掟
鈴華ちゃんの
きれいな金色の髪が・・・・
「はよ放せや、シバくでほんま」
鈴華ちゃん・・・!
本当の・・・鈴華ちゃん・・・
でも、なんで・・・
「あげはサン、悪かった。ありがとう」
ありが・・・とう?
パシッ
「へ?」
「鵲さん!逃げるで!」
「え?へ? ふえぇえぇぇぇええぇえ!」
「九条さん!待って!」
ピタッ
宇宙、くん・・・!
「違うんだ、九条さん。鵲も。聞いてくれ」
「おい。宇宙。いい、やめろ」
「なんでだよ!いいわけないだろ!?」
な・・・なにが・・・?
「誤解なんだ、これは!」
誤解・・・?
「なにがやねん」
「鵲が教室飛び出して、俺が無理やりティーダひっぱってここまで連れてきたんだ。
そしたらちょうど、鵲たちが、みなるちゃんを見つけたところで。
建物の陰に隠れて、話・・・聞いてたんだ。」
「悪趣味なやつらやな。気がしれへんわ」
「う・・・・ごめん・・・。でも、九条さんの話し方を聞いたとたん、
ティーダが・・・その・・・九条さんが、本当の九条さんじゃないから、
このままだと九条さんも話しつらいだろうし、元に戻ってもらおうって話になったんだ」
熊木くんも、気づいてたんだ・・・
「そしたら、ティーダはいい案がある。って。お前は俺の後ろにいるだけでいいって。
そう言って、鵲を・・・・」
人質にした・・・ってこと?
「・・・・謀った・・・ちゅうことか?」
「・・・あなたも人だ。人命がかかるとなると、放ってはおけないだろう?」
「・・・・!!!!!」
!!!
れ・・・鈴華ちゃん・・・
「・・・・あんなところ、いないほうがいい」
「あ・・・アンタ・・!!!!!」
鈴華ちゃんすごい汗・・・
ど、どしたんだろ?
熊木くん、何か言ったのかな?
でも、ぼそっとしか・・・
「・・・・・・・一体・・・・なにを知ってるんや・・・・」
「・・・・・・九条家のことについては、多少詳しくてね。
今の場合、九条家の掟は、死守せねばならず。とかな」
「・・・・」
な?ななな?
「なあ、ティーダ!教えてくれよ!・・・どういうことだよ?」
「わからないのか」
あたしもです、ごめんなさいわかりません・・・・
「・・・そいつがさっき言ったとおり、死守せにゃならん掟が3つ、あるんや。
親が決定せし婚約者以外と性愛を禁ず、世の中の秩序に反する言動を禁ず。
いっちゃん意味不なんは、齢18になるまで、男女とも、髪に刃物を入るるを禁ず。」
「髪に刃物を・・・」
「入るる・・・・?」
って、どういうこと?
「わ・・・わからんの?・・・・・嘘やろ?」
「・・・悪いが、この人たちは本当にわかっていないんだ・・・」
ごめんなさい・・・
「・・・・・冗談きついで・・・ほんま・・・」
「で、どういうことなんだ?」
「18なるまで、髪切ったらあきまへんよーってことや」
えっ・・と・・・
「鈴華ちゃん・・・いくつ?」
「17や」
・・・・
「・・・・・それって、まずいんじゃないのか・・・?」
「あーあ!ぜっっっっっっったいに破っちゃならんことやってんで。
これ破ると、ウチは九条家の人間として見られない。問答無用で九条家から永久追放されるんや」
え・・・
「「えええええええええええええええええ!!!!!」」
To be Continued.....





