占いには3つ種類があります。
それぞれ
・命占(めいせん)
・卜占(ぼくせん)
・相占(そうせん)
と呼びます。
四柱推命などの生年月日を使う占いは命占です。
この占いの良いところは
生年月日という変わらないもので占うため
占いの結果が揺るぎにくいということです。
逆を返せば
変えられるものが少ないとも言えます。
それに対して手相、人相、家相など相を見る相占は
運気の変化によって相が変わります。
それを利用して、相を変えることで開運することもできます。
自分が望む要素を引き寄せる手相をマジックなどで書き足して開運するというお話を
聞いたことがあるかもしれません。
卜占もそのときに出た事象と占う対象との偶然性で占います。
不確実性があるため、こちらも動きが出やすい占いでもあります。
命占である四柱推命で出る吉凶は
上記のような理由で動かないものとなります。
その方が生まれつき持っているものが吉なのか凶なのかを占うものです。
では生まれ持った凶はどうしたら良いのかというと
命占ではあまりどうにもならないのです。
変わらないものにタイミングなどの付加要素で
物事を上手くいきやすくするくらいです。
今よりも古い時代は
吉や凶といった運の要素が生死に直結していました。
そのため、吉の要素を集めたものは良いとされ
凶の要素は極力避けようとします。
そのために占いを使ったのです。
生存戦略としての占い活用です。
吉凶の概念も時代と共に変わります。
そんな現代において
吉凶はどれくらい意味を持つのか
私はいつも考えます。
凶とされる星を持つ方が活躍することもありますし
吉とされる星を持つ方が幸せになれないこともあります。
それよりも
その方自身が地に足のついた幸せを追求するほうが
私はいいと思うのです。
吉凶は自分だけが勝つための手段でもあります。
これからの時代はそうではなくて
みんなで豊かになる時代がやってきます。
そのために占いを活用したいと思います。
自分が持つ自分だけの価値を知りたい方は
セッションへいらしてください。
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