2023年産卵の新潟県産本土ヒラタ。vol.9は蛹化の報告と思っていたのですが、途中経過。

 

 マットに移したのが3月中旬。4月に入り活動し始めたのか、暴れたのか、ボトルの首の部分にはマットを詰めていませんでしたが、蓋まで隙間が無いほどにマットが詰まっているボトルが半数くらいありました。上の方で暴れてマットをほぐしたという事でしょう。

 そのままでも良かったのですが、何となく空間が欲しくて(良く分かりませんが)取り敢えず一つ一つチェックして、上部に溢れたマットを取り除きました。

 

 その際、蓋を開けると何だか少し悪臭がするものがありましたプンプン子供の頃、釣りのエサに堆肥でミミズを探していた時のような臭いです。マットの水分量が多くて腐りかけているのかなガーン蓋の内側もこんな風に水滴がついてます。

 中は

 加水した段階ではそれほど水っぽく感じなくても、ギュウギュウに固く詰めると水分が少し溢れるのかなと考えました。いずれにしても、臭いのは困るので、少し水分押さえたボトルを数個作成。基本週末しか作業できないので、いざ移そうかなと思うと

既に蛹室らしきものを作っているボトルが多数。

 

昨年の最初の蛹化が5月下旬だったので、まだ時間があるかなと思っていましたが、蛹室作りは体力を消耗するみたいだし、蛹室が見えていないボトルも中で同じ状態かもしれないし、今更、掘るに掘れず、思案中。う~ん、どうしようか?

 初めてマットを詰めてみましたが、失敗だったかなガーン

何よりヒラタに申し訳ないショボーン

 

 マットの臭いも気にしながら様子を見て、蛹化したら人口蛹室がいいのかな?

 

 こちらは2022年産卵の唯一2度目の冬を越したヒラタの幼虫(オオクワも1匹いますが)、このハリの無い体。

セミ化一直線のようです。一応蛹室を作っているボトルにサンドしておきました。

 

 

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