の牡牛座っぽさを感じます。
ここで食神が司るものをキーワードで挙げると
・子ども
・衣食住
・おおらかさ
・明るく人気者
・おしゃべり
などがあります。
私の場合は天体は月なので
・子ども
・衣食住
で出ているように思います。
それも裏星なので
命式内に表れているよりも出にくい性質となります。
これは12ハウスっぽいなーと感じます。
(ちなみに太陽と月がスクエアです)
そしてネイタルには
・ASC、木星が双子座(1室)
もあります。
私自身はあまり意識しないのですが
正社員時代の同期は私のことをおしゃべりと評しました。
食神は遊び心の星で、表現を司ります。
この点から見ると「食神=双子座」とも言えます。
そしてASCは周囲に与える第一印象を意味します。
命式上には偏財、裏星が食神のある私の場合
偏財+食神の印象を受ける方が多いと思います。
この2つの通変星は似たような性質を持っているので
・人当たりが良い
・おしゃべり
・大雑把
あたりですかね。
専門ではないので私見で申し訳ないのですが
1室双子座木星っぽいなと思います。
今回の記事で真由子さんが指摘されている射手座ですが
ネイタルホロスコープに海王星しか持たないので
射手座的な何かにあまり実感がありません。
射手座の質自体は偏印の性質に似ていると思います。
偏印のキーワードは
・個性的
・外国
・放浪
・知的好奇心
・想像力
です。
これらのキーワードを見ても
食神よりも偏印のほうが射手座っぽく見えます。
あくまでも見えるだけで
ストレートに発言するところなどは食神的です。
ちなみに偏印と食神とは「倒食」と呼ばれる関係です。
(偏印が食神を剋する)
けれども偏印と食神は正反対なように見えて
根っこの部分は同じように見えます。
なんて言うか犬猿の仲の2人がバディを組んだらめちゃくちゃ活躍した、みたいな。
(相剋はバディものみたいになりやすいです)
私は月柱に偏印があるので
食神ぽさよりも偏印ぽさが出やすい気がします。
この関係性も
・牡牛座=月=食神(裏星)
・水瓶座=太陽=偏印(表)
・スクエア
というところに当てはまる気がしています。
西洋占星術にハウスの概念があるように
命式のどこに出ているかでも意味合いが変わってきます。
真由子さんの命式では
上記記事より月柱の通変星および蔵干通変星が食神です。
食神は貢がれるタイプに属するため
▶︎自分が「稼ぐタイプ」なのか「貢がれるタイプ」なのかを簡単に知る方法
仕事やオフィシャルな場面で食神的な恩恵を受けやすいとも言えます。
食神を持つ方は食うに困らないと言われるように
食神の司る分野に対して食神的恩恵が発生します。
たとえばプレゼントをいただくことが多いのではないでしょうか?
(特に食べ物)
また仕事面でいい意味でのゆるさやおおらかさが
出ることがあるように思います。
ゆるさ、おおらかさは相手を信じる心にも通じます。
生徒さんの成長を信じるとか。