九条鈴華。
ほぼ無理やり着いてきてしもたけど・・・
・・・ここは・・・
学校の裏庭・・・やな。
こんなとこに、なんの用・・・・・
あの・・・・
血溜まりのなかの・・・・・
女の子に・・・か・・・・・・
「・・・・・・・みなるって、言うんだよ」
知らん・・・なあ。
そもそも、このこらと同じクラスちゃうし、
ウチは教室にこもりっぱなしやし。
まったく、わからへんけど
この子には、大事な友だちやったんやろな・・・・
ウチには・・・そんな友だち、一人もおらへん・・・・
「そうなんですの・・・。 ・・・なんていったらいいか・・・」
「・・・気にしないで。・・・・あたしね、大事な友だち、2人とも亡くしちゃったんだ」
・・・・
へヴィーな話やなあ・・・
「私も、守るべき人2人を、失ってしまいましたわ。
けれど、地震が来てすぐに気を失ってしまって。・・・私だけ、奇跡的に助かりましたの。
・・・ばかな話でしょう?」
「ううん。あの地震で、冷静にいられるわけ、なかったもん。
あたしなんて、友だちが落ちちゃったのに、助けてくれたのに・・・・・・・何も、できなかった」
「転落は事故ですわ。・・・助けに行っても、きっと2人とも死んでましたわよ。
あなたは怖くて、焦って。冷静な判断ができなかった。
・・・・もう1人のご友人はそう思っていたからこそ、ですわ。きっと理解してくれてますわよ。」
あの地震の中。冷静に動けて、助けることできるなんて。
ウチにはできそうもないわ・・・・
「そう・・・かなあ・・・」
「そうですわ。ご友人がくれた命、大切にしなければなりませんわよ」
「・・・・うん・・・そだね・・・・ ありがとう・・・鈴華ちゃん」
れい・・・か・・・?
は・・・初めて呼ばれた・・・・・・・
なんか・・・
照れくさい・・・・・
「どしたの?」
「あ・・・! ななななんでもないねん!」
あ。
まずい、口調が・・・
「・・・・」
めっちゃ驚いた顔としとる・・・!!
なんとかごまかさな・・・!
「あ、えっと・・・ご、ごめんn「やっと・・・」
え?
「やっと普通に話してくれたね、鈴華ちゃん!」
え?
「最初にあった時から思ってたんだ。口調、無理してるなあって」
えっ?
「なんだか無理にお嬢様になってるなって」
えっ???
「さっきの口調のほうが、ほんとの鈴華ちゃんで好きだなっ」
ウチいままで生きてきて、
一度もそんなこと言われたことなかったのに・・・!
一度も無理に話してること、ばれたことなかったのに!!
・・・すごい・・・子や・・・・
ウチをちゃんと、「九条鈴華」見てくれてる・・・・
この子になら・・・・
この子だけなら・・・・
ウチの本当の話し方で・・・
「う・・・ウチ・・・」
「少々お邪魔しますよ。お嬢様方」
!!!!!!!!
だ・・・誰・・・・や・・・・・・・・?!
To be Continued.....



