7月30日(火)、ディープインパクトが亡くなりました。
ちょうどこの日、いつもボランティアで行っている乗馬クラブで、10歳のディープの産駒のセラピーを
していました。ふと、この子のお父さんはディープインパクトだな・・・なんて思いながら関わっていた
ので、家に帰ってディープが亡くなったと聞いて、とても驚きました。
今から4年前、北大で動物関係の国際学会が開かれ、それに参加するため札幌にいました。
学会が終わり知人に馬関係の施設を案内してもらっていたのですが、その一つに社台スタリオン
ステーションがありました。
訪問の目的は獣医さんにご挨拶することでしたが、たまたまお留守でした。もうすぐ戻られると
いうことだったので、待たせてもらうことにしました。その時たまたま事務所(?)にいらした職員さんが、
「良かったら見学しますか? ディープインパクトもいますよ。」と言ってくださいました。
私たちは「いいんですか?」と言いながら、ディープや他の種牡馬たちの馬房のすぐそばまで
行きました。私は競馬にはそれほど興味はなくて写真を撮るつもりはなかったのですが、
知人から「宮島さん、ディープインパクトですよ!」と言われ、撮ってもらったのがこの写真です。
2015年9月
それからもしばらく待っていましたが、獣医さんはまだ戻っていらっしゃいませんでした。すると、
「今からディープの種付けがあるので見学しますか?」と言われ、思いもしない機会に恵まれました。
初めて見る種付けでした。この日もう1頭、エピファネイアの初めての種付けもありました。
種付けを見て思ったのは、本番(!)の前に代理をさせられる当て馬(?)が不憫に思えたこと、
母馬の側で職員に押さえつけられながら怯えたように鳴いている子馬の姿、そして、頸を湾曲させて
種付けをする種牡馬の姿勢のすごさでした。
「きっと頸にテンションやストレスが溜まるだろうな。」それ以来、種付けをする馬に、もし機会があったらセラピーをしてあげたいな、という思いを抱いていました。
頸椎骨折で安楽死になったと言うことですが、年間相当数の種付けをしていたら、頸椎に負担は
かかるだろうな、と思いました。
いつも見ている10歳の産駒が、お父さんの分まで長生きしてくれることを願いながら、
ディープインパクトの冥福をお祈り致します。
