四柱推命で読み解きに使う性質には
相反する性質もたくさんあります。
たとえば偏印と印綬。
この2つはどちらも知性の星に分類されます。
ですが、同じ「知性」と言っても
この2つは全く違うアプローチを試みます。
外へ向かっていく偏印に対して
印綬は内へ潜り込んでいきます。
相反する性質は偏印と印綬だけではありません。
たとえば動くのが苦手な十干である土(戊・己)をお持ちの方が
通変星に動くことで開運する偏官や偏印をお持ちということはよくあることです。
こういった相反する性質をお持ちの場合は
どうしたら良いのでしょうか?
その方の命式によって異なりますが
どちらも使うが最適解となることが多いです。
たとえば上の例の方だと
十干が土(戊・己)→頻繁に動くのは苦手
通変星が偏官・偏印→動くのが開運
です。
どちらも使うための対処策としては
・時々旅はするけれど、スナフキン的なずっと旅をしているような生活はしない
・のんびりした滞在型の旅をする
・旅から戻ったら日常生活に戻りやすくするために身体のメンテナンスをする
などが考えられます。
要するにどちらも立ててあげるのです。
特に通変星にあるものは
お金を稼ぐことにつながりやすいので
使いすぎることが出てきます。
ですが、使いやすい性質ばかり使っていたら
ご自身の運気は回らなくなってきます。
どの性質も平等に使えるのが一番ベストな状態です。
ご自身の中に相反するものがある場合は
どちらも使ってあげられるよう特に気をつけてあげると
開運しやすくなります。
ご自身の性質に相反するものがあるのか詳しく知りたい方は
四柱推命セッションでお伝えしています。
自分自身を含めた周囲の方の性質の取り扱い方は
四柱推命講座でお伝えしています。
<参考記事>