8月19日、今日は何の日かご存知ですか?


実は毎年この日には、この話題を書いております(笑)

そう バイクの日なのです。

「二輪」草紙なんですから、バイクの日くらいは バイクの事を書かねば。

 

ですが昨日バイクに乗って川口のお魚屋さんまでツーリングに
出掛けてしまいました。

で、今日も乗ろうかな? と思いましたが、昨日とはちょっと体感温度が違い
今日は断念しました。

案の定、昼を待たずに東京は猛烈な暑さとなりましたね。

 

なんかバイクに乗るのも 町走りが危険と云うより 
気温が危険と云う様になって来ました。 変なの・・・?(笑)

 

 

そんな今日なので、今日はちょっとバイクのお話を・・・。


私が中型バイクの免許を取得しましたのが、1994年(平成6年)8月で
年齢的にもだいぶ遅く 42歳の時でした。

 

最初はヤマハのセロー225と云うモデルを新古車で購入しました。

私がバイクを欲しがったのは当時、スーパー歌舞伎のお稽古で
交通の便の悪い 蒲生のお稽古場へ 1か月は通わなくてはならなかった事、
そして8月は「翔の会」や他の勉強会のお稽古に 
猿翁旦那の軽井沢へのお稽古場に 必ず行かなくてはならなかった事など、
趣味半分 仕事半分とどうしても必要だったのです。

 

蒲生へ行くには 私の住んで居る所からですと、4回くらい乗り換えるか、

もしくは一度日比谷辺りまで 逆方向に出る必要がありました。

更に最寄りの駅から遠い!

 

また、当時はまだ軽井沢へは 新幹線も通っておりません

軽井沢のお稽古場へは、他の人たちはみんな自家用車で来ておりました。

幸い土地だけはありましたので 何台来ても駐車場には困りませんでした。
私は自動車の免許は持っておらず、羨ましかったですね(笑)

 

軽井沢では車がないと身動きが取れません コーヒー一杯、飲みに行けないのです。

蒲生のお稽古場でも同じです。

 

セローで埼玉の蒲生へ通うのは何ら支障はありませんでしたが、
高原の軽井沢に行くには 山の上ですから225ccだと、
長距離の高速道路を走るのが どうしてもつらいと云う事がわかって参りました。

 

そこで今度はカワサキのKLE400と云うモデルに買い換えました。
このバイクは2000年に絶版車となったモデルですがその後、
未だに乗っております(笑)

 

400ccのわりには、一見して中型とはわかってもらえないくらい車体も大きく

高速道路も断然楽です。

本当は大型免許にも挑戦したのですが、如何せん この時期
忙しすぎて自動車学校へ通う日程が取れません

 

二輪免許は3ヶ月のうちに取得しないと授業過程が無になってしまうのです。

一度挑戦しましたが、実技で何回か超過してしているうちに、
時間オーバーになってしまい、仕事で行く事もできず
費用も続かなくなり途中断念と云う 苦い経験をしてしまいました。

当然それまでかかった費用もパーです。
大型二輪免許そのものをあきらめてしまいました。

 

大型に乗れない私はこのKLE400と云うモデルは大好きでして、
すごく満足しております。

 

現在の愛車はセローから乗り換えての3台目でして、2台目も同じKLE400でした。

そう、一度手放した同じ型、同じカラーリングのバイクを2005年10月に 
ネットの中古車販売で再度見つけてまた乗っている訳です。


今の愛車は2275kmと云う慣らし運転を終えたくらいの新古車でした(笑)
販売していたのは246号線沿いの秦野あたりのバイク屋さんでしたでしょうか?

 

家人を連れてバイクを引き取りに行って タンデム(二人乗り)で
帰ろうとして走っている途中 ガス欠になってしまい 押しながらスタンドを探した事もいい思い出です。

バイク屋さんではほとんどガソリンが入っていないのです。

 

「5くらいです」と云われましたので、「5リットルくらい」と思っておりましたら、

どうやら「5キロ走るくらいぶん」という意味だったらしく・・・

ガス欠後にその事に気が付いた始末。

「早く云ってよ~」状態(笑)

 

さらに探すときにはガソリンスタンドがなかなかない!(笑) これマーフィーの法則(笑)
登り坂を200キロの車体を押しながら必死にスタンドを探しました。

 

無事に給油も終わり それからは快適に帰路につきましたが・・・。

 

そんなKLE400ですが もう走行距離も4万キロになろうとしております。

このバイクで蒲生のお稽古場はもちろん、徳島から大阪経由でツーリングしたり
帰る途中に浜松城 掛川城などを巡り その後の軽井沢の旦那の所へ行ったりと、
大いに楽しんで居ります。

 

昨年はこのKLE400と歌舞伎座の前でのショットなど
バイク雑誌「モト・ナビ」の100号記念100人の100台の中の一人として
掲載もして頂きました。

 

当時も載せましたが、再掲。

 
5月「女殺油地獄」の寺田倉庫での公演中では獅童さんがこのバイク雑誌
宣伝迄して下さいました(笑)

 

ですが今は近場ばかりで あまり長距離は乗れなくなりましたね。

新古車として手に入れましたが、結構細かい所で 修理したり不具合が出たりと、

もう新車をさらに数台買えるくらい(売っておりませんが・・・)の治療費を払ってます。

結構病弱で困ったヤツですが、手がかかる子ほど可愛い。

 

いつかはこの愛車ともお別れの時が来ると思いますが

それまでは大事に乗って行きたいと思います。

 

もう少し涼しくなったら、ディズニーランドでも眺めに行こうかな。