4月2日は「世界自閉症啓発デー」
4月2日~4月8日までは「発達障害啓発週間」となっている!!
では自閉症って一体なんなのだろう?とNETも一応調べたが、ただ画面を眺めているだけでは身に付かない為、役所へ「別件」で行った時の会話の中でさり気なく訊いてみた・・・
でも「スペクトラム症候群やアスペルガー等、人によって違うから一概には一言で答えられないとの事で、理解力の無い私にはどうも要領を得なかった為、ではどうするか?そう考えた時、以前、増上寺で行われた障碍者のアート展(←リンク)を監修していた特定非営利活動法人の「虹色の風」さんが自閉症に特化している事を知り、増上寺以降の活動として(赤坂見附駅から坂を上がって10分~15分ぐらいの所にある)『赤坂区民センター・区民ホール』で行われていた
バリアフリー演劇「ヘレンケラー」と同時開催で「共生のアート展」という展示を開催され、ヘレンケラーの内面を表した展示を表現されようとしていたので行ってみた。
これが内面を表現した作品群だなと塗り重ねられた絵具の重ね具合に、何か迫りくるものがある気がする。
多角的に観られる、感性の鋭い方が観れば観る程、又違った画の観方になるのだろうな・・・。
見知らぬ人の画が飾られている空間ってのも好き。机は26日にキスポートの方が使われたらしく私は初日に行ったので残念ながらその光景は観られなかった。
どんな展示だったのだろう・・・
そして初めて赤坂区民センター・区民ホールへ来る事が出来た。
(何気に来た事というか入った事が無かった)
しかも「劇場併設のホール」まであるなんて、こんな凄い建物があったとは。
更に後日、表参道に程近い青山5丁目の骨董通りから小笠原会館の横を入って、
少し進むと・・・
令和3年に建てられた『港区子ども家庭総合支援センター』がある。
因みに、福祉に詳しい方にここの事を訊いたら児童相談所の事を業界では『児相』と略し様々な施設の職員同士が仕事をし合うとの事(←どんな業界にでも、私達の知らない事や用語が沢山あるのだな・・・もっと「学ぼう」)。
え?、これ全部マスキングテープで出来ているの!!!??
ここは子供達について、わからないこと・こまったこと・等を相談し区の様々な施設へ紹介や繋ぐ事も出来る、児童館や集会場所・サロンを大きくしたような職員の居る建物施設で、区民が登録をし、
(子供支援に何かしら関わられている方や、区民が利用出来るシステムなので、そこだけは要注意)
施設に併設をされたカフェ等を利用したり、情報交換や職員と相談を出来たり子供を遊ばせておくことが出来る場所。
大門・浜松町にあるエコプラザ(←リンク)みたく、区と提携をしている西東京の区民の森などの場所から間伐材等を運んできて作られた館内は、ナチュラルな温かみがあり、子供達や人々をホッとさせてくれる。
ここでも「虹色の風」さんの展示が1F・2Fにあり、いくつもの作品を周期的に、(搬入搬出を丁寧に行い)、展示の入れ替えを行っているとの事。
障碍者(やその周囲の方々)にとって、自身の作品が飾られる事・又は表現出来る事は自信にも繋がる気がする。
(凄い!、膨大な数の人なのにそれぞれに名前が描かれており、それぞれに名前があるって、人を尊重しているって事だよな・・・コチラではテーマが決まっていた赤坂区民ホールとは又違い、より様々な画の種類(や方向性)が壁を飾っており、自閉症と一括りにされているが本当に状況は千差万別なのだなという事が明確に認識を出来る・・・まさに障碍は個性だ・・・)
自身の作品を飾るという事は、先ず自信にも繋がる、何かの本に「初めから出来ないと思っていたら、何も出来ない」という言葉もある、勿論「足が無い人に走れと言うのか」と言う言葉もあるので、その人、その人にあった「進み方」・「生き方」・「過ごし方」を共生をしながら尊重を出来る事が大切となってもくる。
それは障碍者も健常者も変わらないのではないだろうか・・・
(同じ赤い血が流れているのだし、叩かれれば私だって痛い事も同じ・・・)
それこそ「虹色の風」さんが赤坂の展示で書いていた障害は個性の一部という事に『繋がっている』のではないだろうか。
最後に『港区子ども家庭総合支援センター』に併設をされている(今現在の)カフェのメニューを載せておこう
(←これも『共生』)。
ここでは野菜スープが評判との事!!
野菜自体にもアミノ酸を含むグルタミン酸や、解かり易い所でいうとトマトの様に「出汁」ってあるし、
僅かに入っているベーコンのイノシン酸と合わせると旨味の相乗効果が起こるともいう。
味もさることながら、やはり野菜スープが凄く人気があるという事は、肉食が多い現代、野菜不足の現代人の深刻な問題に対し、人々の需要や関心がある証なのかもしれない・・・
(食べ物だけに限らない事なのかもしれないが、消費・消費で超満腹って逆に疲れるモノな)
この野菜スープ、カフェ自体は17時まで営業をしているが、早い時には13時半には売り切れてしまう場合もあるという。
(又、ランチセットのパンを数種類の他の味のパンへ変える事が出来るという事も人気の秘訣だという)
↓
その時は、超美味しい、みなとワークアクティさんのお菓子もあるので、区役所の「はなみずき」や「ヒューマンプラザ」・「あいはーと」・他etc区の施設で買えない時、是非コチラで味わってみても良いだろう!!
(取り寄せる事も出来るし、マドレーヌやオートミールクッキー等、本当に美味しい!)
それにしてもこういう場所があった事すら他のジャンクニュースに紛れ私達の耳目へは伝わってきていない、これは別に自閉症や障碍に関わる事だけではない問題ではないのだろうか?
最後にもう1度、
4月2日は世界自閉症啓発デー
4月2日~4月8日は発達障害啓発週間
なのだし、これを機に、
・ヘレンケラー
・自閉症
について(少しでも)調べ人や仲間と意見をくみ交わしてみたいとも思う。
多分、いきなり【全部】を詰め込むのではなくホンの少しからでも「理解」を始められたらいいのではないのだろうか・・・
『虹色の風さんによる絵の展示入れ替え後』
後日、虹色の風さんが、画の展示を掛け替えたという事で、港区家庭総合支援センターへ行く機会があったので、その有名な野菜スープを食べる機会を得た為、試してみた。
う、美味い!!、凄いぞ!!、これ・・・
(冗談抜きで凄い、調理師免許にかけても凄いと感じた、これはモノ凄いわ・・・)
シンプルなのに奥深いという両立するこの『均整』の取れたバランス感からくる優しさはなんなのだろうか?
なんだ、この美味しさは・・・
パンも天然酵母を利用し、現在5種類から2つを択べるシステム・・・凄いコダワリだな・・・。
食後『虹色の風』さんの手によって掛け返られた新しい絵をゆっくり観賞・・・
今回よりカラフル且つ深めで明るめで力強い印象を受けた(個人的感想)。
私の知り合いのアーティストさん(←しかも、その人も元飲食業の方で野菜専門なので野菜スープも味見をさせてあげたい)を連れて来たら「共生のアート展」もそうだが、どういう繊細な視点で感想を述べてくれるのか?、感性が豊かな方の感想を訊きたい。
職員さんによると「次は秋に児童虐待防止のイベントを行うのでその時に又『虹色の風さん』と相談をし画の掛け替えやレイアウトを考えて行なう」との事
後日、港区子供相談所センターへ別件で行った時は既に食後だったので、
アクティさんの焼き菓子が付いたセットで紅茶にしたのだが、なんとここでは茶葉が択べるのな・・・
ノンカフェインにしたのだが、ハーブ系はミルクではなかったかな・・・個人的に。
そのままが美味しかった。
ま、本を読みながら次の予定が詰まっていたので30分程度だが久しぶりにユックリ出来た。
※因みに登録者が複数人分のテイクアウトで野菜スープ等を買う事は可能のようだ・・・。
(とにかくここの野菜スープ美味しいから!!)