開運は辞書を見るとこのような意味になります。
運が開け、幸せに向かうこと。(Oxford Languagesより)
運を違う言葉で言い換えるとタイミングです。
チャンスと言い換えても良いかもしれません。
よく天中殺は嫌なことが起きますか?とご質問いただくのですが
天中殺は個人が持つバイオリズムです。
バイオリズムは運にはあまり関係しません。
なので天中殺が決定的な不運となることは少ないです。
けれどもそこに外的要因のタイミングが重なると
不運がやってきやすくなります。
バイオリズムの不調とタイミングが重なる例としては
猛暑日に体調が悪いのに出かけてしまい熱中症になるイメージです。
体調が悪い(バイオリズムが悪い)のであれば
家でゆっくり休養を取るべきなのです。
バイオリズムが多少悪くても
タイミングを上手くつかめれば幸運をつかむことができます。
これが【開運】です。
自分がもともと持っている内的要因は
反映するときもあれば、反映しないときもあります。
このバイオリズムとタイミングが混同してしまって
上手く運をつかめない方は多いなと思います。
ものすごく絶妙のタイミングで流しそうめんがやってきているのに
今お腹空いていないからとか
そうめんを食べたい気分じゃないとか
そうめんを食べたらお腹が冷えてしまうとか
そんなふうに考えて
流しそうめんを逃してしまうのです。
どれだけ後からお腹が空いたと感じても
次にいつ流しそうめんがやってくるかはわかりません。
これがタイミングです。
ここで流しそうめんをひょいっとつかめる方が開運します。
開運は運を開くと書きます。
開くは能動的な動作です。
自ら動くことに意味があります。
流しそうめんは自らお箸ですくい上げなくてはいただけません。
流しそうめんが食べたくないなら場所を移動するべきですし
お腹が冷えると考えるのは予期不安で
目の前にあるそうめん(タイミングやチャンス)とは関係ないのです。
最初の開運の意味に戻ります。
運が開け、幸せに向かうこと。(Oxford Languagesより)
「運が開け」とあるため
能動的ではなく受動的であっても運が開けると考えがちですが
運はそれ自体が動くものなので
こちらから能動的に取りに行くほうがたやすく得られます。
時々絶妙なタイミングで木の実が降ってくるように
思わぬ運がやってくるということは存在しますが
それを待っていては飢えてしまいます。
それに降ってくるなので、ケガをする可能性も否定できません。
運が無いわと思うときは受動的になっているときです。
自分が動かずに周囲にばかり動いてほしいと思っていないか
一度振り返ってみてください。
四柱推命は暦を使います。
自然の法則の中から
その方のバイオリズムだけでなく
タイミングを読み解くことができます。
流しそうめんを絶妙なタイミングでいただくこともできますし
木の実が降ってくるときにケガしないように準備することもできます。
運という見えないものをつかむために
四柱推命というツールを使うのも
戦略の1つとなります。
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