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‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編(平成最後にあの人が登場!?)‐
この漫画は、友人が仕事中に何の脈絡もなく思いついてしまったネタであり、別に「社会派ギャグ漫画」に回帰したのかとも、「平成最後」にあやかろうともしたわけでもなく、ほんと突然に舞い降りた内容でした。
結末としても、あからさまな「下ネタオチ」になってしまったことも、それが嫌いな読者さま方には、とてもお見苦しいものを提供してしまったと、友人自身も謝罪の念を持っていますが、良くも悪くも、量産し続けなくては意味もないので(漫画は描いてスキルを磨くものだから)、こればかっりには「失敗作」も生み出してしまうことは避けられません。
これからも、そうしたものでもOKなら、とてもありがたいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、恒例のイラスト発表と解説に行きます(私の大好きなメガテラさんのBGM付きでお送りしましょう)。
WhiteSpace 歌ってみたのはメガテラ・ゼロ
https://www.youtube.com/watch?v=3ShoJk_05GM
おお、なんだかアニメOPのワンシーン見たいですね。
単純に、天皇の「ラスボス感」が半端ないww
ほんじゃいつもの作画解説。
大まかなキャラ配置と、その下描き(シャーペン)。
ペン入れと下描きを交互に繰り返していきます。
裏返して線の微修正(デッサンの狂いチェック)。
さらに描き込みを続ける。
ペン入れ終了。
完成。
今回は、このイラストについて解説していこうと思います。
友人がなぜデリケートな『菊タブー』に触れたのか(私個人は問題ないと思うが、それはまた別の機会で)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC
彼の中では、別に大した問題でもなく、単純に「思いついたから」という側面と、ある意味では、とても深刻な意識の表れから、今回のイラストを作成しました。
二人の表情と姿を見れば、ひとつの『巨大な権威』におののく様子が描かれている。
つまり、これは何を意味するのか。
ひとえに、それは『出版社』です。
過去の経験から、漫画家という職業の「厳しさ」について、編集者に叩き込まれた事実から、自分のキャラや漫画が、いとも簡単に切り捨てられてしまう現実にしろ、もちろんそれは「目指す皆が経験すること」だけれど、彼の中では確実に暗い陰を落としている。
絶対に抗えぬ、それから認められねば、どうにもならぬほど圧倒的な存在。。。
そうした焦りと不安が、色々な面に表れて来たという印象です。
もちろん、それを乗り越えられてこそ夢を達成できるものであり、ここは是非とも踏ん張ってもらわねばならない問題でしょう。
最後の希望として、それでも強く一点を見つめる女の子の姿に(厳しい現実と向き合うこと)、ラストの持ち込み作品にパワーをかける気持ちが込められているそうです。
・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/
<参考資料>
・友人の監修および写真資料
・Yotube動画 『WhiteSpace 歌ってみたのはメガテラ・ゼロ 』
https://www.youtube.com/watch?v=3ShoJk_05GM
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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