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Equine Therapy PARTNERS

エクウィンセラピー パートナーズ

 先月に続き、今月発売の『馬ライフ』12月号に、「マスターソンメソッド」って何? の後編が

掲載されました。今回は具体的なメソッドについて紹介しています。

ただ、限られたページであることや、実際のテクニックを文章で説明する難しさがあり、

ごく一部の紹介だけになっています。

 興味をお持ちいただけた方は、マスターソンメソッドのホームページを是非ご覧下さい。

そして、近い将来、著書『Beyound Horse Massage』の日本語版が出版されることを願いつつ、

多くの方にマスターソンメソッドの素晴らしさを知っていただくことができればと思っています。

 

 

 

 

 

 11月号の『馬ライフ』に、マスターソンメソッドと教育システム<1>について書いた記事が

掲載されました。12月号には具体的なメソッドと教育システム<2>が紹介される予定です。

きっと、マスターソンメソッドの魅力を知っていただくことができると思います。

是非ご購読ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 9月下旬に北海道の静内へ行き、生産育成牧場を営む男性と結婚した知人の牧場に

お邪魔してきました。今年の北海道は全体に気温が高く、滞在中も暑いくらいでした。

 

 牧場の朝は早く、5時半頃には活動が始まります。 

牧場には走路があり、ご主人ともう一人の男性とで、2歳馬の走行訓練(?)をされていました。

常歩、軽速歩、駆歩を左回り、右回りでそれぞれ1週くらいずつ走っていました。

走った後にはゲート入りをする訓練もしていました。

 

 

 走行の後はゲートインの訓練

 

 

 この日離乳したばかりの4頭の子馬と、まだ離乳していない子馬に会いました。

体毛が柔らかく、身体もソフトで、高齢の馬を多く観ている身には新鮮でした。

この子たちもいずれは競馬場で活躍する馬になるのでしょうね。

 

 この日離乳した子馬

                                         離乳前の子馬

 

 

2歳になると牡は牡、雌は雌で分けて放牧をするそうです。もう結構大きいですね。

 

 多分、牝同士。

 

3日間、広々とした景色を眺めながら、すっかりリラックスさせていただきました。

 7月30日(火)、ディープインパクトが亡くなりました。

ちょうどこの日、いつもボランティアで行っている乗馬クラブで、10歳のディープの産駒のセラピーを

していました。ふと、この子のお父さんはディープインパクトだな・・・なんて思いながら関わっていた

ので、家に帰ってディープが亡くなったと聞いて、とても驚きました。

 

 今から4年前、北大で動物関係の国際学会が開かれ、それに参加するため札幌にいました。

学会が終わり知人に馬関係の施設を案内してもらっていたのですが、その一つに社台スタリオン

ステーションがありました。

 訪問の目的は獣医さんにご挨拶することでしたが、たまたまお留守でした。もうすぐ戻られると

いうことだったので、待たせてもらうことにしました。その時たまたま事務所(?)にいらした職員さんが、

「良かったら見学しますか? ディープインパクトもいますよ。」と言ってくださいました。

 私たちは「いいんですか?」と言いながら、ディープや他の種牡馬たちの馬房のすぐそばまで

行きました。私は競馬にはそれほど興味はなくて写真を撮るつもりはなかったのですが、

知人から「宮島さん、ディープインパクトですよ!」と言われ、撮ってもらったのがこの写真です。

 

                                                2015年9月

 

 それからもしばらく待っていましたが、獣医さんはまだ戻っていらっしゃいませんでした。すると、

「今からディープの種付けがあるので見学しますか?」と言われ、思いもしない機会に恵まれました。

初めて見る種付けでした。この日もう1頭、エピファネイアの初めての種付けもありました。

 種付けを見て思ったのは、本番(!)の前に代理をさせられる当て馬(?)が不憫に思えたこと、

母馬の側で職員に押さえつけられながら怯えたように鳴いている子馬の姿、そして、頸を湾曲させて

種付けをする種牡馬の姿勢のすごさでした。

 「きっと頸にテンションやストレスが溜まるだろうな。」それ以来、種付けをする馬に、もし機会があったらセラピーをしてあげたいな、という思いを抱いていました。

 

 頸椎骨折で安楽死になったと言うことですが、年間相当数の種付けをしていたら、頸椎に負担は

かかるだろうな、と思いました。

 いつも見ている10歳の産駒が、お父さんの分まで長生きしてくれることを願いながら、

ディープインパクトの冥福をお祈り致します。

 ジム・マスターソンはマスターソンメソッドの目的を、「パフォーマンス、ウェルビーイング、馬との関係、およびコミュニケーションを発展させること」であるとし、それは獣医学の代わりになるものではないと

述べています。

 ここではマスターソンメソッド認定プログラムについて簡単にご紹介したいと思います。このプログラムは全体を3段階に分けて組み立てられています。すべての人がMMCPを目指しているとは限りません

ので、第1段階だけで終える人、第2段階に入っていても事情があって途中で辞める人もいます。

 現段階では日本に在住しているとセミナーのたびに海外に行かなければいけないので、継続が難しいと言う問題もあります。その意味でも、日本でセミナーが開かれるようになって欲しいと思っています。

 

<マスターソンメソッド認定プラクティショナー(MMCP)プログラム>

・ MMCPになるには以下に説明されているホースマンシップの経験と教育の前提条件を満たし、

 コースのトレーニング要件を完了し、教えを受けたすべてのテクニックに習熟していることを

 証明する必要がある。

・ 認定プログラム完了期間: 9 ~ 18ヶ月。

 

第1段階:必須コース(Prerequisite Courses

1. 2日間セミナー(Beyond Horse Massage 2-Day Seminar-Workshop)

  - このセミナーはMMの基本原理とテクニックについて学ぶ基礎ワークショップで、週末に行われる。

  - ここでは実践的な指導を通してリリースの感触、馬を読みとることを学び、それらが機能するため

   の方法に馬が参加している必要がある。

  - このワークショップで最も価値があるのは、ボディワークの結果、馬との関係性やコミュニ

   ケーションを改善させることである。

2. ホームスタディコース(Beyond Horse Massage Home Study Course)

  - 2日間のセミナー中にジム・マスターソンが教えたテクニックのガイド学習と体系的実践を提供

   するオンラインコース

3. 5日間セミナー(Advanced 5-Day Course)

  - このコースで教えられる高度なテクニックは、馬の動きやパフォーマンスのポジティブな変化を

   もたらすことであなたの成功体験を増大するであろう。

  - また、身体に代償的あるいは二次的問題を引き起こす可能性のある一次的問題を示す

   パターンを特定するのに役立つ評価方法を学ぶ。

 

第2段階:認定プログラムの開始(Starting the Certification Program

・解剖コース(Anatomy Course)

  - 解剖学の要件を満たす。

  - 第2コーチングコースに参加する前、そして登録から6ヶ月以内にこのコースを修了する。

  - フィールドワークコースの受講を申請するには、解剖学の熟達度を評価するための

   フィールドワークエントランスクイズを受ける。

・フィールドワークコース(Field Work Course)

  - 3つのブロックで、各々5頭×2回=10例のケーススタディを完了する。

    (ケーススタディは、各ブロックすべて異なる馬で行う必要がある。)

  - 各ブロック終了時にMMコーチとコーチングコースに参加し、習熟した実技を実践する。

  - 各ブロックの焦点:  

     ブロック1: 技術の習熟度、   ブロック2: 解剖、   ブロック3: すべて

  - ブロック3のコーチングコースは、認定修了コースに参加する少なくとも3週間前には修了する。

 

第3段階:修了コース(Completion Course

・認定修了コース(Certification Completion Course―2-Day-Course)

  - 認定プログラムで学んだテクニックを復習、実践、洗練し、ジム・マスターソンのテストを受ける。

  - ジム・マスターソから、次のレベルの評価とボディワークテクニックを教えられる。

  - 上記修了後、マスターソンメソッド認定プラクティショナー(MMCP)のタイトルを獲得できる。

 

※ 詳細につきましては、マスターソンメソッドのウェブサイト(英語)をご覧下さい。

  また、質問等がございましたらこのウェブサイトを通してお知らせ下さい。できる限りお答え致します。