劇団EOEの劇団EOE通信 -6ページ目

あれから4年


皆さん、お早う御座います。
制作部です。

あれから4年。
そんな朝ですね。

劇団EOEも、あの日、大きな痛手を受けました。
そんな中、一ヵ月後に公演を控えていました。

公演を打つべきか、自粛すべきか。
そんな議論もありましたが、当劇団の結論はすぐ出ました。
やれるのであれば、やるべきだと。

そして、迎えた初日。
劇場の席は、かなりの席が空席でした。
旗揚げのころを思い出すような少なさでした。
でも、カーテンコールで頂いた拍手の大きさは
今でも覚えています。
いつものことですが、あの日も、お客様に多大な勇気を頂きました。

あれから4年。

あの時いた役者陣は、もう誰もいません。
でも、劇団EOEは、元気です。
いつもと変わらず、一歩一歩踏みしめていこう。
そんなことを改めて思う朝です。


身体の何処を用いて呼吸するのか、しっかり理解していきます

皆さん、お早う御座います。
制作部です。

昨日は、劇団EOEの発声方法として
日本古来からの考え方に則った発声方法という話をお伝えしました。
今日は、昨日書いた
医学的見地から考えた発声方法という話をご紹介します。

例えば、腹式呼吸という言葉があります。
皆さん、聞いたことある言葉だと思いますが
では、腹式呼吸といえば、どんな呼吸か説明して下さいと言われたら
どんな説明をしますか。


「お腹に空気を入れる」といっても、吸気は肺にしか入りません。
お腹に入ったら大変な事になりますよね。
あるいは、「お腹をぺこぺこさせる」といっても
お腹をぺこぺこさせても肺は動きません。

ちなみに、今、肺という臓器が出てきましたが
肺は、何個あるか分かりますか。
どこにあるか説明できますか。

と、一気に書き並べましたが
こうやって、身体の仕組みを分からずに
発声の練習をやっても非効率的だと劇団EOEでは考えています。

身体のどこに、何があり、どの部分を用いているのか。

そんなことを一つ一つチェックしながらの稽古となります。


勿論そうなってくると、時間はかかります。
でも、ちょっと考えて欲しいのです。

すぐにマスターできるのであれば、誰だって役者になれるのです。
すぐにマスターできない技術を持っているから、プロの役者になのです。

とはいっても、私達だって、出来る限り、時間は短縮したいと思っています。
だからこそ、こうやって、身体の仕組みを理解することで
漠然としたイメージで発声方法をとらえるのではなく
しっかりと理論立てて学んでいきたいのです。

日本人らしい発声方法を勉強しています

今日は早速ですが、
劇団EOEのブレス&ボイストレーニングについて
ご紹介していきたいと思います。

劇団EOEの発声方法は変わっているね
なんていわれることもありますが
私達は特に気にしていません。
実際、当劇団のブレス&ボイストレーニングは
役者以外の方も受講しておりますからね。

でも、何故、そんな意見もあるのかなとふと考えたら
思い当たる節がありました。

それは

日本古来の考え方に則っていること
医学的見地から考えられていること

の二つです。

というのも劇団EOEの発声方法は
古来から日本人が体得してきた身体の使い方に則っています。
そして、日本の古来からの劇場の作り方に対して
響きやすい発声方法を行っています。

日本人として生まれ
日本の舞台に立つからには
やはり、日本人として古来から伝わる発声方法を身につけておきたい

劇団EOEでは、そう考えています。
勿論、とはいっても、それだけでは不十分です。
例えば、劇場によっては、発声方法を変えなければなりません。
あるいは、TVや映画でしたら、発声方法を変えなければなりません。

そのレッスンも勿論行いますが
まず、土台となる「型」として、日本古来の考え方からアプローチしています。

一つの「型」があれば、そこから他の「型」に対応するのは比較的簡単です。
でも、自己流という「型」がない状態では
その現場で求められる、他の「型」に対応するのは時間がかかるでしょう。

だから、私達も、劇団EOEの発声方法がベストだとは思っていません。
でも、一つの「型」をマスターしようと考え
日本古来からの身体の使い方を参考にして発声というのを考えています。