前回、自作したツールを使ってのヒラタクワガタ採集。
夏休みは昆虫採集と魚釣りに明け暮れた少年時代。
家の近所でカブトムシやコクワガタなどを捕まえました。稀にヒラタクワガタを捕まえることがありました。小学生の時に大きな♂を2匹、小型の♂を1匹、♀を1匹捕まえた記憶があります。
時は流れ○○年後。今の職場に転勤になってから、通勤途中に気になる木があり、○○年振りに昆虫採集に挑戦すると、ここで小型のヒラタクワガタの♂を2匹、二年後の昨年別の場所で1円玉サイズの♂を1匹捕まえました。
でもやはり、大きなヒラタを捕まえたいという欲求が高まり、前回のツールを自作した訳です。
先日、職場の同僚と仕事帰りにヒラタクワガタを追って昨年1円玉サイズを捕まえた場所へ行ってきました(ちなみにその前に2匹捕まえた木は伐採されてしまし今はありません)。
ツツガムシ対策をしていざ!
幸先良く、最初の木で同僚が中型のヒラタ♂を捕獲
いるヒラタいるぞ
負けていられないと私も気合が入ります
そして木の洞の中で、大き目のヒラタ♂を発見
例のツールの出番です。
洞の中は暗く、ツールを持ちながらライトで照らすのは中々難しいところでしたが、例の輪っかを
何とかアゴに通してワイヤーを引っ張り固定。手足が取れないように慎重に引きずりだすことに成功
コクワや他のも写ってますが、コイツです。55mm超。
個人的には満足のサイズです。
自作したツールで捕まえることができて、メチャメチャ興奮しました。すごい達成感です(仕事でもこんな達成感を味わいたい)。
その後も、このツールを使って洞の中から中型のヒラタの♂2匹とコクワを何匹か捕まえました。
ヒラタは左上2匹と右の1匹、エサ皿の中に1匹です。型の良いコクワも写ってます。左上のヒラタは蛹室が小さかったのか、首というか胸の部分が曲がっていて、羽根もお尻の部分が完全ではありませんでした。かわいそう。
結果ヒラタの♂4匹。ヒラタっぽい♀1匹。他コクワ数匹を捕まえました。コクワはリリース。ヒラタの♂はそれぞれ二人で2匹ずつ分けました。
私は自分で見つけた一番大きなヤツと一番小さなヤツ。
恐らく、自作のツールが無ければ最初の1匹だけだったと思います。きっとヒラタは数が少ないのではなく、洞の中にいて表に出てこないので見つかり難いのかもしれませんね。
自宅で越冬した昨年捕まえた1円玉サイズと記念撮影。
1円玉サイズ君は、足が1本欠けていました。単独で飼育していたのに何故だろう。
あまり沢山捕まえると飼育も大変だし、ここからいなくなったらイヤなので(捕まえておいて何ですが・・・)今シーズンはこれで十分。と言いたいところですが、♀も捕まえて繁殖に挑戦したいです。