劇団EOEの劇団EOE通信 -12ページ目

呼吸が変われば、運命が変わる

皆さん、こんにちは。
制作部です。
何か、春がちょっと遠くなった天気ですね。


呼吸が変われば、感情が変わる。
感情が変われば、表情が変わる。
表情が変われば、言葉が変わる。
言葉が変われば、考えが変わる。
考えが変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。



いきなりですが、劇団EOEでよく言われる言葉です。

極端な話、板の上についていても
言葉を発していない時間が殆ど。
その間、呼吸と言う芝居をずっと続けなければなりません。

生きることは、息ること。
命とは、いきのうちが語源。

だからこそ、いわつるヴォイトレの際には
その以前のブレストレーニングに時間を費やします。
それは発声のためではなく、
演技と言う板の上で生きるためなんです。

呼吸に関しても、
腹式呼吸と言うのは何であって、
どのように行うべきものかと言うことを
医学書や動画などを見ることによって理解していきます。

こういったものを見ると、
例えば、肺の位置大きさだけでも、
ちゃんと把握していないことを実感します。

そして、それだけではなく
胸式呼吸肩式呼吸についても学んでいきます。
胸式呼吸や肩式呼吸を要求されることも多々ありますから。

やらないと、出来ないは違う

私達は、出来ないというわけにはいきません。
だからこそ、日頃から、ナイフの手入れはしておかなければなりません。
いつ、取り出す状況になるか分かりませんから。

失敗した際には、
ひとつ前、ふたつ前に原因がある。
だから、ひとつ前、ふたつ前を分析して、
解決策を見出し、実践すること。


だからこそ、私達は、日々内省して
そして、不安に陥り、何もせずに、悩むのではなく
そこから、解決策を見出し実践するしかないんです。
私達は、「何か」を生み出すのが、仕事ですから。

どれだけしっかり受け止められるか。

皆さん、こんにちは。
制作部です。

今日の稽古場は、「一部開国」施策第3弾として
中学校の演劇部の子たちとともに稽古を致しました。
その模様は、色々とブログでもお送りしていくと思います。

それで、その稽古でも出たのですが、今日は、こんな話を。

「リアクション」という言葉がありますよね。
リアクションが速いとか、リアクションが大きいとか。
英語で書くと、「reaction」
それで、これを言語学的に見ると、
「re」「action」で分けることが出来ます。

「re」は、再びとか繰り返しという意味ですし、
「action」は、文字通りアクションですよね。
ということは、リアクションというのは
再びアクションをするってことなんです。

例えば、誰かからアクションを貰って、
リアクションしたり、
あるいは、自分の中でアクションがあって、
それを踏まえて、リアクションしたり。
後者の場合は、古文の授業で習った「自発」というヤツです。

つまり、自分の中でも、他者からでもアクションを貰うことで、
リアクションを行うわけです。

大将はよく「芝居はリアクションの連続」といいます。
確かに、芝居というのは、誰かに言われたり、されたりしたことを貰って
あるいは自分の中で自発的に生まれたものを踏まえて
台詞を言ったり、行動をしたりします。

そう考えると、自分から演技をするのではなく、
周りからアクションをいかに素直に貰って
それを素直に、時には、変化球で
リアクションするかにかかっていると思います。

芝居は、発信するだけではダメなんでしょうね。
否、受け止めることがどれだけ大切なことか。
それは、芝居だけではなく、人間としてもそうでしょうし。

まず、どれだけしっかりと受け止められるか。
人間としての器量が問われます。

舞台上で、常に「生きている」ためには


「息=生きる」
「息ることは、生きること。」

早速ですが、稽古場でよく出る言葉の一つです。

例えば、気持ちの良い露天風呂に入れば
自然と身も心もリラックスして、
深く長い呼吸に変わります。

逆に、仕事で極度にストレスがかかると
身も心も緊張して、
短く浅い呼吸に変わります。

そういえば、この時期、受験と言う言葉をよく聞きましたが
受験のときに、人と言う字を書いて大きく飲み込むなんてことを
やられた方もいるかもしれませんが、
あれも、大きく呼吸をして、
身も心も落ち着かせるという行為なのかもしれません。

それだけ、人間の身体と心には
呼吸が密接に繋がっているのです。

それに、どうやって、いい声を出そうと考える前に
舞台の上では、自分が台詞を言わない時間の方が長いのです。
その間、言葉は言っていなくても、呼吸はしているのです。
だから、劇団EOEでは、「発声練習」と呼ばず、「ブレス&ヴォイストレーニング」と呼んでいます。
そして、この「ブレス」は、声を出すための訓練ではなく、
舞台の上で、常に「生きている」ために必要なのです。