エコプロダクツ2013「①~エシカルファッション」 | IGS-report

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2013年12月12日~14日、東京ビッグサイトで行われ、天皇・皇后様も来場された「エコプロダクツ2013」を取材してきた。

エコプロダクツ=名前が示すとおり、エコ(環境に良い)製品が集まる展示会だ。

それでは早速、その両陛下も来場されたという会場へ行ってみよう。




先ずは生活に身近な食品メーカー「味の素」のブースへ


確かに商品にエコマークが・・・「本当は様々な認証マークを取得しているのだがあまりマークばかりあると、ゴチャゴチャしてしまいパッケージのデザインが何の製品か解らなくなってしまうから」との事でマークは少な目との事だった。



レンジを使わない自然解凍のレトルト製品


「現在128品種にエコに関するマークを取得しています」との事で、知らず知らずに私達の日常生活の周りにエコ製品が増えているという事に驚かされた。



次は隣のティッシュ製品を扱う会社のブースへ



確かに、箱の右下にエコ関係のマークが明記してある。

「製品をエコにする事で、消費者が購入する値段に反映、つまり上乗せされるものですか?」と尋ねると、

「それはありません、今の世の中は、例えばスーパーなどの店舗でお客様が製品を択ぶ時、環境に良い製品とそうでない製品、同じ値段でどちらを択ぶか?という時、環境に良い製品を択ぶ時代になってきましたから」との答えだった。

なる程、値段は同じでもなんとなく無意識的に環境に良さそうなモノを択ぶ時代に入ってきたのか。という事を教わった。



このトイレットペーパーも、パッケージ以外はエコマークは付いていないが、

①「芯が無い」という所に環境に考慮して開発されている。

②「全体の口径が大きい事で、無駄を省こうとしている」との事だった。




洗剤やシャンプーも詰め替えが便利で環境に良いのはもう一般市民に浸透しているのはなんとなくは感じていた。




ここで「エシカルファッション」についての講演会の時間になったので会場を移動して、講演会場へ。



ここで勉強してきた事は「エシカルファッション」の「エシカル」とは「倫理的・道徳的」という事を表していて、元々はイギリスのブレア元首相が始めたアフリカを支援するエシカル政策に由来する言葉で、その中にフェアトレード(持続的公正な値段での取引・児童労働禁止・環境保護、その他地球規模で起こっている問題に対して解決していこうというリバプールから始まった1つの運動・コーヒー豆やチョコレートの原材料となるカカオ豆等が有名)製品・エシカルファッションが含まれる。

エシカルファッションジャーナリストによると、

昔は、ファッションというと豪華とかカッコイイとかチャラチャラしているとかのイメージがあって、とてもエシカル(=倫理的・道徳的)とは結びつかなかったが、近年、

・「サステナブル」=「持続可能」な物を丁寧に長く使う。

・「職人サンのぬくもりを欲っしている」

・「外見からではなく、内面から美しく」

という消費者の嗜好が強くなってきており、確実にパリ・ミラノコレクションでもそういう方向性に変わり始めているとの事だった。

日本ではデパート等の小売で強く打ち出し始めているとの事。


具体的には、地球に優しいオーガニックコットンを使ったり、自然染料を使う事で化学的染料で地球にダメージを与えない、スニーカーをバラして洋服を作る、上記のフェアトレード・etc・・・など「ラブ&センス」という言葉もあるそうだ。


 有名人やデザイナー・有名ブランドも精力的にエシカルファッションの波に乗りだしているとの事で、映画「ハーリポッター」で有名なハーマイオニー役のイギリスの女優「エマ・ワトソン」という女優もフェアトレード専門店「ピープル ツリー」とコラボレーションし、プロモーションビデオを製作し活動した事は世界的にも結構有名な出来事だったり、他にもパンクロックの女王と呼ばれるようになったデザイナー「ビビアン・ウエストスエット(ヴィヴィアンウエストウッド)」もアフリカ支援では有名だし、

 デザイナーでは三宅一生もエシカルに興味を持ち始めているとの事だったり、ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーの娘ステラ・マッカトニーも今、エシカルファッションでは注目されるデザイナーとして活躍しているという事で、

 有名ブランドでは「アニエスベー」がエイズの支援を行ったり、ボスニアで紛争が起こると全額募金という形でかなり過激に動いているとの事だった。他にもルイビトンもエシカル・ブランドの買収をしてかなり力を入れているし、エルメスやフェンディも金沢の職人と手を組んだりしているとの事だ。


この様にして「エシカル・ファッション」は着実に広がりつつあるとの事だった。


前に記事で書いたが、日本も熊本市が世界で1000番目・アジア初の「フェアトレード都市」として2年前に世界的に認定されたし、その頃は熊本に次いで、名古屋と北海道がフェアトレード都市を目指していると教わったが今はどのぐらい進んでいるのだろう?


エシカル・ファッション・・・堂々と着て、自分がアンテナになれば良いと思う。


あまり長く講演を聞いていると、他のブースを回る時間が無くなるので、エシカルファッションジャーナリストの講演だけを聞いて講演会場を後にした。


(次回の「②~具体的取材」へ続く・・・)