ほんとにあった!呪いのビデオ78を見た感想とあらすじ 【ネタバレあり】 | エピックパインのゲームブログ

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今回は震災の影響で書くのが遅くなってしまったほんとにあった!呪いのビデオ78を見た感想とメインストーリーのあらすじを書いていこうと思います。

本作は再生時間が約115分と映画1本分の長さであり、半分以上がずっと一緒この話なので、まとめながら見るのがちょっと大変でした。

 

それでは気になった単発系エピソードを簡単に書いていきます。

 

1つ目は冒頭の「踏切」。

 

 

背景が今時のYoutuberっぽい設定の映像。

その踏切では謎の男性の霊ががこちらに向かって手招きしており、友人の男性が踏み切りに吸い寄せられて線路に出ようとした直前、列車が通ると言う霊が人を道連れにしようとした始めてのタイプでした。

 

もう1つは、色々な意味で闇を感じた「排水溝」。

 

 

ネット上で所謂、神待ち掲示板で知り合った家に投稿者が泊まった時の映像。

風呂場から聞こえる物音が排水溝から聞こえており、ライトを向けると詰まった髪の毛の中から謎の手が這い上がってくると言うもの。

そして排水溝からカメラを引くと女性の頭があり、映像の気持ち悪さと闇が深い設定のエピソードで、本作で1番怖かったです。

 

獅子舞、休日、ゆれる、唐突に復活したシリーズ監視カメラ 中古車は作り物っぽくて微妙でした。

 

そして今夏のメインストーリーである「ずっと一緒」の後編です。

大変でしたけど大まかなあらすじとネタバレをまとめていきたいと思います。

 

続・ずっと一緒

 

 

ずっと一緒前編のあらすじと感想はこちらから。

前作で唐突に引っ越して行方が分からなくなってしまった「沙那恵さん」と「沙那恵さんの兄」と名乗る人物。

しかし沙那恵さんには兄など存在しない。

一体どこへ行ってしまったのか、、、

 

前回、投稿者の「めぐみさん」が撮影していた映像には続きがあった。

めぐみさんはあの合宿の肝試しの映像を見せると、発作が起きてしまう沙那恵さんを看病する兄。

 

 

この映像に写っていた処方にの薬局名が書かれていたので早速調査する事に。

調べてみると、そこでは兄「蓮見 滋直さん(以下、滋直さん)」が働いていた。

 

続いてめぐみさんから沙那恵さんと話す事が出来たと連絡が来た。

めぐみさんからは、あの合宿の事や以前付き合っていた彼氏の事はもう気にしていない様子で、滋直さんは彼氏でなく血は繋がっていないが本当の兄だと思っている事。

今住んでいる場所は蓮見という苗字ではない家だという事が語られた。

ここで滋直さんは沙那恵さんの血の繋がった兄では無い事が確定しました。

 

スタッフはその家へ直撃取材を行うことに。

しかし、沙那恵さんはめぐみさんとだけなら取材しても言いと言われ、スタッフはしばらく2人の様子を遠くから見るだけ。

険悪な雰囲気で帰ってきためぐみさんからは、これ以上調査するのは迷惑なのでそっとして欲しいと言われた。

 

 

次に滋直さんに取材を行った。

スタッフの川居さんとだけと言う条件で取材を行う事ができ、今一緒に暮らしている方について聞くと、

彼らも自分とは血の繋がってない擬似家庭であり、本人からの希望もあって沙那恵さん療養のために4人で暮らす事にしたという。

ここでも滋直さんからも「そっとしておいてほしい」と言われ、今も大学に行けない理由として「あの合宿を思い起こさせる事」、「スタッフや当事者でもあるめぐみさんとも会いたくない様子」だった。

 

滋直さんの勤め先から身辺を調べたところ、実家が分かったので滋直さんの母へ取材を行うことに。

 

 

そこでは高校を卒業後から一切連絡を取れていない事、滋直さんには早くに亡くなってしまった実の妹である「京子さん」と言う人物がいた事が判明する。

 

 

箇条書きになりますがこの話で分かった事は、

 

京子さんは生まれつき顔の左側に大きな母斑があり、年齢が上がる度に母斑を気にして引きこもりがちになっていた事。

医学部の大学を目指した事や、現在薬剤師仕事をしているのも全ては京子さんの治療する為である事。

父が既に他界している事や、京子さんが亡くなった事で母との信頼関係が崩れ、遺骨を自分が持っていってしまった事。

母斑の位置が投稿映像の霊、めぐみさんが撮った動画に写る沙那恵さんの痣の位置が一致する事。

 

ビデオテープの中で「ずっと、ずうっと一緒だよ」という台詞を言っていた。

 

母斑を気にしてカメラを避けていた京子さんは滋直さんが写っているビデオテープの映像の中で、滋直さんは京子さんにドレスをプレゼントしたり、母斑を隠すためにファンデーションを塗っているシーンもあって、本当に妹思いの良い兄だった事が伺える。

 

霊の正体は京子さんなのか?何故沙那恵さんにだけ霊障が起きるのか?

 

しかしこれ以上掘り下げると、再び彼らの関係や今ある家庭を壊しかねない。

スタッフ同士の意見が割れる中、川居さんの判断で取材中止を決定した、、、

 

 

話が反れますけど、川居さん1人だけが色気ムンムンな容姿でこの場面がシュールに見えました。

 

後編では突然、滋直さんがスタッフの寒川さんの家を何度も訪問してくるという事態に。

インターホンに写る滋直さんは爽やかな雰囲気から一変して、何か焦っていた様子だった。

 

 

演出と構成の福田さんが寒川さんの家に入るが、寒川さんは過去作の中で家の映像を写したせいで特定されたと怒っていた。

特定された原因は沙那恵さんに渡した名刺から特定されたのではないかと福田さんの冷静な突っ込みを入れられる。

(ちなみに私が覚えている限り、そんな映像は過去作では無かったと思います。)

 

更にめぐみさんから取材中止後に沙那恵さんの実の母親とあの家に行き、沙那恵さんを連れ帰らせたという連絡が入った。

その様子を写した映像ではあの家に暮らしていた両親?は沙那恵さんを引き止める様子は無かった。

 

その後メンタルケア類のクリニックに相談に行ったところ、沙那恵さんはマインドコントロールされている可能性がある事が分かる。

更に沙那恵さんが飲んでいた薬は薬品ではなく、粉末状の骨だった。

 

 

伝承で骨を飲む行為は亡くなった者のものを飲む事で、すっと一緒になるという意味合いで行っていたようで、滋直さんは京子さんを沙那恵さんと同化させたかったのではないのか、と言う仮説を立てる。

 

次に共同生活をしていた所夫妻に取材を行った。

 

 

夫婦は薬局で知り合ううちに滋直さんを亡くなっていた息子のように慕っていた。

夫婦は本当の家族のように楽しかったという。

 

この1連の出来事から、今もなお寒川さんの家を訪れる滋直さん。

スタッフは再び会議を行い、取材を再開をすることに。

ここでお互いの居場所を裂いた原因は自分達にあると責任を感じている川居さんは、実は沙那恵さんが実家に帰った後から単独で滋直さんに会って相談などを受けていたりもしていた事もあって、沙那恵さんと滋直さんを再開させて元に戻すよう提案する。

 

スタッフは厳戒態勢の中で、今もなお寒川さんの家に訪れる滋直さんから話を聞く事に。

 

 

滋直さんは、ずっと沙那恵さんの兄として一緒にいる約束を破ってしまっている事を謝りたがっていた。

京子さんの骨を沙那恵さんに飲ませていたことについては、滋直さん自らが京子さんの骨を飲んでいた事は事実だが、自分が京子さん(本当の妹)になるため自らの意思で飲んでいた。

最初は沙那恵さんを京子さんに重ねてみていたが、あのビデオテープで交わした京子さんとの約束や思い出を忘れてしまうのではないか、と感じ約束を破る事に決めた。

 

しかし後日、所さんの家に帰った滋直さんは入院していた。

原因は分からず、近くにあった置手紙にはごめんなさいと書かれており、空の骨壷があった事から滋直さんは大量の遺骨を飲んでいた。

「ずっと一緒になる」と言う約束を果たす為に全ての遺骨を取り込み、京子さんと一体になる事で約束を果たそうとしたのか。

過剰な兄弟愛が生み出した1連の事件だった。

 

最後に、兄弟の映像の中で砂嵐が始まり、何かが写りこんでいるようにも見えますが、特に解説などは無しであと付けなのか分からず(恐らく後付け)。

 

かなりの長文になりましたが、感想としては正直微妙でした。

長い時間で話の筋は通っているものの、ラストのインパクトが無く、霊的なものでも何でもないドキュメンタリーなのか、ミステリーものなのか良く分からず、過去の呪いのビデオとは程遠いものになってしまったと感じざる負えません。

過去の呪いのビデオでは結構強硬手段にでていたところがあって面白かったのですが、これなら多少雑でご都合展開でも良いので霊VS取材班の謎解きものの方が面白いと感じました。

 

以上で、ほんとにあった!呪いのビデオ78を見た感想とあらすじでした。

 

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