食神は貢がれるタイプの中でも
貢がれる度合いが高い星の1つです。
自分がどちらか知りたい方はこちらから▶︎自分が「稼ぐタイプ」なのか「貢がれるタイプ」なのかを簡単に知る方法
食神のことをセッションや講座の中でよく
3歳のお子さんにたとえます。
とても純粋なエネルギーをお持ちの方が多い星です。
食神さんは本来恵まれた環境で稼げる方なんです。
貢がれる性質を持ちながら稼ぐことができるから。
でも実際にセッションなどでお話をすると
自分をすり減らして馬車馬のように働く食神さんはたくさんいらっしゃいます。
それはなぜなのでしょうか?
それは食神がこだわる場所を間違えるからです。
自分やお子様がいらっしゃる方ならお子様が3歳のころを思い出していただきたいのですが
子どもって結構大人のことを見ています。
やりたくてたまらないけど、怒られたらどうしよう…とか
(って思いながらもやっちゃって怒られたりもしますが)
大人たちがケンカしていたら自分が悪いのかなと思いこんだり
自分のことばっかりしているように見えて
周囲にたくさん目配り気配りをしています。
それが大人になってもずっと続いている。
それが食神さんの持つ資質の1つとなっています。
こうやって誰かの目を気にする食神さんは
自分の持っている最も大きな才能を手放してしまいます。
それは自分の楽しみ、やりたいことです。
手のひらにぺたぺたと絵の具を塗って
ありとあらゆるところに色を載せることであったり
衣服が汚れるのも気にせず
時間が経つのも忘れて見続ける自然であったり
そういった大人(=他者)の目を気にせずに没頭できることってありますか?
なんとなく人目を気にしてしまってやめてしまったことはありませんか?
食神さんの稼ぐポイントって
人が聞いたら顔をしかめられそうな遊びだったり
ものすごくストライクゾーンの小さい性癖だったり
全然人の役に立たなさそうな知識だったりします。
それはこの世界にまだないかもしれない何かで
だからこそ欲しいと思う人が現れるのです。
参考記事▶︎鮮やかな【食神】の世界
飛び蹴りしとるがなw
同じ遊び心の星である傷官だと
健全なナルシシズムを持ち合わせているので
「尖ってる俺もかっこいい」となるのですが
(不健全なナルシシズムに満ちた傷官ももちろんいます)
食神はどちらかというと
とんがっていたり、周囲と違う自分でいることに対してためらいが出やすい。
食神と自立心の星(比肩・劫財)がある方なら
周囲(大人や友達などの他者)から否定されそうだと感じたら個性を隠しがちだし
食神と人脈の星(偏財・正財)がある方なら
自分が浮きそうだとか、怒られそうだと感じたらやりたいことをやめますし
食神と行動力の星(偏官・正官)がある方なら
自分のやりたいことより人のためになりそうだと感じることをやりがちだし
食神と知性の星(偏印・印綬)がある方なら
やりたいことが大人に怒られることだとわかっているから始める前にやめてしまいます。
もちろん犯罪行為とかはお勧めしません。
でも
もっと自由に自分を出してみてもいいんじゃない?
って思います。
自分が「これだけは出したらあかんやろ」と思っているそれは
本当に出してはいけないものですか?
口紅で顔中を化粧する子どものように
自分があかんと思っているところほど
どんどん出していただきたいなと思います。
子どもが言う無邪気で遠慮がない一言が大人をハッとさせることがあるように
相手の心のど真ん中に突き刺さるものを表現できるのが
食神さんたちの最も強い武器なのです。
これは食神を持たない私が食神の時期に頑張ってたころの記録
食神さんが自分のことを出せない理由は
思考の癖やパターンがからんでいることが多くあります。
それを見極めたいと思われる方は個人セッションにいらしてください。
<参考記事>