説明できない激痛、伝わらない苦しみ | ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

多発性骨髄腫になりました。
残された命、楽しくやろう。
窓際だけど負けない!
再々発したけど負けない。


サッカー好き⚽️
釣り好き
お絵かき好き
料理好き
DIY好き

キツイな、骨折の痛み。


常時痛みを抱えて、さらに次の骨折への恐怖を抱き、それにも注意しなけりゃならない。


骨はどこもかしこも弱くなってるから安心感ゼロ。


ひとたび背骨が折れればとんでもない激痛。


折れなくても常時骨痛。とんでもないストレス。


その気の使いようは、例えば睡眠。

ベッドに横になることさえできなくて、毎晩座ってんだか寝転んでんだかわかんない姿勢で目を瞑る。


睡眠薬と鎮痛剤を口に押し込んで眠る。


寝返りなど無し。

背中が汗だくでもどうしようもない。


夜中のトイレも至難。

まず、完全に座り姿勢に座り直さなければならない。

そこまでが一苦労。


腹筋も背筋も使えないから、手足でベッドのヘリを掴んだり突っ張ったり。

変に力が集中してしまったら下手をすると肋骨を折るかもしれない。

手が滑ってしまったら新たに腰が折れてしまう。


ベッドに座れても喜べない。

座っていても腰が痛くて、長くその姿勢を維持できないから。

座っていてさえ何かに掴まる状態。


頃合いを見計らって立ち上がる。

それも一苦労。

よくある勢いつけて「よっこらしょ」は厳禁。


腰と背中に負荷をかけないようにゆっくりじんわりスクワット。


立ち上がれたならば、側にあるモノに掴まりながらそこでようやく歩き始める。


同じ動作を繰り返してトイレで用を足しベッドに戻るまで、ほんとにイライラするが耐えねばならない。


こんな苦しいことを延々と続ける。


体の中では、抗がん剤が頑張ってくれていることをイメージして信じるしかない。


抗がん剤が効き、骨代謝が少しでも健全化することを願いながら。


いつまでこんなことをやってるんだ!

と焦ってはいけない。


これがこの病気の辛いところ。


多分、そばで見てたらイライラしてしょうがないだろうなぁ。


実際、辛いって。