2022年に新潟県産のヒラタクワガタを採集し、繁殖に取り組んだ計画も終盤です。数匹人口蛹室に移していましたが、羽化が確認できて1ヶ月程経った個体が増えたので掘り出しを行いました。

 

 

 

結果は以下の通り

セット① 親 WD ♂55mm ♀32mm
No. 雌 雄 サイズ 不 全
No.01 58.0mm
No.02 37.0mm
No.03 37.4mm
No.04 60.0mm
No.05 59.8mm
No.06 蛹 ⇒ ★
No.07 36.8mm
No.08 36.7mm
No.09 35.0mm
No.10 37.0mm
No.11 55.0mm 翅隙間
No.12 53.0mm 翅隙間
No.13     ※ 蛹
No.14 蛹化不全 ⇒ ★
No.15 37.0mm
No.16     ※ 幼虫
No.17 36.8mm
No.18 37.0mm
No.19     ※ 羽化
No.20     ※ ★ or 居食い

※9月3日現在の状況

 

  一部を整列。上段真ん中の♂は翅が完全に閉じず、僅かな隙間があります。

 

 綺麗に羽化した♂3匹

 

 残念ながら翅が完全に閉じない♂

 

 ここからは、閲覧注意(見たくない方はここまで、蛹化不全の蛹の画像があります)。

 

 

 こちらは以前も紹介した蛹で★になったNo.06

 

 蛹化不全となったNo.14

 胸・頭の状態から♂であることが分かりますが、幼虫の時の頭が脱げずに顎が形成されず、手足もそのまま。幼虫の殻を取ってあげたかったけど、蛹化して2日程経っていて無理でした。8月19日にこの状態を確認し、9月3日に★になりました。

 

 この他、セット②、セット③の幼虫がそれぞれ1匹ずついますが、割出も遅く、菌糸ビンに投入せず、マットで飼育中です。

 

 セット①では、未掘り出しの個体が、もう4匹いますが、現時点で掘り出した個体は♂5匹で、53mm~60mm。♀9匹で35mm~37.4mm。親より小さな個体は♂1匹だけとなります。

 

 割出、菌糸ビン投入・交換、蛹化、羽化、暴れ有無のデータもあるので、今後確認して今後に活かしていきます。

 

 今回♂♀ともに親の5mmUPを達成できました(持ち腹の子が多いかもしれませんが)。残念な結果になってしまった個体もいますが、初めてのヒラタブリードとしては、良い方なのかな。来年はこのWF1で更なるサイズUPを目指してブリードしていきたいと思います。

 

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