友人の画像提供より
『放送禁止 わけあってもう二度と見れません』 Mystery in Showa 2019年 春号より
下らない画像で恐縮ですが、これは以前私が店頭でチラッと拝見したアングラ週刊誌です。
その中で、興味深い記事がありました。
同
同
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記事の内容は、「北朝鮮で『神』扱いされてる故・金日成主席に関するお宝が、在日コリアンの世代交代により、見捨てられ、今では小遣い稼ぎで売られる末路にある」などと、またいつもの北朝鮮ディスで、最後は「経済支援の大黒柱が細った北朝鮮の雲行きはかなり怪しい」と、非常にいいかげんな綴りで締めくくられています。
‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その2(朝鮮の永久分断を望み、アジア平和を拒む人々)‐
‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 最終回(中国と北朝鮮は敵 米軍産複合体に靡く人々)‐
日本語メディアの北朝鮮に関する情報は、テッペンから底辺まで、悪意のバイアスがかかった「ゴミの吹き溜まり」がゆえに、いちいち相手にする価値もありませんが、実際友人にこの話を持ち掛けたところ、すぐさま「自分も持ってるよ」と答えてくれました。
では、実際にそのものを見ていきましょう。
これはその一部だそうですが、結構ありますね。
まずはバッジから。
これは朝鮮民主主義人民共和国の故・金日成主席と、ソビエト連邦の建国者であるウラジミール・レーニンのバッジです。
たしか、友人が東京の朝鮮高校に通ってたときも、同級生や先輩が、胸に北朝鮮の国旗(金主席は入っていない)だけのバッジをしていた記憶があると言っています。
みんな愛国心が強いんだよね(わかる人にはわかる)。
これが裏です。
レーニンのバッジは、裏にロシア語(キリル文字)が入ってます。
さらに出てきます。
晩年期の故・金日成主席と、亡くなられた金正日総書記の二人が入ったバッジ。
おや、これは雑誌にもあったものですね(左の方)。
バッジ裏はこうなってます。
この他にも、北朝鮮関連のバッジは沢山あるそうですが、いちいちタンスから出すのも面倒くさいとのことで、今回は割愛させていただきます(笑)
これは父方の祖父さまから頂いた写真だそうで、若かりしころの金日成主席が写っています。
こうやって見ると、改めて「正恩氏と似てるなぁ」と思います。
はっきりとは言えないですけど、これは朝鮮への帰還事業の写真かな。
友人に聞いても、よくわからないとのことで、ただわかることは、写真右下に太極旗がありますが、北朝鮮が建国間もないころは、国旗は韓国と同じ太極旗でした。
朝鮮民族のシンボルですからね。
そして次がコレ。
友人曰く、こっちの方が価値が高いんじゃないかなとしています。
『USSR』ってソビエトじゃん。
皆さん、最近話題の『USA』ではありません。
正真正銘の『USSR』です(笑)
つまらん冗談はこれくらいにして、中身を見ていきましょう。
なぜかソビエトのコインケースに、中国の人民元が(笑)
時代は「1965年」(絵の中央下)と記載されています。
こちらが裏(北京の紫禁城が見えます)。
続いて、ソ連硬貨に行きます。
左から『マルクス』『レーニン』『エンゲルス』となっています。
ロシア語が読めなーい!(笑)
まあ、ざっとこんな感じです。
そして、ここからが本題。
では、ここでいう『遺物の価値』とは何ぞやということ。
引用した週刊誌にはじまり、この話を友人と展開していく中で、個人的にふと思ったことを話してくれた。
彼は日夜イラストや漫画を描いているから、直接原作を読んでいなくても、好きと勉強がてら、時々Youtubeであるアニメ動画をふらっと見ていたりする。
これはその時の話。
ブラックラグーン レヴィ 好きなシーンまとめ (動画4分14秒以後より)
https://www.youtube.com/watch?v=4syolrgXAs8
#5 Das Wieder Erstehen Das Adlers PT.1 (5分34秒)
レヴィ「質問をしようか。この二つは一体なんだろうね?」
(ロック)「…勲章と……骸骨だ…」
「違うね。これはモノだよロック。とことん意味を還元していけば、残るのはその言葉だけさ。モノっていう単語だけだ。そんな所で改めて価値を付け直すとしたら、それは思い出なんて世迷い言じゃねえ。その価値は万人が認める共通のテーマだ」
「金だよ」
「それ以外の価値なんぞ感傷だらけのたわごとだ」
『BLACK LAGOON 名セリフ集Pt.1』より
http://naname75.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
つまり、ナチスの鉄十字勲章も、アメリカやロシアの勲章も、ノーベル賞のメダルも、韓国の建国勲章も、日本の旭日大綬章も、その全部は『モノ』に過ぎず、友人はものすごい衝撃を受けたそうです。
もちろん、そのすべてを受け入れるわけではないけど、記事で北朝鮮への忠誠低下がどうたらこうたらと、大仰な御託を並べる裏腹に、ごく単純な人間の心理として『モノ』を売り払う行動だと解釈したら、さほど難しい問題でもない。
しかしながら、ある一面において、実際に彼自身も嘆いていたことでしたが、日本で暮らしている在日コリアンが、何かしらの理由に帰化したり、度重なる偏った報道や社会の状況に翻弄されて、自国である北朝鮮に嫌気が差して、引用記事にもあったような人々が出てきているのも「事実」です。
ただね、自分としては、これだけは言っておきたい。
どんなことがあっても、仲間や家族を裏切る連中に、ロクな人間はいない。
そこのところは、朝鮮人も日本人も、海外に住む中国人の「意識」には到底かなわないと、今もこの先もずっと思うだろう。
<参考資料>
・友人の画像提供
・『放送禁止 わけあってもう二度と見れません』 Mystery in Showa 2019年 春号
・Youtube動画 『ブラックラグーン レヴィ 好きなシーンまとめ 』
https://www.youtube.com/watch?v=4syolrgXAs8
・NaNaMe75 『BLACK LAGOON 名セリフ集Pt.1』より
http://naname75.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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