今日9月9日は重陽の節句。または菊の節句とも云いまして、
1月1日、3月3日、5月5日、7月7日と同じ五節句の一つです。


昨日の読売新聞の編集手帳で、ある方の川柳から <重陽は何にも立てぬ節句なり>
と云う句が掲載されておりました。

 

つまり1月は門松、3月はひな人形、5月は鯉のぼり、7月は笹竹と
立てるものがあるのに、9月9日だけは杯に菊の花を浮かべ ただ飲んでばかりいる、
と云う事らしいです(笑)

 

この菊花酒、歴史が古く平安時代にはすでにその風習があったそうですね。

節句っていったい何なんだろう?と思って調べてみました。
よく使っておりますが、その由来や意味は あまり考えた事がありませんよね(笑)


陰陽思想では、数字の偶数が「陰」、奇数が「陽」だったそうです。
その陽の中でも、一番大きな数字が「9」
つまり、一番強い「陽」の数字が2つ重なったのが「9月9日」と云う事らしいのです。
だから「重陽」というのですね。

 

「陽」が重なったのだから、めでたい日かと思いましたら・・・
逆に「陽」が強すぎて、不吉な日らしいのです。

その不吉さを払うために、節句があるのだとか。なるほど。

 

後年、陽が重なっているから吉祥と云う考え方になったそうです。
まあ、不吉よりも、吉祥の方がいいですよね。いい日だと考える事にします(笑)
なんにもせよ今日はおめでたい日なのだそうです。

 

 

おめでたいついでに、手前味噌ですが・・・今日9月9日は私と家人の記念日でもあります。
17周年を迎えました(笑)

本来は今日、ホテルに滞在してお祝いの予定でしたが家人の仕事の都合で
1日前倒しに楽しんで参りました(笑)

 

昨年はこの時期、緊急事態宣言が外れていたのでTDLに行って
記念日を迎えましたが今年は予約が取れませんでした。
取れていたとしても、千葉ですし・・・行っていたかどうかはわかりません
行かなかったのではないかと思います。


一昨年は4日前にハワイから帰国をし、直後に始まった『オグリ』のお稽古のために東京に居りましたが
その前年は確かラスベガスから アナハイムのTDLへ行っておりましたか・・・(笑)


うちにとっては記念日とTDLは切っても切れないご縁があり、これも重陽の節句かな?

 

この日が記念日でなかったら、おそらく私の人生の中に「重陽の節句」について
ここまで深く知ろうと云う気持ちなんて、湧いてこなかったと思います(笑)
これも、また巡り合わせのようなものですね。


記念日は1年1年の積み重ねですが、いつまで積み重ねられるものやら・・・。
来年はせめて国内でもいいから旅行に行きたいですね。

 

去年は「16年は一昔」の気分で、ブログを「夢だ夢だ」とこだわって書きましたが、

16年が一昔でしたら、17年はどうなるのでしょうね(笑)

また新しい1年が始まります。

 

この1年は、17年でこんなに一緒にいた1年もないなと思う1年でした。