今回はDIY。というよりちょっとした工作。
採集といっても鉱物採集ではなく、昆虫採集。
ターゲットはヒラタクワガタ。
ヒラタクワガタは木の洞の中にいることが多く、これを捕まえるには、ちょっとした道具があると便利。で作成したのがこれ。
アルミのパイプにワイヤーを通しただけの簡単なものです。
まず、細いアルミのパイプを購入。1mで200円位だったかな。適当な長さに切ります、私は取り敢えず20cmにしました。ニッパーでも切断可能ですが、断面が潰れるので金ノコで。ニッパーで切断してもペンチで復元可能です。
先端と、根本(持ち手の方)に穴を開けます。
木の板に三角刀で溝を掘ってパイプを固定して、インパクトドライバに取り付けたドリルで開けましたが、アルミは軟らかいので、インパクトドライバを使わなくても100円ショップのドリルビットを手で回しても十分簡単に開きます(後で気付きました)。
こちらは持ち手の部分、それぞれ穴の位置は適当ですが、先端の部分の穴は先端から離れ過ぎるとうまく機能しない(ワイヤーを絞ったときの輪っかが大きくなる)のでその辺は適当に。
次に持ち手の穴からワイヤーを通して
先端から出たら、先端の側面に明けた穴から折り返します。
パイプの先端はヤスリでテーパーを付けるというか面取りしました。
その後、反対側の端面から出たら、端面ごとペンチで潰してワイヤーを固定。はみ出たワイヤーを切断。
最初にワイヤーを通した持ち手の部分のワイヤーを輪っか(指が入る程度)にして、ワイヤーと一緒に売ってる潰して固定するヤツでこんな感じにします。
この輪っかに指を入れて引っ張ると、
先端の輪っかが
こうなります。
洞の中にいるクワガタのアゴに輪っかを通し、引っ張って固定して引きずり出そうという作戦です。
実は最初に家にあった少し太めのワイヤーで試作したのですが、ワイヤーを通すとパイプ内で引っ掛かり側面の穴が使えずにこんな形で試しました。
持ち手のワイヤーを引っ張っるのに抵抗が大きく力がいること、うまくアゴに引っかけられずにスカした時にパイプ内に潜って、再度出すのが手間なことから、細いワイヤーを買い直しました。1mあたり100円しなかったと思います。
ワイヤーだとヤスリ効果で格闘した際にクワガタのアゴを削ってしまかと心配で表面が滑らかなピアノ線も試してみましたが、柔軟性が無く不向きでした。
とにかく出来上がったコイツ
500円で5本は作れるので材料費は1本100円。
果たして上手く使えるのか?
そもそもターゲットのヒラタクワガタはいるのか?
コクワでお試しになるのか?
実践(実戦)の結果は次回!